ニセコイ→マジコイ   作:カルマ1515

333 / 383
第1巻 第427話 ギフジョ(岐阜県) 第1巻 第428話 リスエン(岐阜県)

第1巻 第427話 ギフジョ(岐阜県)

 

2017年 12月4日 16:30

 

岐阜県

 

岐阜城、

 

 

楽たち一同は、岐阜城に来ていた。

 

 

岐阜城、

それは、岐阜県岐阜市の金華山(いなばやま)にあった日本の城である。

 

 

楽 「へーー、ここが岐阜城かぁ。」

 

千棘 「私、考えてみたら、

日本のお城の中に入ったのなんて、

初めてかもしれないわ。」

 

小咲 「でも、良かったよね。

みんなで岐阜県に来れて、

お城に入るなんていう、思い出も作れて。」

 

集 「さーて、俺は、

この岐阜城内の写真と写メを、

撮りまくりますか。」

 

スッ

 

パシャッ パシャッ

 

 

集は、カメラを出して、

城内の写真を撮り始めた。

 

 

るり 「……………。

今度は、ちゃんとこのお城の景色を撮ってるみたいね。

 

まあ、それなら黙認するわ。」

 

 

鶫 「日本の城か……………。

西洋城とは違うが、

中々、おつなものだな、蒼也。」

 

蒼也 「ああ、そうだな……………。」

 

 

冬吾 「星物書き(ほしものかき)」として、

俺も舞子くん同様、

この岐阜城の景色を、

カメラに収めて、おかないとな。」

 

パシャッ パシャッ

 

 

万里花 「なかなか、いいお城ですわね。

楽様と他の友人方と、

このようなところに来れて、

良かったですわ。」

 

 

楽 「ところで蒼也、

ホントに大丈夫なのか?

 

この城のどこかに、

この岐阜県での俺の標的の、

野生の星獣(せいじゅう)がいるんだろ?」

 

蒼也 「ああ、それは大丈夫だ。

さっきも説明した通り、 

 

屋上にいるらしいから、

そこに行かない限り、大丈夫だ。」

 

楽 「そっか、

それなら大丈夫だな。」

 

千棘 「でも蒼也くん、

ソレって逆に言えば、

屋上には今日は行けないって事でしょう?

 

じゃあ、私たちは今から、

このお城のどこを回るの?」

 

楽 「あっ、そうだよな。」

 

蒼也 「それには心配いりません、

お嬢。

 

今から俺が、

お嬢や楽たちを観光に招待する場所は……………。

リス園です。」

 

 

楽・千棘 「リス園?」

 

 

第1巻 第427話 完

 

 

 

第1巻 第428話 リスエン(岐阜県)

 

2017年 12月4日 17:00

 

岐阜県

 

岐阜城、

城の下にある、「リス園」

 

 

千棘 「わーーー。

見てよ楽、こんなにたくさん、

リスがいっぱいいるよー。」

 

楽 「ああ、ホントだな。」

 

 

楽たちは、

蒼也の用意してくれた、

「この北海道での、岐阜県巡り」の、

スケジュールで、

 

岐阜城の、

城の下にある、「リス園」、

に、来ていた。

 

 

冬吾 「なかなか良い場所だね。

しかし、こんなにたくさん、

リスがいると、

なんだか、リス型の星獣(せいじゅう)でも、

出そうだね。」

 

パシャッ パシャッ

 

 

冬吾は、

持参(じさん)のカメラで、

「リス園」と、その塀(へい)の囲いの中にいる、

リスの写真を撮っていた。

 

 

蒼也 「……………。

久野くん、

写真を撮るのは君の自由だが、

 

観光の時くらい、

星獣(せいじゅう)の話は止めないか?

 

この、「北海道旅行」は、

楽とお嬢の8ヶ月記念と、

楽の「クアトロオーラ・アップ」の修行の仕上げ、

半々なんだ。」

 

 

蒼也 「ああ、そうだったね……………。

すまない、久野くん。」

 

スッ

 

 

冬吾は、写真を撮っていたカメラを、

自分の肩にかけてある、

ハンドバッグにしまいながら、

言った。

 

 

千棘 「ねーーみんな、

早く中に入ろうよ!」

 

楽 「待てよ千棘、

まずは受け付けで、入場料を払わなきゃ、

いけないだろ?」

 

万里花 「まったく、

桐崎さんと来たら、

早とちりなんですから……………。」

 

 

「リス園」の、受付の人 「入場料は、

お一人様、500円になりまーす。」

 

楽 「はい。」

 

チャリッ

 

千棘 「入場料でーす。」

 

 

楽たち11人は、

入場料1人500円、11人で計5,500円

を払って、

 

「リス園」に、入場した。

 

 

千棘 「わーー、

いっぱい、リスがいる!」

 

 

楽たちが入った、「リス園」には、

実に数十匹のリスがいた。

 

クルミやドングリの木も、

それぞれ、7〜8本ずつくらい、

植えられていて、

リスたちはその木の上で動いている。

 

 

楽 「よーしリスたち、

ほら、こっちに……………。」

 

リスA 「キィッ!」

 

ズバァッ

 

 

リスの1匹は、

手を差し出した楽を、引っ掻いた。

 

 

楽 「ほーれ、リスくん。

俺の手のひらに……………。」

 

リスB ガブリュッ!

 

 

また別のリスは、

差し出した楽の手に、噛み付いた。

 

 

楽 「やっぱり、ここのリスたちも同じか……………。」

 

シュンッ……………。

 

 

千棘 「あんた、相変わらずの、

動物に嫌われようね……………。

 

まあ、元気出しなさい。

ダーリン。」

 

楽 「ああ、ありがとうな。

千棘。」

 

ヒョイッ

 

 

千棘 「あら?」

 

 

リスの1匹が、

楽と千棘が立っていた位置から最も近い、

クルミの木を伝って、

千棘の肩に乗って来た。

 

 

千棘 「見てよ楽。

この子、かわいい〜〜〜。」

 

楽 「やれやれ……………。

お前は、俺とは違って、

動物に好かれるなぁ……………。」

 

千棘 「まあね………。

ん?」

 

スッ

 

千棘 「ひゃっ!」

 

楽 「!」

 

 

千棘の肩に乗っていたリスは、

千棘の肩から胸に移動して、

千棘の胸の合間に潜り込もうとした。

 

 

リスC 「キィッ キィッ。」

 

千棘 「ちょっ、やだ………。

胸が、くすぐったい……………。

ひゃう………。」

 

楽 「コラーー、

止めろ、このリス………。

あっ、」

 

 

バリッ

 

 

千棘 「きゃっ!」

 

 

リスC 「キイィ……………。」

 

 

リスは、

千棘が着ていた、青いデニムの上着の下に着ていた、

シャツの部分を、噛みちぎってしまった。

 

 

千棘 「やだ……………。」

 

 

おかげで、

千棘の胸の谷間が、丸見えになった。

 

 

楽 「くっ!」

 

バッ

 

 

千棘 「え?楽?」

 

パチンッ パチンッ

 

 

楽は、

千棘の青いデニムの上着を閉めて、

ボタンを止め出した。

 

 

千棘 「……………。

ありがとう、楽。」

 

楽 「……………。」

 

スッ

 

クイッ

 

 

千棘 「ひゃっ!」

 

 

楽は、

千棘の顎(あご)をつまんで、

顎クイした。

 

 

楽 「千棘、お前は俺の彼女だ。

お前の胸は、俺以外には見せるな。

 

分かったか?」

 

千棘 「……………。

はい、ダーリン。」

 

 

第1巻 第428話 完

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。