ニセコイ→マジコイ   作:カルマ1515

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巻1巻 第414話 タイコヲ(岐阜県)

2017年 12月4日(月) 14:10

 

岐阜県

 

 

千棘 「そーれっ!」

 

ドンッ ドンッ

 

 

千棘は、

楽しそうに、

 

岐阜県の名物の1つ、

「飛騨(ひだ)の伝統神事(でんとうしんじ)、

起こし太鼓(だいこ)」を、

 

叩いていた。

 

 

楽 「おお……………。

千棘のやつ、

 

まさに、江戸っ子の、美人太鼓打(たいこうち)」、

と言った感じで、

カッコいい……………。」

 

 

客A 「あの金髪のハーフの子、

可愛いだけじゃ無くて、

 

太鼓(たいこ)叩いてる姿、

めっちゃカッコいいな〜〜〜。」

 

客B 「俺、この太鼓(たいこ)が終わったら、

一声、掛けてみよっかな?」

 

 

楽 「……………。」

 

イラッ

 

 

千棘 「ふーう……………。

体が暑くなって来たけど、

楽しいわ〜〜〜。

 

星体技(せいたいぎ)使って、

腕力を強化しようかしら?」

 

ヒョコッ

 

シルフ 「ソレはダメよ、千棘。

あんたは、星体技(せいたいぎ)無しの、

素(す)の基礎体力の腕力ですら、

スゴいんだから、

 

あんたが星体技(ほしたいぎ)で、

腕力強化(わんりょくきょうか)なんかしたら、

太鼓(たいこ)が割れちゃうわ。」

 

 

シルフが星匣(ほしはこ)から出て、

千棘に忠告した。

 

 

千棘 「あっ、そうね……………。

アハハッ。」

 

 

ドコッ ドンッ

 

 

「起こし太鼓(だいこ)」の、

司会の人 「はーい。

 

この組の人の、

「起こし太鼓(だいこ)」は、

 

コレにて終了になりまーす。」

 

 

ワアァァァ……………。

 

パチパチパチ……………。

 

 

観客席から、

歓声(かんせい)と拍手(はくしゅ)が上がった。

 

 

千棘 「ふーう、

楽しかったぁ……………。

 

でも、汗かいたわぁ……………。」

 

客A 「なあ、

あの金髪のハーフの子に、

声かけよーぜ。」

 

客B 「おう、俺も。」

 

 

楽 「……………。」

 

ダッ

 

 

楽は、

「起こし太鼓(だいこ)」の、

舞台から降りて来た千棘の元に、

向かった。

 

 

楽 「千棘、行くぞ。」

 

千棘 「えっ?でも……………。」

 

楽 「良いから、

早く来い。」

 

千棘 「う、うん……………。」

 

 

ダッ

 

 

客A 「何だよあの子、

彼氏いるのかよ。」

 

客B 「なーんだ。」

 

 

「起こし太鼓(だいこ)」の、

舞台から少し離れた、

木の影、

 

 

千棘 「どーしたの、楽?」

 

楽 「いや、

他の男の観客に、

お前が色目で見られるのが、

なんだか嫌でな……………。」

 

千棘 「ああ、なんだ、

そんな事?」

 

楽 「……………。

こんな、汗まみれになって頑張って、

 

やっぱりお前は、

何事も無邪気に楽しんで、

可愛いなぁ……………。」

 

スッ

 

 

千棘 「あっ!」

 

 

楽は、

千棘が着ていた浴衣の、

胸元を開いた。

 

 

楽 「お前のこの綺麗(キレイ)な体(カラダ)は、

俺のモノだ。

 

他の男にやすやすと見せるな、

ハニー。」

 

千棘 「……………。

はい、ごめんなさい。

ダーリン。」

 

 

ダキッ ギュッ

 

 

千棘は、

楽に抱きついた。

 

 

楽 (……………。

今の千棘の体(カラダ)、

 

汗で濡れてて、

あったかくて、

気持ちいいなぁ……………。)

 

 

巻1巻 第414話 完

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