第1巻 第492話 バイバイ(静岡県)
2017年 12月8日(金) 11:00
静岡県
富士山のふもとの旅館、
「あおりんご旅館」、
入り口前
青木さん 「一条君一同、
この度は、ウチの「リンゴ狩りの森」に現れた、野生の星獣(せいじゅう)を倒して頂いて、ありがとうございます。
これで、前と同じように、
「リンゴ狩り」の、商売が出来ます。」
楽 「いえいえ。
俺の鍛錬(たんれん)も兼ねていたんですから、お礼を言いたいのは、こっちですよ。」
「リンゴ狩りの森」での、
「海王星グモ」との戦いを終えた楽たち一同は、
「リンゴ狩りの森」の、経営者でもある、
富士山のふもとの旅館、「あおりんご旅館」の、女将(おかみ)の、青木さんに、
「海王星グモ」を倒したお礼と、
別れの挨拶(あいさつ)をしに来ていた。
青木さん 「これ、少ないけど、
「野生の星獣(せいじゅう)」ってヤツを、
倒してくれたお礼です。
スッ
青木さんは楽に、
札束が何枚か入った封筒を差し出した。
楽 「えっ!そんな……………。
こんなにも、頂けませんよ……………。」
蒼也 「……………。
貰っておけ、楽。」
楽 「え?蒼也?」
蒼也が、口を挟んで来た。
蒼也 「今回の「海王星グモ」との戦いは、
お前の星神としての鍛錬であると同時に、
この旅館に害していた、「海王星グモ」の、「退治の依頼」、でもあるんだ。
依頼料は、貰って当たり前だ。」
楽 「で、でも……………。」
蒼也 「それに、お前もヤクザの若頭で、次期二代目なら、
仕事の依頼料くらい、貰って当然だ。
小野寺さんの家の和菓子屋でやっている、
バイトのバイト代と同じ感覚でいい。」
楽 「……………。
分かったよ、蒼也。
青木さん、ありがとうございます。
ありがたく、頂きます。」
スッ
楽は、
青木さんから、札束(お金)の入った封筒を、受け取った。
青木さん 「それじゃあ皆さん、
お元気で。」
ペコリッ
青木さんが、
楽たち一同にお辞儀した。
千棘 「2日間(ふつかかん)、お世話になりました!
青木さんも、元気でね。」
小咲 「お世話になりました。」
ペコリッ
万里花 「まあ……………。
まあまあ良い、旅館でしたわね。」
冬吾 「それで……………。
双神くん、次はどこに行くんだ?」
蒼也 「ああ、次の行先は……………。
「神奈川県(かながわけん)」だ。」
楽 「神奈川県かぁ。
そこに、俺の3番目の相手の、野生の星獣(せいじゅう)がいるのか……………。
よーし。
神奈川県でも、頑張るぜ!」
第1巻 第492話 完
第1巻 第493話 カナガワ(神奈川県)
2017年 12月9日(土) 9:00
神奈川県
キイィィィ……………。
ガチャ
楽 「おお……………。
ここが、神奈川県かぁ……………。」
楽は、乗って来た自分の車(愛車)のドアを開けて、たった今着いた神奈川県の景色を見た。
神奈川県、
ソレは、東京都と並ぶ、
関東地方の代表的な都道府県の1つで、
地理的には、
東京都の真南に位置し、太平洋に面している。
県庁所在地は、県内東部にある横浜市で、
市内には、屋台やレストランが連なる大きな中華街、伝統的な造園技術が凝縮された三渓園、屋上庭園のある、超高層のランドマーク タワーなどがある。
千棘 「なんてゆーか……………。
日本の海辺の街、って感じだね。」
楽の車の助手席から、
千棘が初めて見る神奈川県の感想を述べた。
小咲 「綺麗(キレイ)な海の見える街……………。」
蓮 「神奈川県名物の、菓子はどんなのがあるのか、
楽しみだね、小野寺さん。」
冬吾 「「星物書き(ほしものかき)」、
として、
神奈川県の名物や名所、
そして……………神奈川県の野生の星獣(せいじゅう)のデータを、
しっかりと記録(キロク)しておかないとな。」
万里花 「まあ……………。
なんて素敵(ステキ)な、海景色(うみげしき) ……………。
こんな素敵な町で、
楽様や他のご友人と過ごせるなんて、
私(わたくし)、とっても幸せですわ……………。」
夜内(やうち) 「……………。
よかったね、橘さん……………。」
集 「ねえねえるりちゃん、
横浜のビーチに行かない?
るりちゃんの水着が、また見たいな……………。」
るり 「あんたはまたそんな事を言って……………。
どうせ集君あなた、私の線の細い水着姿より、他の女の子の水着姿が、
目当てでしょう?」
楽 「なあ蒼也、
今回のこの神奈川県では、
どこに泊まるんだ?
やっぱり、また旅館か?」
蒼也 「ああ、楽。
それを今から説明しようとしていた所だよ。
今回の神奈川県には、
前の岐阜県同様、二泊三日(にはくみっか)するけど、
今回の滞在先は旅館じゃ無くて……………。
ホテルだよ。」
楽 「ホテル?」
第1巻 第493話 完