9月1日 スペクトル凡矢理 705号室
楽 「う、うーん………」
千棘 「あ!蒼也くん、楽がやっと目を覚ましたよ!」
蒼也 「ホントですか?良かった〜〜」
楽 「アレ?何で俺、マンションの方の部屋にいるんだ?確か発電所であの派手な金髪の星神と戦ってて………」
千棘 「楽ぅ〜〜〜………」
ギュッ
千棘はベッドで寝ていた楽に抱きついた
楽 「わわっ!?」
千棘 「良かったよぉ〜〜、このまま楽が目を覚まさないかと思った………ホントに良かったよぉ〜〜」
蒼也は楽に自分がエレキテルに気絶させられてからの事を話した
楽 「じゃあ俺、あの電撃グラサンの終の札喰らって今まで気絶してたのか?」
蒼也 「うん。ユスフ・エレキテルは俺とお嬢で退けた。
楽のレオンも光化させられたけど、あいつの金星シカも光化したから3日間は動けない筈。」
楽 「あ!そーだ、あの雷の技喰らってから レオンが星匣から全然出てこれないんだ!
一体どうしたんだ?」
蒼也 「言ってなかった?契約星獣は戦いに負けると星匣に「核」があるから野生の星獣みたいに完全に光化はしないけど、3日間、再構築する為に星匣内にこもるんだよ。
その間、星神は一切の星札や星体技(せいたいぎ)も使えない。」
楽 「そーなのか?」
蒼也 「その間に星獣が現れたら楽はお嬢に守って貰いなよ。
お願いします、お嬢。」
千棘 「分かった!こんなモヤシ1人私が守ってあげるわよ!」
楽 「わりーな、千棘………」
楽 (すまねぇレオン………俺が感情的になったばかりにお前まで………)
蒼也 「俺たちの判断ミスでもあるよ、発電所全体の電気を奪った金星属性の星神相手じゃあ、まだお二人に任せるのは早かった………
楽が気絶したままじゃあ、集英組が騒ぎになると思ったから、マンションの方に移しといたから、後は頼みますよ。」
スタスタ………
そういうと蒼也は去って行った
千棘 (楽がレオ君を使えない3日間、私が楽を守らなきゃ!)
第83話 完
第1巻 第84話 カイスイ
集 「おーい楽!海水浴場着いたぞー!」
楽 「うーん………パチッ ムニャニャ………ああ、着いたのか………なんか俺、随分眠ってたなぁ………」
蒼也 「仕方ないよ、契約星獣が再生中の今、生命エネルギーの星の光が不安定だからね。」
鶫 「しかし蒼也、以外だな。お前が私達の行事に参加するなど。」
蒼也 「仕方ないだろ?明日の昼まで楽は少し戦闘の入門をかじっただけのただの人間………なりたての誠士朗とお嬢だけには任せておけないよ。」
橘 「ラクサマ〜〜、いい場所が見つかりましたわよ〜〜」
宮本 「集君、ここに車停めて」
集 「オーケー!」
9月3日 大学の夏休みも後半に入り、俺たちは遅めの海水浴に凡矢理海水浴場に来ていた
ちなみに俺は明日の昼までレオンを使えない
千棘 「ヤッホーイ!海だ〜〜〜!」
千棘は黄色いビキニ、小野寺は胸の部分が紐で止められた紫色の水着、鶫は千棘が選んだ胸を強調した水着、橘は高2の時の文化祭で失格になった水着、宮本はスクール水着で来ていた
鶫 「うぅ〜〜、やっぱりお嬢のセレクト、恥ずかしすぎです………」
千棘 「あんたはせっかく胸があるんだから、自慢しなさい!LABの先輩にいいやつを選んで貰ったんだから!」
橘 「それにしても鶫さん………2年近く私がアメリカに行ってて見ない間に、あなたまた胸が……….」
モミモミ
橘は隙をついて鶫の背後に回り、胸を触りだした
鶫 「わわっ!橘 万里花、貴様また………」
楽 「この光景も高校の時から何も変わってねーな………」
集 「まあ、俺は目の保養になるからいいけどね〜〜〜」
楽 「にしても集、今年の海は大分遅れたな。お前なら夏が来た瞬間に女子を集めて海に誘いそうなのに。」
集 「いやそれがね〜〜〜、俺もバイト代叩いて場所取るの頑張ったけど、中々空きがなくてね〜〜〜」
楽 「………まあ、結局来れたからいいけどな。」
集 「じゃあ、昼メシの用意からー。今年もバーベキューで〜〜」
トントン
楽 「……………ふ〜〜」
千棘 「どうかしたの楽?」
楽 「いや、何でもねぇよ。」
千棘 「やっぱり不安なの?明日の昼までレオ君が使えないから。」
楽 「……………正直な。星神になってから レオンがいない日なんて無かったしな。」
千棘 「大丈夫よ!その間は私とシルフが
守るし、鶫や蒼也くんも来てるのよ?」
楽 「まあ、そうだよな。」
千棘 「私は楽と2人で表の世界も裏の世界も生きていくって決めたんだから!
楽が弱ってる時は私が守るわ!」
楽 「千棘………ありがとう。」
第84話 完