第1巻 第465話 イセエビ(静岡県)
2017年 12月6日(水) 17:00
静岡県
千棘 「んん〜〜〜、
「水墨画体験」、なかなか楽しかったわね〜〜〜。
みんな、次はどこに行こうかしら?」
「静岡ウキヨエ店」での、「水墨画体験」を終えた楽たちは、
次の観光地を探していた。
楽 「そうだな……………。
蒼也が言うには、「富士山」の観光は、
明日らしいしな。」
千棘 「ねー楽、
なんだかお腹空かない?
水墨画を描いて、力使っちゃった。」
楽 「そりゃ俺も、お腹空いてるけど、
今からどっかで食ってたら、
旅館でのメシが入らなくなるぞ。」
千棘 「そうよね……………。
私はともかく、みんなは……………。
あっ、アレ。」
スッ
楽 「ん?」
千棘が指差した先にあったのは、
「静岡伊勢海老(しずおかいせえび)店」、
という、看板が書かれた、
飲食店だった。
楽 「「静岡伊勢海老(しずおかいせえび)店」?」
蒼也 「ああ。
楽、静岡県じゃあ、伊勢海老(いせえび)が名物の一つで、
静岡各地に、ああいう店があるんだ。」
楽 「でも、さっきも行ったけど、
そんなの食べてたら、
旅館での夕飯が……………。」
千棘 「それなら、コレでどう?」
スッ
千棘が指差した、店の前に展示されているメニューは、
「伊勢海老鍋(いせえびなべ)」だった。
千棘 「コレをみんなで食べたら、
みんなそこまで、お腹いっぱいにならないでしょ?」
楽 「まあ、それなら……………。」
……………そんな訳で、
数分後、「静岡伊勢海老(しずおかいせえび)店」、店内、
ガッ ガッ
千棘 「うーん。
美味しい〜〜〜♪。」
千棘は、
満面の笑顔で、「伊勢海老鍋(いせえびなべ)」を、頬張っていた。
楽 「……………。
お前ホントに、よく食うよな。
我が彼女ながら。」
千棘 「何よ、ご飯は命の元だもの。
嫌いで悪いの?」
楽 「いや、別にそういう訳じゃねーけど……………。」
千棘 「あっ、伊勢海老の赤身、
いただきっ!」
スッ
万里花 「あっ。
桐崎さん、ヒドいですわ!
私(わたくし)が取ろうとしてたのに……………。」
楽 「……………。
まあでも、お前はそれで良いと、
俺は思うけどな。」
千棘 「え?」
楽 「お前のそういう飾らないところも、
俺は好きだ。
この旅行は、
俺とお前の、「8ヶ月突破記念旅行」、でもあるんだろ?
気取らずに、楽しんでくれ。」
千棘 「楽……………。
ありがと!私、楽しむ!」
第1巻 第465話 完
第1巻 第466話 ユウハン(静岡県)
2017年 12月6日(水) 18:00
静岡県
富士山のふもとの旅館、
「あおりんご旅館」、
1階、食堂、
青木さん 「えー、それではみなさん。
当旅館の料理、存分に召し上がって下さーい。」
楽たち一同 「はーい。」
静岡県1日目の、「静岡県観光」を終えた楽たちは、
「あおりんご旅館」、に戻り、
旅館の夕食を食べていた。
千棘 「うーん、コレもコレも美味しい〜〜♪」
ガッ ガッ
千棘は、
幸せそうに、静岡料理を食べていた。
楽 「お前ホントに、よく食うよな……………。」
青木さん 「はーい、一条君どうぞ。
静岡県の名酒(めいしゅ)、
「磯自慢(いそじまん)」、でーす。」
スッ
青木さんは、
楽にお酒を差し出した。
楽 「ああ……………。
あざっす、青木さん。」
スッ
楽は、
青木さんから、お酒の瓶(ビン)を受け取った。
千棘 「はい、ダーリン♪、
どうぞ。」
トクトク……………。
千棘は、
楽のグラスに、「磯自慢(いそじまん)」をお酌した。
楽 「ああ、ありがとうな千棘。」
グビッ
楽 「おお……………。
なかなか、強い酒だな……………。」
ゴゴゴ……………。
第1巻 第466話 完