楽 「九愛太陽(きゅうあいたいよう) レオン」
千棘 「三日月銀兎(みかづきぎんと) シルフ」
シュンッ シュンッ
火向 「太陽ヒョウに三日月ウサギか。ガキが生意気にそんな稀少星獣を………まあいい。」
カシャンッ
火向の星匣 「剣の札(ツルギノフダ)」
シュンッ
刀身が燃えた西洋剣が火向の手元に現れた
楽 (考えてみたら俺、星獣じゃなくて他の星神と戦うの初めてだ………今まであった星神はみんな味方か敵かよく分かんない奴だったからな。)
レオン 「楽!来るよ!」
楽 「え?」
火向 「そーらっと!」
シュンッ
楽 「わわっ!」
ザンッ ボウッ
楽が躱して火向が剣の札で切りつけた店の席の切り口が発火した
楽 「あの刀、切り口が燃えるのか?」
火向 スッ
カシャンッ
火向の星匣 「籠手の札(コテノフダ)」
シュンッ
火向の左手にガスバーナーの様なものが装着された
ボウッ
千棘 「キャッ!」
シルフ 「千棘!盾の札を!」
千棘 「う…うん!」
カシャンッ
千棘の星匣 「盾の札(タテノフダ)」
シュンッ
千棘の左手にウサギの顔を模した丸い盾が現れ、炎を防いで消えた
楽 「盾が一発で消えた!あの籠手の札、俺のより全然火力が高ぇ!」
火向 「やれやれ、所詮はなりたての星神だな。
太陽と月の力と特性を全然引き出せてねぇじゃねぇか!」
第72話 完
第1巻 第73話 レンケイ
火向 「ったく、これだから若造星神は。
星神になったからって増長して戦闘ってものを全然分かってねぇ。」
楽 「一体どうすれば………」
レオン 「協力すればいいんだよ。」
楽 「協力?」
レオン 「星の光の属性ごとに相性はあるけど、太陽と月の属性はお互いの短所と長所がそれぞれ正反対だから、カバーし合えばほぼ最強になるんだ。」
千棘 「でも、具体的にどうすれば………」
シルフ 「それはねぇ千棘、」
ゴニョゴニョ
火向 「さて、そろそろ終わらせっか。」
カシャンッ
火向の星匣 「終の札(ツイノフダ)」
マンダ 「シャー〜!!」
ヒュンッ
マンダは天井に張り付いて舌を出して火向の足を掴んだ
火向 「ダァッ!」
火向はそのまま火星の光の火の玉になり、楽の元に向かって行った
ボウッ!
レオン 「今だよ千棘姉!」
千棘 「うん!」
カシャンッ
千棘の星匣 「光の札(ヒカリのフダ)」
カァッ
火向 「うっ!眩しくて前が………」
火向は前が見えなくなり減速した
楽 「今だ!」
カシャンッ
楽の星匣 「終の札(ツイノフダ)」
ギュルルル………
ドゴーン
楽の終の札を受けたマンダは粉々になり赤い火星の光になり火向の星匣に戻った
マンダ 「ガァッ!」
火向 「マンダ!畜生、一度契約星獣が負けて光化したら星匣の中で3日は休ませないと復活しねぇ………覚えてろよ!」
タタタ
火向は急いで逃げて行った
楽・千棘 「やったーー!」
パンッ
楽と千棘は手を叩き合って喜び合った
第73話 完