2017年 12月4日 20:10
岐阜県
岐阜城のふもとの、
旅館、「どんぐり亭」
1階 談話室
楽 「よーし、行くぜ千棘。」
千棘 「そっちこそ!
ちゃんと、私の動きについて来なさいよ。
ダーリンッ!」
蓮 「……………。
よし、頼むよ小野寺さん。」
小咲 「……………はい。
よろしく、お願いします。」
集 「それじゃあ、
楽と桐崎さんペアVS.(バーサス)、
弥柳くんと小野寺さんペア、
卓球11点マッチ、
レディ……………、ゴー!
蓮 「……………。
頼むよ、バオ。」
バオ 「ああ、「星の光」の放出は、
俺に任せときな。」
ボウッ
蓮は、
バオから受け取った、
茶色い「土星の光」を、
自らの両腕に集めた。
蓮 「行くよ、サーブ!」
スッ
コンッ
バシュウッ
蓮は、
茶色い「土星の光」をまとった、
強烈なサーブを放った。
蒼也 「……………!
弥柳くん、物にあそこまで綺麗(キレイ)に、
自分の「星の光」を、
まとわせれるのか。」
外野から見ていた蒼也は、
蓮に関心した。
コンッ
蓮のサーブが、
楽と千棘の方のコートに入って来た。
楽 「うっし!」
ボウッ
楽は、
自らのオレンジ色の「太陽の光」を、
右腕に込めた。
コンッ
小咲 「きゃっ、
一条君のサーブ、速い……………。」
蓮 「小野寺さん、
ここは俺がレシーブする!」
蒼也 (……………。
確かに楽も、
俺が指導した、「星体技(せいたいぎ)による、基礎体力強化」の、
トレーニングのおかげで、
腕力を向上させるのは、前より大分上手くなっている。
だが……………。
さっきの弥柳君みたいに、
初めて触れる物質に、
自分の「星の光」を、伝道するまではまだ、出来ていない。
弥柳君……………。
「星の光のコントロール」だけなら、
楽より一枚も二枚も上手だ。」
蓮 「ハァッ!」
ボウッ
蓮は更に、自分の右腕に茶色い「土星の光」をまとわせた。
コンッ
ポテポテ……………。
楽 「なっ!?」
蓮はドロップで、楽の球を打ち返して、
点を決めた。
集 「弥柳君、小野寺さんペア、
1点!」
楽 「な、なんでだ?
俺、「星体技(せいたいぎ)で、腕力を強化して打ったのに、
いとも簡単に、返された?」
蓮 「楽、忘れたのかい?
俺の「土星の光」の属性は、
「吸収」、
お前の球の威力を、俺の「土星の光」が完全に「吸収」、したんだよ。
楽 「蓮、お前、
卓球のピンポン球にまで、
「星の光」の特性を反映出来るのか……………。」
千棘 「弥柳君、かなり手強いわね……………。」
蓮 「さあ、次はこっちのサーブだよ。」
ボウッ
スッ
コンッ
蓮は、再び「土星の光」を載せたサーブを放った。
千棘 「……………。
ハァッ!」
ボウッ
コンッ
千棘は、
「月の光」を自らの右腕に込めて、
サーブを放った。
蓮 「えっ?はや……………。」
コンッ
シュウゥゥ……………。
星体技(せいたいぎ)を上乗せした、千棘 棘のサーブは早過ぎて、
小咲はもちろん、蓮すらも、まったく反応出来なかった。
集 「楽と桐崎さんペア、1点!」
蓮 「早過ぎるだろ……………。」
小咲 「千棘ちゃんの球、
はっやーい……………。」
千棘 「私たちは、2人で1チームよ!
さあ、いくわよダーリン!」
楽 「おう、千棘!」
そして、ゲームは進み……………。
集 「ゲーム終了!
11対8で、楽と桐崎さんのチームの勝ち!」
蓮 「ハァハァ……………。
桐崎さん、強過ぎだろ……………。」
千棘 「やったね、楽!」
楽 「おう、千棘。」
パンッ
楽と千棘は、
ハイタッチして、勝利の喜びを、
お互いに讃え合った。
第1巻 第436話 完