ニセコイ→マジコイ   作:カルマ1515

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第1巻 第39話 イバラノ

パーティーは大体終わり、千棘は一旦久し振りの自分の部屋に戻っていた

 

千棘 「ふーー久し振りね、この部屋も。」

 

 

千棘は鏡の前に座って、楽から貰った薔薇のペンダントを付けてみた

 

千棘 「わぁ〜、かわいい………これからは毎日付けてLABに行こう。」

 

千棘 (楽、私との関係をそんなに真剣に大事に考えてくれてたんだ…改めて嬉しいな。)

 

千棘 ハッ

 

千棘は楽からのプレゼントが嬉しくてそっちで頭が一杯だったが、蒼也から貰った華からのプレゼントの方に目をやった

 

千棘 「そういやあコレ、何だったんだろう………?」

 

ガサッ

 

千棘は手紙の封を開けた

 

「千棘へ、19歳おめでとう。あの坊やと本当の恋人になったそうね。

スミレの基礎カリキュラムをたった8ヶ月で終えたのもスミレから聞いたわ。

コレはあなたがその歳になり、自分の道と恋を見つけたから渡しておくわ。

必要になったら使いなさい。

 

華より」

 

千棘 「必要になったら………?一体なんだろう?」

 

ガサッ

 

千棘は色紙に包まれた細長い箱の方も開けた

 

千棘 「!え?これって………」

 

ドーン!

 

千棘 「!何?」

 

部屋の外から、爆発音の様な音が響いた

 

プルルルル……

 

千棘 「?鶫からだ、何だろう?」

 

ガチャッ

 

千棘 「もしもし鶫?なんなのさっきの音?」

 

鶫 「お嬢!大変です!屋敷内に星獣が現れました!」

 

千棘 「え?でも……屋敷の警備は?」

 

鶫 「それが、今回の星獣は特別センサーに引っかかりにくいタイプでして……とにかく、1人は危険です。会場に来て下さい!」

 

千棘 「分かったわ!」

 

 

千棘は大急ぎでパーティー会場に戻った

 

千棘 「ハァ、ハァ………あっ、つぐみ………何コレ?」

 

千棘が戻って来た時には、会場内は無数のイバラの様なモノが生えて、それがギャングを襲っていた

 

ドン ドン!

 

ギャングA 「くそーー!このツタ一体何本あるんだ?」

 

ギャングB 「ダメだ!撃っても切ってもまた生えて来やがる!」

 

鶫 「あ!お嬢、良かったご無事で。」

 

千棘 「つぐみ、何なのこの緑色に光ったツタ?」

 

鶫 「コレが星獣です。木星属性の。」

 

千棘 「え?星獣って、動物の姿をしてるのばっかじゃないの?」

 

鶫 「大多数がそうですが、木星属性だけは少し違います。

木星属性の星獣は植物や昆虫の姿をしたものが沢山います。

 

加えて快楽の感情をエサにしているので、おそらくこのお嬢の誕生パーティーに集まるビーハイブのみなの歓喜の感情に吊られてきたのでしょう。」

 

千棘 「そんな事が………」

 

つぐみ 「植物の星獣なので明確な意思も無いので、ビーハイブの生体センサーには反応せずに潜り込めたのでしょう。

お嬢、とにかく下がってて下さい!」

 

ザッ

 

クロード 「よし行け。誠士朗、蒼也。

あと一条楽、貴様なの力も一度見よう。

いい機会だ。」

 

楽 「あんたは戦わねーのか?あんたも星神なんだろ?」

 

クロード 「このレベルの星獣も倒せない奴に、お嬢を任せる気は無い。」

 

楽 「あーそうかよ、分かったよ!」

 

楽 「九愛太陽(きゅうあいたいよう) レオン」

 

鶫 「金星機械王(きんせいきかいおう) メガオン」

 

蒼也 「海王霧梟(かいおうむきょう) ブウロ」

 

シュンッ シュンッ シュンッ

 

楽、鶫、蒼也の星匣から、それぞれレオン、メガオン 、ブウロが現れた。

 

蒼也 「さて、俺はこの肩でどこまで行けるか………」

 

第39話 完

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