ニセコイ→マジコイ   作:カルマ1515

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第1巻 第70話 テキタイ 第1巻 第71話 オオカジ

2017年8月20日夜 集英組一条家

 

蒼也 「太陽の眠る夜、世を照らし人々に灯りを与え30の歳と姿を持つ月よ、2つの月、愛する男の為に星の世界に足を踏み入れた心優しい姫に新たな星の光を与えよ。」

 

蒼也 「zyjacya shine last cylf(ザクシャ シャイン ラスト シルフ)「永遠に輝き続けよ、シルフ」

 

ピカーー!

 

蒼也 「………「かに座の匣」ですね。85等星で、7つの内下から3番目です。」

 

千棘 「何よ、パッとしないわねぇ………」

 

蒼也 「仕方ないですよお嬢。お嬢は覚醒してから楽の半分の期間なんですから。

むしろ2ヶ月ちょっとでかに座まで行ければ上出来ですよ。」

 

千棘 「まあいいや、次頑張ろーー。」

 

蒼也 「何はともあれ、お2人が格上げ(ランクアップ)してくれたお陰で、無事に「あの組織」に対抗する術が増えたわけです。」

 

楽 「あの組織?」

 

蒼也 「ああ、最近日本のこの県にアジトを移したとのビーハイブ御用達の情報屋から連絡があった。まあ、ビーハイブと敵対してる組織で集英組やビーハイブみたいに「いい側」のマフィアじゃないね。」

 

千棘 「そんな奴らが来てるの?もしかしてダーリンの家の人達が街に入らないようにしてるような?」

 

蒼也 「その程度ならまだいいんですが。あいつらの犯罪は特別ですからね。」

 

楽 「特別?」

 

蒼也 「まあ、この続きは次の訓練の時に話すよ。」

 

 

そういうと蒼也は自分の住処に帰っていった

 

 

楽 「なんなんだろうな?特別な犯罪って。」

 

千棘 「さあねぇ、考えても分かんないし。それより、久々に2人で買い物に行かない?

ペイちゃんのエサも買わなきゃいけないし。」

 

楽 「ペイルな」

 

 

そんな訳で………凡矢理ショッピングモール

 

楽 「オウムのエサはペットショップまで行かないとな、どこだっけ?」

 

千棘 「そうねぇ、確か………」

 

ボウッ

 

楽 「ん!?」

 

千棘 「えっ!?何?」

 

客A 「火事だーー!喫茶店が燃えたぞー!」

 

従業員 「おい!何をしてる。早く消火器を………」

 

従業員 「それが………さっきからかけているんですが全く消えないんです!」

 

楽 「火事?一体何なんだぁ!?」

 

 

その頃、火事の起こった喫茶店

 

? 「フフフ………これで邪魔な客と店員は大方追い出せた。後は………」

 

第70話 完

 

 

 

第1巻 第71話 オオカジ

 

楽 「消えない炎?一体何なんだ?」

 

千棘 「よく分かんないけど、とにかく逃げた方がいいんじゃない?消えない炎なんて私達じゃあどうしようもないわ!」

 

シルフ 「いーや千棘、むしろあなた達にしかどうにかできないわよ。」

 

千棘 「あ!シルフ!」

 

シルフ 「火星の光を感じるわ。」

 

楽 「え?じゃあこの火災は火星属性の星獣が起こしてんのか?」

 

シルフ 「火星の光による炎は水性属性の技か星獣自体を倒さないと普通の水じゃあ消えないからね。それに………」

 

千棘 「それに?」

 

シルフ 「この火星の光、野生の星獣のモノとは思えないわ。」

 

楽 「え!?」

 

 

夜景喫茶 プラネカフェ

 

 

? 「ふーう、やっぱりここもダメか。

星の光を見ながら食事が出来るこの店なら沢山の星の光が集まるから、「アレ」もあるかと思ったんだが。」

 

楽 「あ!見つけたぞ。千棘、あの店だ!」

 

? 「!?星の光の気配?それも太陽と月の属性………」

 

 

ガチャンッ

 

 

楽と千棘はドアを開けて燃え盛る店の中に入った

 

 

? 「!」

 

楽 「な…何だよコレ………店全体に火星の炎が充満してて燃えてない部分が殆どねーじゃねーか!」

 

千棘 「ちょ、見てよ楽!」

 

楽 「あ?」

 

 

楽が店の奥に視線を移すと、そこには20代くらいの若い男が立っていた。

工事用のつなぎのような釣りパンを履いた赤に近い茶髪を長く伸ばした男だった

 

楽 「!あいつ、火星の星の光を感じる。

それも前に大学であったあの火星ネコってやつより遥かにつえーぞ!」

 

? 「……………お前ら、まさか太陽と月の星神なのか?太陽と月の光はお前らから感じるが………お前らみたいなガキが?」

 

千棘 「あんたこそ星神なの?ていうかこの店、あんたが燃やしたの?」

 

? 「………そうか、聞いた話ではこの地に居座る集英組の二代目が4〜5ヶ月前に18になり「覚醒」したらしいな。

お前の事か。

まさか日本に来てこんなに早く会うとは。」

 

楽 「お前、俺の事知ってるのか?」

 

? 「てことはそっちの女は桐崎千棘か、ビーハイブのボスの娘で集英組の二代目の許嫁の。」

 

千棘 「私の事まで?」

 

? 「まあいい………どうせあの2つの組織は俺たちが日本で「アレ」を探す上で邪魔でしか無い。

そこの二代目2人を若いうちに潰しておくか。」

 

スッ

 

楽・千棘 「!」

 

男は赤い星匣を取り出した

 

? 「火星焔蜥蜴(かせいほむらとかげ) マンダ」

 

ボシュウッ

 

マンダ 「お呼びですか、火向様。」

 

星匣から赤く光る巨大な燃えたトカゲが現れた

 

? 「俺の名は火向 翔也(ひむかい しょうや)。燃えてもらうぜ?」

 

ザッ

 

楽と千棘は星匣を出して身構えた

 

第71話 完

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