ニセコイ→マジコイ   作:カルマ1515

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第1巻 第436話 タッキュ(岐阜県)

2017年 12月4日 20:10

 

岐阜県

 

岐阜城のふもとの、

旅館、「どんぐり亭」

 

1階 談話室

 

 

楽 「よーし、行くぜ千棘。」

 

千棘 「そっちこそ!

ちゃんと、私の動きについて来なさいよ。

ダーリンッ!」

 

蓮 「……………。

よし、頼むよ小野寺さん。」

 

小咲 「……………はい。

よろしく、お願いします。」

 

集 「それじゃあ、

楽と桐崎さんペアVS.(バーサス)、

弥柳くんと小野寺さんペア、

卓球11点マッチ、

レディ……………、ゴー!

 

 

蓮 「……………。

頼むよ、バオ。」

 

バオ 「ああ、「星の光」の放出は、

俺に任せときな。」

 

ボウッ

 

 

蓮は、

バオから受け取った、

茶色い「土星の光」を、

自らの両腕に集めた。

 

 

蓮 「行くよ、サーブ!」

 

スッ

 

コンッ

 

バシュウッ

 

 

蓮は、

茶色い「土星の光」をまとった、

強烈なサーブを放った。

 

 

蒼也 「……………!

弥柳くん、物にあそこまで綺麗(キレイ)に、

自分の「星の光」を、

まとわせれるのか。」

 

 

外野から見ていた蒼也は、

蓮に関心した。

 

 

コンッ

 

 

蓮のサーブが、

楽と千棘の方のコートに入って来た。

 

 

楽 「うっし!」

 

ボウッ

 

 

楽は、

自らのオレンジ色の「太陽の光」を、

右腕に込めた。

 

 

コンッ

 

 

小咲 「きゃっ、

一条君のサーブ、速い……………。」

 

蓮 「小野寺さん、

ここは俺がレシーブする!」

 

 

蒼也 (……………。

確かに楽も、

俺が指導した、「星体技(せいたいぎ)による、基礎体力強化」の、

トレーニングのおかげで、

腕力を向上させるのは、前より大分上手くなっている。

 

だが……………。

さっきの弥柳君みたいに、

初めて触れる物質に、

自分の「星の光」を、伝道するまではまだ、出来ていない。

 

弥柳君……………。

「星の光のコントロール」だけなら、

楽より一枚も二枚も上手だ。」

 

 

蓮 「ハァッ!」

 

ボウッ

 

 

蓮は更に、自分の右腕に茶色い「土星の光」をまとわせた。

 

 

コンッ 

 

ポテポテ……………。

 

 

楽 「なっ!?」

 

 

蓮はドロップで、楽の球を打ち返して、

点を決めた。

 

 

集 「弥柳君、小野寺さんペア、

1点!」

 

 

楽 「な、なんでだ?

俺、「星体技(せいたいぎ)で、腕力を強化して打ったのに、

いとも簡単に、返された?」

 

蓮 「楽、忘れたのかい?

俺の「土星の光」の属性は、

「吸収」、

 

お前の球の威力を、俺の「土星の光」が完全に「吸収」、したんだよ。

 

 

楽 「蓮、お前、

卓球のピンポン球にまで、

「星の光」の特性を反映出来るのか……………。」

 

千棘 「弥柳君、かなり手強いわね……………。」

 

 

蓮 「さあ、次はこっちのサーブだよ。」

 

ボウッ

 

スッ

 

コンッ

 

 

蓮は、再び「土星の光」を載せたサーブを放った。

 

 

千棘 「……………。

ハァッ!」

 

ボウッ

 

コンッ

 

 

千棘は、

「月の光」を自らの右腕に込めて、

サーブを放った。

 

 

蓮 「えっ?はや……………。」

 

コンッ

 

シュウゥゥ……………。

 

 

星体技(せいたいぎ)を上乗せした、千棘 棘のサーブは早過ぎて、

小咲はもちろん、蓮すらも、まったく反応出来なかった。

 

 

集 「楽と桐崎さんペア、1点!」

 

 

蓮 「早過ぎるだろ……………。」

 

小咲 「千棘ちゃんの球、

はっやーい……………。」

 

 

千棘 「私たちは、2人で1チームよ!

さあ、いくわよダーリン!」

 

楽 「おう、千棘!」

 

 

そして、ゲームは進み……………。

 

 

集 「ゲーム終了!

11対8で、楽と桐崎さんのチームの勝ち!」

 

 

蓮 「ハァハァ……………。

桐崎さん、強過ぎだろ……………。」

 

 

千棘 「やったね、楽!」

 

楽 「おう、千棘。」

 

パンッ

 

 

楽と千棘は、

ハイタッチして、勝利の喜びを、

お互いに讃え合った。

 

 

第1巻 第436話 完

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