第1巻 第451話 ラクチト(静岡県)
2017年 12月6日(水) 9:00
静岡県
「リンゴ狩りの森」
楽 「ここが、「リンゴ狩りの森」かぁ……………。」
千棘 「楽、このバスケットに、
採ったリンゴを入れれば良いの?」
楽と千棘は、
「あおりんご旅館」から、
500m〜1kmほど離れた、
「リンゴ狩りの森」、に来ていた。
「リンゴ狩りの森」、
ソレは、大きな公園ほどの面積で、
数十本のリンゴの木がある。
楽 「まあ、こんだけ動きやすい服装なら、
大丈夫だろう。」
千棘 「そうね……………。」
楽は、赤いボーダーの服に、
黒い上着、
千棘は、赤い上着に、
下は青いジーンズを履いて来ていた。
楽 「さーて、リンゴを取るか。」
千棘 「あっ、ちょっと待って楽、
その前に……………。」
楽 「ん?」
千棘 「……………。」
グッ
ボウッ
千棘は、「リンゴの木」の内、1本の前に立ち、
拳を握りしめて、
銀色の、「月の光」を、
自らの右腕に込めた。
楽 「ちょっと待てよ、
千棘お前まさか……………。」
千棘 「ハァッ!」
ドーンッ
ポタポタ……………。
千棘は、
「星体技(せいたいぎ)」で強化したパンチで、リンゴの木を殴り、
リンゴを落とした。
楽 「やっぱりか……………。」
千棘 「こっちの方が、
手っ取り早いじゃない。」
楽 「まあ、ソレもそうだけどな……………。」
千棘 「よーし。
リンゴを拾うわよ、楽。」
楽 「おう。」
千棘 「よいしょっと。」
グイッ
楽 「!」
千棘は、地面に落ちたリンゴを拾おうとして、
腰を曲げて、ハイハイの姿勢になったので、
青いジーンズに食い込んだお尻が、
楽の目前に広がった。
千棘 「ん?どーしたの、楽。」
楽 「いや、別に……………。」
千棘 「あっ、分かった。
また、私のお尻を見て、
興奮してるんでしょ。」
楽 「ち、ちげーよ!」
千棘 「昨夜の車内でも言ったけど、
あんたは私の彼氏だから、
私の胸もお尻もあんたのもの、
触ってもいいのよ?」
スッ
千棘は、
右手で自分のお尻の割れ目を触りながら言った。
楽 「……………。
ったく、アホかお前は。」
スッ
パンッ
千棘 「ひゃっ!」
楽は、
千棘のお尻を平手で叩いた。
千棘 「もう、楽のえっち……………。」
第1巻 第451話 完
第1巻 第452話 レンコサ(静岡県)
2017年 12月6日(水) 9:00
静岡県
「リンゴ狩りの森」
小咲 「弥柳君、私の方は準備が出来たよ。」
蓮 「おう。よし、じゃあそろそろ、
「リンゴ狩り」を始めるか。」
小咲と蓮のペアは、
楽と千棘から少し離れたところで、
リンゴ狩り」を始めようとしていた。
ガジッ
プチッ
蓮 「……………。
なかなか良い色付きだな。
こりゃ、アップルパイにすると、
美味そうだ。」
蓮は、
リンゴの1つを、手に取って品定めした。
小咲 「弥柳君、やっぱりすごいね、
リンゴが、どれが良くて、どれがまだ獲っちゃ駄目(ダメ)か、
大体わかるの?」
蓮 「まあな。
果物(くだもの)はリンゴに限らず、
和菓子、洋菓子の両方の材料によく使われるからな。
俺は、リンゴに限らず、
大体の果物が、熟していて収穫時(しゅうかくどき)かどうか、
大体、分かる。」
小咲 「なるほど……………。
流石(さすが)、弥柳君!」
蓮 「小野寺さん、
俺が品定めするから、
あんたは、俺が品定めして、熟していると分かったやつだけ、獲ってくれ。」
小咲 「……………。
分かりました。」
スッ
蓮 「……………。
よし、まずはこの木から行くか。」
蓮は、
「リンゴの木」のうち、1本に手を置いて、
言った。
蓮 「バオ、頼むよ。」
ヒュンッ
バオ 「ああ。
「星の光」の供給だろ?
任せとけ、蓮。」
バオは、蓮の星箱(ほしはこ)から実体化して言った。
蓮 「ハァッ!」
ボウッ
蓮は、星体技(せいたいぎ)を発動して、
自分の両手両足に茶色い、「土星の光」を込めた。
小咲 「え?
弥柳君とバオちゃん、何をするの……………?」
蓮 「よっと!」
ガジッ
ガッ
ガッ
蓮は、「星体技(せいたいぎ)」で強化した、
両手両足の筋力で、
「リンゴの木」を、登り始めた。
スタッ
蓮 「……………。
まあ、ここらへんで良いかな。」
蓮は、
やや太めの木の幹に登った。
ガッ
ガッ
蓮 「……………。
まあ、コレとコレはもう熟してるな。」
蓮は、
自分が熟したと判断したリンゴを、
2つ手に取って言った。
蓮 「……………。
小野寺さん、この2つはOKだ。」
スッ スッ
ヒュンッ ヒュンッ
蓮は、その2つのリンゴを、
自分の下の地面にいる小咲に投げた。
パシッ パシッ
小咲 「わっ、とっ……………。」
小咲は、
何とかその2つのリンゴをキャッチした。
小咲 「なるほど……………。
ああやって、木に登って、
リンゴを近くで品定めするんだ。
流石(さすが)、弥柳君……………。」
蓮 「……………。
よーし、コレもOKだな。」
スッ
蓮は再び、リンゴを1つ、
小咲に投げた。
小咲 「わっ、とっ……………。」
プルンッ
蓮 「!」
小咲は、
そのリンゴをキャッチし損ねて、
胸の谷間に、リンゴが挟まってしまった。
蓮 「あっ。わ、悪りぃ……………。」
小咲 「あっ、良いんです。
キャッチし損ねた、私も悪いし……………。」
第1巻 第452話 完