第1巻 第490話 クモノス(静岡県)
2017年 12月8日(金) 10:15
静岡県
「リンゴ狩りの森」
楽 「よーし、行くぜ、
「海王星グモ」!」
スッ
楽は、
星匣(ほしはこ)から、星札を取り出した。
スッ
カシャンッ
楽の星匣 「籠手の札(コテノフダ)」
ヒュンッ
楽の左腕に、
レオンの頭を模した籠手(コテ)が、
装備された。
楽 「喰らえ。」
ガチャ
楽は、
「海王星グモ」に、
籠手の銃口(じゅうこう)を向けた。
楽 「紅炎(プロミネンス)!」
ボウッ
楽は、
「籠手の札(コテノフダ)」の銃口から、
オレンジ色の、「太陽の光」の、
火炎放射を発射した。
海王星グモ 「コシューー!」
ビュンッ
「海王星グモ」は、
紫色の、「海王星の光」で出来た、
糸を、周りのリンゴの木に向けて、
発射した。
海王星グモ 「コシューー……………。」
ガジッ
スタスタ……………。
ビュンッ
楽 「なっ?」
「海王星グモ」は、
自らが出した、「海王星の光」の糸の上を走って、
楽の、「紅炎(プロミネンス)」をかわした。
蒼也 「楽、ソレが、
「海王星グモ」の、攻撃のかわし方だ、
あたり一体に、少しずつ「海王星の光」の糸を発射して、
その上を伝う。」
蒼也は、
外野から楽に忠告した。
楽 「厄介だな……………。」
海王星グモ 「コシューーー!」
ビュンッ
ビュンッ
楽 「なっ?」
蒼也 「!」
「海王星グモ」は、
あたり一体の木に、「海王星の光」で出来た、
「蜘蛛の糸」を、乱反射し始めた。
ベトーー……………。
楽 「マジかよ……………。」
「海王星グモ」の放った、
紫色の、「海王星の光」の、
蜘蛛の糸は、
あたり一体の、「リンゴの木」を結んで、
一つの、「蜘蛛の巣(クモノス)」の、
ネットワークになった。
楽 「それなら……………。」
スッ
カシャンッ
楽の星匣(ほしはこ) 「剣の札(ツルギノフダ)」
ヒュンッ
楽の右手に、
オレンジ色の「太陽の光」をまとった、
日本刀が、装備された。
楽 「たあっ!」
ズバッ
楽は、
「剣の札(ツルギノフダ)」で、
紫色の蜘蛛の糸に、切り掛かった。
スカッ
楽 「な?」
楽は、
確かに、紫色の蜘蛛の糸を切ったはずだが、
空振りした。
楽 「どういう事だ?
手ごたえが、まったく無い!」
レオン 「楽、
キミがさっき切ったのは、
「蜘蛛の糸」の姿をした、
「幻覚(げんかく)」だよ。」
楽 「えっ?幻覚?」
蒼也 「ああ、そうだ楽。
ソレが、「海王星グモ」の能力の中で、
1番厄介な能力だ。
ホンモノの、「海王星の光」の、
蜘蛛の糸の中に、
「海王星属性の星の光」による、
幻覚(げんかく)で作った、
「ニセモノ」の、蜘蛛の糸を混ぜているんだ。」
楽 「マジかよ。
そんなヤツ相手に、どう戦えば……………。」
鶫 「……………。」
第1巻 第490話 完