第1巻 第461話 カンコウ(静岡県)
2017年 12月6日(水) 14:00
静岡県
富士山のふもとの旅館、
「あおりんご旅館」、
入り口前、
蒼也 「さーて。みなさん、
午前中のリンゴ狩りと、昼食と、
部屋割りも終わったので、
今日の午後からは、団体行動になりまーす。」
楽たち一同 「はーい。」
集 「それでよ楽、まずはどこに行く?」
楽 「そうだな、まずは……………。」
第1巻 第461話 完
第1巻 第462話 カラオケ(静岡県)
2017年 12月6日(水) 15:00
静岡県
カラオケ店 Ban Ban(バンバン) 静岡駅前店
楽 「あった。
やっぱり静岡県にもあったな。
カラオケ 店だ!」
千棘 「別に良いけど、ダーリン。
なんで、わざわざ静岡まで来て、
カラオケ なのよ?」
楽 「ん?ああ、実はな。
少し歌いたい曲があってな……………。」
千棘 「……………?」
蒼也 「まあ、良いでは無いですかお嬢。
今回の「北海道旅行」の主役は、
楽とお嬢ですし、
その楽が行きたいと言っているんですから。」
集 「よーし、みんな。
とにかく、入ろうぜ。」
楽たち一同 「おーう。」
ガチャ
楽たち一同は、
「カラオケBan Ban(バンバン) 静岡駅前店」の、扉を開けて、
店内に入った。
楽 「人数は11人、時間はフリータイムでお願いしまーす。」
楽は、
会計の店員に、人数と時間を話した。
店員さん 「11人様ですか……………。
結構、大人数ですね。
それなら、15号室になります。」
スッ
店員さんは、
楽にマイクとコップと時間表が入っている、
小さなカラオケ用の箱を渡した。
楽 「ありがとう、ございます。」
スッ
楽はその、
小さなカラオケ用の箱を、店員さんから受け取った。
楽 「よしみんな、行こうぜ。」
集 「おうよ。」
るり 「このメンバーでカラオケなんて、
久しぶりね。」
小咲 「うん、そーだね。
楽しみだね。」
冬吾 「俺は楽とは、
凡矢理大の帰り道にカラオケはよく行くけど、
このメンバーとは初めてだね。」
蓮 「俺もだ。」
夜内(やうち) 「俺もだよ。」
スタスタ……………。
こうして楽たち一同は、
15号室へと歩いて行き……………。
スタッ
楽 「ここだな。」
楽たち一同は、
「15号室」の前に、たどり着いた。
ガチャ
楽 「さあ、みんな入ってくれ。」
楽は、
「15号室」の扉を開けた。
冬吾 「へぇーーー、なかなか良い部屋だね。」
「15号室」は、
机が2連に繋がった、
ソファーも四方に配置された、
なかなか広い部屋だった。
千棘 「で、誰から歌うの?」
万里花 「あっ、私(わたくし)からでいいですか?」
スッ
万里花は、手を上げた。
楽 「ああ、いいぜ橘。
ほれ。」
スッ
楽は、
万里花にマイクを差し出した。
万里花 「ありがとうございますは、楽様。」
ピッ
万里花は、曲のリモコンで、
自分が歌う曲を入れた。
万里花 「伝えたくて〜〜伝わらなくて〜〜時には素直になれずに〜〜。」
楽 (おっ、万里花のOne Love(ワンラブ)だな?)
万里花 「百年先も〜〜愛を誓うよ〜〜。
君は僕のすーべてさ〜〜。
信じ〜〜ている。
ただ信じてる〜〜同じ、明日約束しそう〜〜。」
ワアァァァ……………。
パチパチパチ……………。
千棘 「……………。
お疲れ様、万里花。」
万里花 「どうですか、桐崎さん?
私(わたくし)のラブソングは?
もちろん……………楽様への。」
千棘 「あー、はいはい……………。」
楽 「で、次は誰が歌う?」
夜内(やうち) 「あっ次、俺が歌ってもいい?」
楽 「?夜内(やうち)くんが?
まあ、良いけど……………。」
スッ
楽は、
夜内(やうち)にマイクを差し出した。
夜内(やうち) 「通り雨がちーかづく、
町の〜〜匂いは〜〜切なーくーて〜〜。」
楽 「おっ、嵐の「Every thing」か。」
万里花 「まあ……………。」
夜内(やうち) 「アスファルトにの〜こした〜〜。
影は〜〜いつもと、違って見えた〜〜。」
千棘 (夜内(やうち)君って、
意外と歌が上手いんだね。
知らなかった……………。)
夜内 「走ーしれ、走ーしれ、
夢に手を伸ばすのさ、さーけべさーけべ、
声の続く限り、
こーこーろーの、感じーる、
ままに〜〜〜。」
ワアァァァ……………。
パチパチパチ……………。
楽 「夜内(やうち)君、上手かったぜ。」
夜内(やうち) 「ああ、ありがとう。」
万里花 「夜内(やうち)さん、
はい、ジュースですわ。」
万里花は、
夜内(やうち)に、赤ぶどうのジュースを差し出した。
夜内 「ありがとう、橘さん。」
スッ
グビッ
夜内は、
万里花からジュースを受け取って飲んだ。
夜内 「……………。
この曲を聴いたり歌ったりしてるとね、
勉強とかに、やる気が出るんだ。」
万里花 「まあ……………、
そうですわね。
いい曲と歌詞ですわよね。
「後悔をしないように、真っ直ぐに歩いて行く。」
という。」
夜内(やうち) 「うん、そうでしょ?」
万里花 「……………。
私(わたくし)、あなたのそういうところが……………少し、共感して好きになって来ましたわ。」
夜内(やうち) 「え?」
万里花 「あっ!、いや……………。
なんでも無いですわ……………。」
楽 「さーて。
次はいよいよ、俺が歌うぜ。」
ピッ
楽は、
リモコンで自分の歌う、曲を入れた。
千棘 「ねえダーリン、何を歌うの?」
楽 「まあ。見てろって、千棘。」
キイ〜〜〜ンッ
曲が始まった。
楽 「あーいされたいでも、愛そうとしない。
その繰り返しの中を彷徨って、
ぼーくーがみーつけーた、答えはーひとつ、
怖くたって、傷付いたって……………。」
千棘 (アレ?この歌……………。)
楽 「千の夜をこえて、今あなたに会いに行こう……………。
伝えなきゃならない事がある……………。
愛されたいでも、愛そうとしない。
その繰り返しの中を彷徨って、
ぼーくーがみーつけーた答えは一つ、
怖くたって!傷付いたって!
好きな人には好きって伝えるんだ!」
ワアァァァ……………。
パチパチパチ……………。
千棘 「楽、スッゴくいい曲だったね!」
楽 「ああ、この「千の夜をこえて」は、
俺のお気に入りの曲なんだ。
iPod(アイ ポッド)でも、よく聴いてて。
怖くたって、傷付いたって、
好きな人に好きって伝えることの素晴らしさを、歌った歌だ。
……………。
お前や小野寺が、
去年の夏、俺にしてくれたようにな!」
千棘 「楽……………。
そうだね!」
第1巻 第462話 完