第1巻 第422話 マイミヤ(岐阜県)
2017年 12月4日 13:00
岐阜県
町の通りの観光地
集 「ふんふーん♪」
パシャッ パシャッ
女性A 「……………。
ねえ、あの人さっきから、
私たちを撮ってない?」
女性B 「そうよね………。
最初はただ景色を撮ってるだけかと思ったけど、
私たちが撮られてる気が……………。」
集 「フンフフーン♪。」
パシャッ パシャッ
集は、お構い無しに、
岐阜の町の道中を行く、
女性を撮り続けた。
そして、
その集の背後に……………。
るり 「……………。」
右手にアイスクリームを2つ(自分の分と、彼氏の集の分)を持った、
るりが、
その場から300m〜500m程離れたところにえる、
アイスクリーム屋さんから、
アイスクリームを買い終えて、
彼氏の集のところに戻って来て、
立っていた。
集 「フンフフーン♪
ん?」
ハッ
集は、
振り返ってようやく、
自分の背後に、るりが戻って来たという事に、気付いた。
集 「あっ、るりちゃん……………。」
るり 「集君、あなた……………。
私、言ったわよね?
彼女である私と、
千棘ちゃん以外の女の子を写真で撮ったら、
許さないって……………。」
集 「アッハッハ……………。
嫌だなるりちゃん……………。
俺はただ、景色を……………。」
るり 「そんな、
女の子ばかりが都合良く、
景色に入る訳が無いわよね……………。」
ゴゴゴ……………。
集 「ひいっ!」
るり 「はぁっ!」
バガァンッ!
集 「ギャース!」
るりは、渾身の一撃で、
集のカメラを破壊した。
集 「俺の、愛用の一眼レンズが……………。」
るり 「まったく……………。」
るり (しかし……………。
一条くんと千棘ちゃんも、
「ケンカするほど仲が良い。」、
「ニセモノの恋人」から、
小咲への想いを超えて、
「ホンモノの恋人」になったのよね……………。)
るり クスッ
集 「うう……………。
ん?
どーしたの、るりちゃん。
笑って……………。」
るり 「いや、別に……………。」
るり (まあ、確かに悪く無いわね。
「ケンカするほど仲が良い。」、
恋ってのも……………。)
巻1巻 第422話 完
巻1巻 第423話 ヤウマリ(岐阜県)
2017年 12月4日 13:00
岐阜県
町の通りの観光地
夜内(やうち) 「おーい、橘さん、
ジュース買って来たよ。」
タタッ
万里花 「あっ、ありがとうございますわ、
夜内(やうち)さん。
夜内(やうち)と万里花は、
2人で岐阜巡りをしていた。
夜内(やうち) 「はい。君が欲しがってた、
カルピス」
スッ
夜内(やうち)は、
万里花にカルピスのペットボトルを差し出した。
万里花 「どうも、ありがとうございますわ。」
ゴクゴク……………。
万里花は、
夜内(やうち)から受け取った、
カルピスを飲んだ。
万里花 「しかしあなたも、
楽様には敵いませんが、
中々の紳士ですわね。
喉を乾かしていた私(わたくし)に、
「ジュース買って来てあげるから、
好きなジュースは何?」、と、
訪ねるなんて。」
夜内(やうち) 「なっ?
別に……………、
君が喉(のど)を乾かしていたから、
連れている女の子を、
喉を乾かしたままにしておくなんて、
男の子として、どうかと思っただけだよ。」
カアァァァ……………、
夜内(やうち)は、少し顔を赤くして答えた。
ゼブラ 「どーした、俊介。
顔が赤いぜ?」
ヒョイッ
夜内(やうち) 「なっ、何でもないよ。
てか、ゼブラ。
勝手に、星匣(ほしはこ)から出てこないでよ。」
万里花 「それで、
これから、どちらに行きます?」
夜内(やうち) 「そうだね……………。
あっ、そうだ!
ここ、岐阜県だよね?」
万里花 「はい。
そうですが……………。
それがどうかされたのですか?」
夜内(やうち) 「俺と君は、
「星神(ほしがみ)」でもあるけど、
「受験生」でもあるよね?
なら行かない?
岐阜大学(ぎふだいがく)に。」
万里花 「はい?」
巻1巻 第423話 完