ニセコイ→マジコイ   作:カルマ1515

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第1巻 第117話 カイイヌ

学生A 「アレ?体調が悪かったのが、急に収まって来たぞ?」

 

学生B 「ん?何で俺って、さっきまであんな憂鬱な気分になってたんだ?」

 

冬吾が木星ミミズを倒して、身体や精神が不安定になっていた食堂内の凡矢理大の学生達は、元に戻りつつあった

 

楽 「良かったぁ………皆んな元に戻ってく。」

 

冬吾 「木星ミミズがいなくなって、「快楽」の感情を奪われるのが収まったからな。」

 

楽 「ところで冬吾、どういう事なんだ?

お前も星神って事は………

俺らみたいなヤクザやギャングの人間だったのか?

でも、だとしたら何で今までお前から星の光を感じなかったんだ?

俺と始めて出会った時から既に星神だったのか?」

 

冬吾 「ああ、それはな………」

 

? 「まさかこんなに簡単にあの子達がやられちゃうとはねぇ。」

 

楽・冬吾 「!?」

 

楽と冬吾が会話してる中、冬吾と同じく、

楽が以前に聞いた事のある女性の声がした。

 

ジュウウッ

 

楽 「!何だ?また緑色の光が!」

 

倒した筈の木星ミミズの星の光のエネルギーが再び現れ、食堂の上の階に集まって行った

 

? 「でも、この子達をここで完全に星化はさせないよ。」

 

シュウウンッ

 

上の階に集まって行った木星の星の光は、

上の階に現れた人影の持っていた星札に吸い込まれて行った。

 

レイナ 「木星ワーム30匹、回収完了♪」

 

楽 「あ、お前は!」

 

上の階にいたのはレイナだった。

 

楽 「この前のオバさん!」

 

冬吾 「前に楽と戦ったパピヨンコクーンのオバさんじゃねーか。」

 

レイナ 「誰がオバさんよ!

全く、相変わらず失礼な坊やねぇ………」

 

楽 「あの星獣は、お前の仕業だったのか?」

 

レイナ 「まあ、そんなトコよ。

今日はあの双神家の子もいないから、アンタを倒せると思ったんだけどねぇ………

とんだ邪魔が入ったわ。

まあ、木星ワーム達は「飼の札(カイノフダ)」に封印し直せたから、今日はこれで引き上げてあげるわ。」

 

スッ カシャンッ

 

レイナは星匣に星札を刺した

 

「獣の札(ケモノノフダ)」

 

ブォンッ

 

ピサロ 「あっりゃー!?

ワームちゃん達は負けちゃったんだーー?」

 

レイナの左上に、木星ワームと同じく緑色の木星の光を纏ったレイナの契約星獣、

木星モルフォンのピサロが現れた

 

レイナ 「あのメガネの坊やの加勢が予想外だったからねぇ。

退散するわよ、ピサロ!」

 

タッ

 

レイナはピサロの上に飛び乗った

 

レイナ 「じゃーねー!坊や達!」

 

ヒュンッ

 

レイナとピサロはそのまま食堂の出口から外に飛んで行った

 

楽 「あっ、待て!」

 

冬吾 「ほっとけよ楽」

 

楽 「だ…だけどよぉ………」

 

冬吾 「向こうから退いてくれるんだ。

それに、俺はもう終の札(ツイノフダ)を使っちまったし、あの女も木星属性なんだろ?

お前と相性の悪い。」

 

楽 「……分かったよ………」

 

冬吾 「それと、俺が何者なのか、

詳しく説明してやるよ。

蛍が戻って来る前にな。」

 

 

そうして楽達は、蛍が戻って来る前に食堂を出て、外の噴水の近くに場所を変えた

 

第117話 完

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