ニセコイ→マジコイ   作:カルマ1515

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第1巻 第437話 マクラヲ(岐阜県) 第1巻 第438話 フトンデ(岐阜県)

第1巻 第437話 マクラヲ(岐阜県)

 

2017年 12月4日 21:00

 

岐阜県

 

岐阜城のふもとの、

旅館、「どんぐり亭」

 

1階、「ウグイスの間」

 

 

麻生さん 「さーて、

一条様ご一行、そろそろ就寝時間でーす。」

 

楽たち一同 「はーい。」

 

 

温泉での入浴と、談話室での卓球を終えた楽たちは、

そろそろ就寝時間が近付いていた。

 

 

楽 「楽しかったな〜〜〜、この旅館。」

 

集 「ああ。

夕飯に、温泉に、卓球に、

サイコーの旅館だったぜ。」

 

千棘 「さーて、そろそろ寝ましょうかしら?」

 

万里花 「ええ、もうそういう時間ですわね。

でも、桐崎さん、その前に……………。」

 

千棘 「?」

 

ポフッ

 

千棘 「きゃっ?」

 

 

万里花は、千棘に枕(マクラ)を投げた。

 

 

千棘 「い、いきなり何するのよ、

万里花?」

 

万里花 「それはこっちのセリフばい!

あんた、よくも温泉でウチのお尻を……………。」

 

千棘 「え?まだ根に持ってたの、

あんた?」

 

万里花 「当たり前ばい!

ウチのお尻は、触られるなら、

らっくんと決めてたのに……………。

 

よくも……………。」

 

バフッ

 

バフッ

 

 

万里花は、更に千棘に枕(マクラ)を投げた。

 

 

千棘 「やったわね〜〜〜。

お返しよーー!」

 

バフッ

 

バフッ

 

 

千棘は、万里花に枕(マクラ)を投げ返した。

 

 

楽 「あーもう、またかよ〜〜〜。

また女子達の、枕投げが始まっちまったじゃねーか……………。」

 

 

小咲 「や、やめなよ……………。

千棘ちゃん、万里花ちゃん〜〜〜。」

 

るり 「やれやれ……………。」

 

鶫 「……………。

助太刀いたします、お嬢。」

 

バフッ

 

バフッ

 

 

鶫は、千棘に加勢して、

万里花に枕(マクラ)を投げた。

 

 

万里花 「鶫さん、あなたもやりますか……………。

負けませんわよ……………。」

 

バフッ

 

バフッ

 

 

楽 「おい、お前らほどほどに……………。」

 

 

そして、約30分後……………。

 

 

ガラッ

 

麻生さん 「みなさん、どうしたんですか?

さっきから、何かを投げるような音が聞こえ……………え?」

 

 

グッタリ……………。

 

 

部屋のふすまを開けた麻生さんが見たのは、

たくさんの散らばった枕(マクラ)と、

グッタリした千棘達だった。

 

 

麻生さん 「な、何があったんですか?」

 

千棘 「ま、万里花……………。

あんたには、負けないからね……………。」

 

 

第1巻 第437話 完

 

 

 

第1巻 第438話 フトンデ(岐阜県)

 

2017年 12月4日 22:00

 

岐阜県

 

岐阜城のふもとの、

旅館、「どんぐり亭」

 

 

「ウグイスの間」

 

 

楽 「ふわ〜〜あっ。

今日はホントに、色々あったなぁ……………。

 

まさか、千棘達が枕(マクラ)投げまで始めちまうとは……………。」

 

 

楽たちは、

千棘と万里花が起こした、

「枕(マクラ)投げ」も収まり、

11人それぞれの、布団(ふとん)に入っていた。

 

 

楽 「ホンっと、コイツは、

我が彼女ながら、おてんばだよな……………。」

 

チラッ

 

千棘 「スースー……………。」

 

 

楽は、

自分の隣の布団(ふとん)の中で、

寝ている千棘を見て言った。

 

 

楽 「……………。

しっかし、千棘はやっぱり、

寝顔も可愛いなぁ……………。」

 

千棘 「スースー……………。」

 

 

千棘は目をつぶり、

無邪気な寝顔で寝ていた。

 

 

楽 「まるで……………天使みたいだ……………。」

 

千棘 「うーん、楽……………。」

 

楽 「!」

 

 

千棘は、寝言を呟き出した。

 

 

千棘 「楽〜〜〜。

この岐阜での戦いも、頑張ってね。

優しくって、いっつもこんなワガママな私に付き合ってくれて、私を守ってくれるダーリン……………。

だーいすきっ。

万里花にはあげない……………。」

 

ムニャムニャ……………。

 

 

楽 「千棘のやつ、

なんつー寝言を……………。

 

いや、スッゲー嬉しいけど……………。」

 

 

千棘 「うーん、楽……………。

万里花にはあげたく無い。

 

あっ、そうだ。

楽に私の体、あげる。

 

昼間の車の中での、

続き、やろーよ……………。」

 

楽 「!」

 

 

千棘 「……………。」

 

スッ

 

バッ

 

 

千棘は、

寝ているまま、着ていた浴衣(ゆかた)の、

胸の部分を自分で開いて、

千棘の豊満な胸が、

もう少しで、完全に見えてしまいそうだ。

 

 

楽 「おい!

やめろって、千棘!

誰かが起きたら、見られるぞ!」

 

バッ

 

ガジッ

 

スッ

 

 

楽は、自分の布団(フトン)から出て、

千棘の浴衣(ゆかた)を、戻した。

 

 

楽 「あーもう……………。

昼間の太鼓の時と違って、

下着も付けて無いじゃねーかよ……………。

寝巻きだからだ……………。」

 

千棘 「楽ぅ〜〜〜。」

 

ダキッ

 

楽 「!」

 

 

千棘は、楽に抱きついて来た。

 

 

千棘 「楽、車での続きやろ〜よ〜〜〜。

私の体(カラダ)、楽にだったら、

食べられちゃってもいいよ〜〜〜。」

 

楽 「バカ!

お前、なんて夢見てんだ。

 

みんなもいる前で、

そんな事できるわけねーだろ……………。」

 

千棘 「うう……………楽……………。」

 

バッ

 

 

楽は、

千棘の寝巻きの浴衣(ゆかた)を元に戻して、

千棘の布団(ふとん)に戻した。

 

 

千棘 「うぅ……………。

楽のイジワル……………。」

 

楽 「ったく……………。」

 

グイッ

 

 

千棘は、

両足を折り曲げて、お尻を楽のほうに突き出した。

 

 

楽 ポッ

 

 

楽は、

突き出した千棘のお尻に、

頬(ほお)を赤らめた。

 

 

楽 「……………ったく。

俺に体(カラダ)をイジって貰いたいなら、

 

寝言じゃ無くて、

昼間に2人きりの時に、堂々と言えよな。」

 

パンッ

 

 

千棘 「ひゃう……………。」

 

 

楽は、

両足を折り曲げて突き出した、

千棘のお尻を平手で叩いた。

 

 

千棘 「うーん……………。

楽……………。」

 

楽 「……………。

でも、可愛いな……………。」

 

 

第1巻 第438話 完

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