第1巻 第427話 ギフジョ(岐阜県)
2017年 12月4日 16:30
岐阜県
岐阜城、
楽たち一同は、岐阜城に来ていた。
岐阜城、
それは、岐阜県岐阜市の金華山(いなばやま)にあった日本の城である。
楽 「へーー、ここが岐阜城かぁ。」
千棘 「私、考えてみたら、
日本のお城の中に入ったのなんて、
初めてかもしれないわ。」
小咲 「でも、良かったよね。
みんなで岐阜県に来れて、
お城に入るなんていう、思い出も作れて。」
集 「さーて、俺は、
この岐阜城内の写真と写メを、
撮りまくりますか。」
スッ
パシャッ パシャッ
集は、カメラを出して、
城内の写真を撮り始めた。
るり 「……………。
今度は、ちゃんとこのお城の景色を撮ってるみたいね。
まあ、それなら黙認するわ。」
鶫 「日本の城か……………。
西洋城とは違うが、
中々、おつなものだな、蒼也。」
蒼也 「ああ、そうだな……………。」
冬吾 「星物書き(ほしものかき)」として、
俺も舞子くん同様、
この岐阜城の景色を、
カメラに収めて、おかないとな。」
パシャッ パシャッ
万里花 「なかなか、いいお城ですわね。
楽様と他の友人方と、
このようなところに来れて、
良かったですわ。」
楽 「ところで蒼也、
ホントに大丈夫なのか?
この城のどこかに、
この岐阜県での俺の標的の、
野生の星獣(せいじゅう)がいるんだろ?」
蒼也 「ああ、それは大丈夫だ。
さっきも説明した通り、
屋上にいるらしいから、
そこに行かない限り、大丈夫だ。」
楽 「そっか、
それなら大丈夫だな。」
千棘 「でも蒼也くん、
ソレって逆に言えば、
屋上には今日は行けないって事でしょう?
じゃあ、私たちは今から、
このお城のどこを回るの?」
楽 「あっ、そうだよな。」
蒼也 「それには心配いりません、
お嬢。
今から俺が、
お嬢や楽たちを観光に招待する場所は……………。
リス園です。」
楽・千棘 「リス園?」
第1巻 第427話 完
第1巻 第428話 リスエン(岐阜県)
2017年 12月4日 17:00
岐阜県
岐阜城、
城の下にある、「リス園」
千棘 「わーーー。
見てよ楽、こんなにたくさん、
リスがいっぱいいるよー。」
楽 「ああ、ホントだな。」
楽たちは、
蒼也の用意してくれた、
「この北海道での、岐阜県巡り」の、
スケジュールで、
岐阜城の、
城の下にある、「リス園」、
に、来ていた。
冬吾 「なかなか良い場所だね。
しかし、こんなにたくさん、
リスがいると、
なんだか、リス型の星獣(せいじゅう)でも、
出そうだね。」
パシャッ パシャッ
冬吾は、
持参(じさん)のカメラで、
「リス園」と、その塀(へい)の囲いの中にいる、
リスの写真を撮っていた。
蒼也 「……………。
久野くん、
写真を撮るのは君の自由だが、
観光の時くらい、
星獣(せいじゅう)の話は止めないか?
この、「北海道旅行」は、
楽とお嬢の8ヶ月記念と、
楽の「クアトロオーラ・アップ」の修行の仕上げ、
半々なんだ。」
蒼也 「ああ、そうだったね……………。
すまない、久野くん。」
スッ
冬吾は、写真を撮っていたカメラを、
自分の肩にかけてある、
ハンドバッグにしまいながら、
言った。
千棘 「ねーーみんな、
早く中に入ろうよ!」
楽 「待てよ千棘、
まずは受け付けで、入場料を払わなきゃ、
いけないだろ?」
万里花 「まったく、
桐崎さんと来たら、
早とちりなんですから……………。」
「リス園」の、受付の人 「入場料は、
お一人様、500円になりまーす。」
楽 「はい。」
チャリッ
千棘 「入場料でーす。」
楽たち11人は、
入場料1人500円、11人で計5,500円
を払って、
「リス園」に、入場した。
千棘 「わーー、
いっぱい、リスがいる!」
楽たちが入った、「リス園」には、
実に数十匹のリスがいた。
クルミやドングリの木も、
それぞれ、7〜8本ずつくらい、
植えられていて、
リスたちはその木の上で動いている。
楽 「よーしリスたち、
ほら、こっちに……………。」
リスA 「キィッ!」
ズバァッ
リスの1匹は、
手を差し出した楽を、引っ掻いた。
楽 「ほーれ、リスくん。
俺の手のひらに……………。」
リスB ガブリュッ!
また別のリスは、
差し出した楽の手に、噛み付いた。
楽 「やっぱり、ここのリスたちも同じか……………。」
シュンッ……………。
千棘 「あんた、相変わらずの、
動物に嫌われようね……………。
まあ、元気出しなさい。
ダーリン。」
楽 「ああ、ありがとうな。
千棘。」
ヒョイッ
千棘 「あら?」
リスの1匹が、
楽と千棘が立っていた位置から最も近い、
クルミの木を伝って、
千棘の肩に乗って来た。
千棘 「見てよ楽。
この子、かわいい〜〜〜。」
楽 「やれやれ……………。
お前は、俺とは違って、
動物に好かれるなぁ……………。」
千棘 「まあね………。
ん?」
スッ
千棘 「ひゃっ!」
楽 「!」
千棘の肩に乗っていたリスは、
千棘の肩から胸に移動して、
千棘の胸の合間に潜り込もうとした。
リスC 「キィッ キィッ。」
千棘 「ちょっ、やだ………。
胸が、くすぐったい……………。
ひゃう………。」
楽 「コラーー、
止めろ、このリス………。
あっ、」
バリッ
千棘 「きゃっ!」
リスC 「キイィ……………。」
リスは、
千棘が着ていた、青いデニムの上着の下に着ていた、
シャツの部分を、噛みちぎってしまった。
千棘 「やだ……………。」
おかげで、
千棘の胸の谷間が、丸見えになった。
楽 「くっ!」
バッ
千棘 「え?楽?」
パチンッ パチンッ
楽は、
千棘の青いデニムの上着を閉めて、
ボタンを止め出した。
千棘 「……………。
ありがとう、楽。」
楽 「……………。」
スッ
クイッ
千棘 「ひゃっ!」
楽は、
千棘の顎(あご)をつまんで、
顎クイした。
楽 「千棘、お前は俺の彼女だ。
お前の胸は、俺以外には見せるな。
分かったか?」
千棘 「……………。
はい、ダーリン。」
第1巻 第428話 完