ニセコイ→マジコイ   作:カルマ1515

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第1巻 第440話 オクジョ(岐阜県)

2017年 12月5日(火) 9:00

 

岐阜県

 

岐阜城

 

 

楽 「……………。

ついに来たな、この時が。」

 

蒼也 「ああ、初戦だ。

楽、油断せずに行けよ。」

 

 

楽たち、「ハチノス」のメンバー8人+(プラス)、

小咲、集、るりの、

凡矢高時代のいつものメンバー、

計11人は、

 

楽のこの岐阜県での標的の、「野生の星獣」を仕留める為に、

岐阜城に来ていた。

 

 

蒼也 「あ、その前に楽、

この人の話を聞いてくれ。」

 

楽 「え?」

 

? 「どうも、はじめまして。

「ハチノス」の一条くん。」

 

 

蒼也が楽の前に連れて来た、

その男性は、40代後半から50歳ほどの外見年齢で、

頭には、黒い帽子を被っていた。

 

 

? 「私が、君たちが昨夜泊まった、

「どんぐり亭」の館長の、麻生(あそう)の夫の、麻生 宗次郎(あそう そうじろう)です。」

 

ペコリッ

 

 

麻生氏は、楽にお辞儀をした。

 

 

楽 「あなたが……………。

麻生さんの旦那さん……………。」

 

麻生 「はい。

双神君から、聞いてるかもしれませんが、

私はこの岐阜城の、観光の経営を任されていまして、

 

最近、岐阜城の屋上、天守閣に、

野生の星獣(せいじゅう)が、

出るようになったんです。」

 

千棘 「え?おじさん、

星獣(せいじゅう)が見えるの?」

 

麻生 「はい。

私も妻も、

君らのように、星獣と契約して戦うほどの力は無いけど、

 

目で見るくらいの力はあります。」

 

楽 「なるほど……………。

で、麻生さん、

そいつは、どんな星獣なんだ?」

 

麻生 「はい。

それが、ここ1ヶ月ほど、

この岐阜城の屋根裏に巣食ってる、

バッタみたいなやつでして。」

 

楽 「バッタ?」

 

蒼也 「ああ、俺もそこまでは話を聞いた。

 

そいつは多分、「木星バッタ」、

だろう。」

 

楽 「「木星バッタ」?」

 

蒼也 「ああ。

木星属性の星獣(せいじゅう)で、

 

最大の特徴は、

バッタ特有のジャンプ力に加えて、

何より……………素早い。」

 

千棘 「スピード自慢の星獣(せいじゅう)って事?

蒼也君。」

 

蒼也 「はい、お嬢。

木星属性の星獣は、

植物型と昆虫型が大半ですが、

 

植物型と昆虫型の、決定的な違いは、

昆虫型は植物型より、

遥かに素早くて、攻撃を当てづらいんです。」

 

蓮 「まあ、虫がモデルだしな……………。」

 

冬吾 「「星物書き(ほしものかき)」の、

星獣のデータにもある、

 

木星属性の星獣(せいじゅう)の基本だな。」

 

 

蒼也 「そう。

だから単純に、

力はあまり無いが、攻撃が当てづらい。」

 

楽 「そんなやつが相手かぁ……………。

でも、負けないぜ俺は!」

 

蒼也 「……………。

そうか。

よし、楽。

この岐阜城の、屋上の天守閣に行くよ。」

 

楽 「おう!」

 

 

第1巻 第440話 完

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