2017年 12月8日(金) 10:30
静岡県
「リンゴ狩りの森」
楽 「あーもう。
こんなヤツ相手に、どう戦えば……………。」
海王星グモ 「コシューー……………。」
楽は、
自分とレオンの、「クアトロオーラ・アップ」の為の、
7匹の野生の星獣(せいじゅう)を倒す為の、
第2の相手、
「海王星グモ」の出す、
「ニセモノの、紫色の海王星の光の蜘蛛の糸」に、
苦戦していた。
楽 「どうする、レオン?」
レオン 「コレは、かなり厳しいよ。
「籠手の札(コテノフダ)」による、
「紅炎(プロミネンス)」は、
蜘蛛の糸の上の、高速移動でかわされる。
だからといって、
焔丸(ほむらまる)や、「剣の札(ツルギノフダ)」での斬撃も、
どれが、「ホンモノの海王星の糸」か、
分からないから、
なかなか、切れない……………。」
海王星グモ 「コシューー……………。」
鶫 「……………。
よし、私が加勢しよう。」
ザッ
楽 「あっ、鶫!」
後ろで、
一歩引いて、楽とレオンの戦いを見守っていた、蒼也たちの中から、
鶫が歩み出して、
楽とレオンに加勢して来た。
鶫 「……………。
蒼也、構わないよな?
一条楽が、ピンチになった時の加勢は。」
蒼也 「ああ、もちろんだ。」
鶫 「よーし……………。
ならば。」
ゴソゴソ……………。
スッ
鶫は、
ズボンの右ポケットから、
狼(オオカミ)の紋章が描かれた、
黄色い星匣(ほしはこ)を出した。
鶫 「金星機械王(きんせいきかいおう) メガオン」
シュンッ
メガオン 「俺を呼んだか、誠士郎?」
鶫は星匣(ほしはこ)から、
自分の契約星獣(けいやくせいじゅう)、
メガオンを召喚した。
楽 「よろしく頼むぜ、つぐみ!」
鶫 「ああ、まずは……………。」
スッ
カシャンッ
鶫の星匣 「終の札(ツイノフダ)」
メガオン 「オイオイ誠士郎、
いきなり、「終の札(ツイノフダ)」、かよ!」
鶫 「今回の戦況上(せんきょうじょう)、
それが1番、適切なんだ。」
ウィーン……………。
ガシャンッ
メガオンが誠士郎の体に合体して、
様々な銃火器(じゅうかき)を、
誠士郎の体に装備した。
鶫 「よし、行くぞメガオン!」
メガオン 「ああ、発射だ!」
ドンドンッ ドンッ
鶫の体に装備された、
様々な銃火器から、
一斉(いっせい)に、黄色い「金星の光」の弾丸が、発射された。
海王星グモ 「コシュッ?」
ドンドンッ ドカーン……………。
鶫とメガオンから発射された、
「金星の光」の弾丸は、
たちまち、「海王星グモ」が貼った、
「海王星の光」の、蜘蛛の糸のネットワークを、
本物・幻覚、無差別に吹き飛ばした。
海王星グモ 「コシューー……………。」
楽 「ス、スゲェ……………。
一枚の星札(ほしふだ)で、
あんな大量の「蜘蛛の糸」を、
一気に吹き飛ばした……………。」
鶫 「私の、「終の札」は、
敵一体では無く、エリア全体を吹き飛ばす技だからな、
逆に……………。
敵へのトドメは、お前の「終の札(ツイノフダ)」の方が、適している。
さあ、
ヤツが、新しい「蜘蛛の糸」を貼る前に、
トドメを刺すんだ。」
楽 「……………。
ああ。分かったぜ、鶫。」
スッ
カシャンッ
楽の星匣 「終の札(ツイノフダ)」
レオン 「行くよ、楽。」
楽 「おう、レオン。」
スッ
ギュルルル……………。
楽とレオンが合体して、
オレンジ色の、火車車(かしゃぐるま)になった。
楽 「喰らえ!「海王星グモ」!」
バガァンッ
海王星グモ 「コシューー!」
そのまま、
楽とレオンは、「海王星グモ」に、
体当たりした。
海王星グモ 「コシューー……………。」
バガァンッ
ボウッ
「海王星グモ」は、星化(せいか)して、
紫色の、「海王星の光」のエネルギーの球体が、現れた。
レオン 「ガオッ!」
メガオン 「グルッ!」
ボシュウッ
ボシュウッ
レオンとメガオンは、
そのエネルギーの球体を、
半分ずつ喰らった。
楽 「エネルギーは山分けか……………。
でも、ありがとうな、鶫。」
鶫 「……………。
お嬢の為にも、お前にはどんどん強くなって貰わないと、困るからな。」
第1巻 第491話 完