敵に地下秘密基地の居場所を探られ、窮地に陥ったストライク達の前に、新たなプリキュア、クイーンが現れた。
あさぎ市
あさぎ市役所
WJG地下秘密基地
格納庫
Drイージス「何者だ?」
クイーン「私はキュアクイーン。」
クイーンと名乗る謎のプリキュア。
マジック「キュアクイーン?」
トットム「俺達も初めて知るぞ!!」
ペル「一体誰なんですか?」
クイーンを初めて見て驚くマジック達。
アルス「新手か?!」
バイソック「まだ仲間がいたとはな。」
忍里丸「拙者の諜報でもあのプリキュアは初めてだ。」
またインフェルノもクイーンの姿を見て、初めて驚いていた。
ジャック「あなたは?」
クイーン「私はあなた達の味方よ。」
マジック「味方?」
フェッター「どうにも信用出来ないわ。」
クイーン「私の戦いを見てて。」
突如現れた新しいプリキュア、クイーンの戦いが今始まる。
アルス「クイーンだが知らねぇが、同じようにしてやるぜ!!」
アルスが先に行動にかかり、クイーンに向かってラリアットで右腕を広げたまま勢いよく前進しかかった。アルスの前進から来るラリアットをクイーンがキックで受け止めた。
アルス「何?!」
自分のラリアットがクイーンにキックで簡単に止められたのに驚愕したアルス。キックでラリアットを受け止めたクイーンはそのままキックで力強くアルスを押し返して、パンチで打ち込んだ。
アルス「ぐぅっ!!」
クイーンはアルスを上に持ち上げて、地面に投げ込んだ。
クレア「あいつ、アルスを簡単に。」
エスパネス「クレア様、ここは私とミラーシェナとワプニオンにお任せください。」
クレアのジャスティスヒーローのミラーシェナとエスパネスとワプニオンが新しいプリキュアであるクイーンに攻撃にかかった。
クイーン「こっちも行くわ。」
襲いかかってくる3人のジャスティスヒーローに対し、クイーンはある3つのヒーローライドジュエルを出して、キュアートフォンチェンジャーに連続でした。
クイーン「ヒーローライドジュエル!!」
クイーンがキュアートフォンチェンジャーに連続で刺したヒーローライドジュエルから3人のジャスティスヒーローが現れた。
バルクマッスラー、翔華楽、大和丸「・・・・。」
クイーンの持つ3つのヒーローライドジュエルから現れた3人のジャスティスヒーロー、黄色い肌をした巨体の故に240㎝のサイズを持つバルクマッスラー、両手に2つの扇子型の天翔心を持ち、和服を着た舞妓の姿をした翔華楽、烈陣丸と同じ武者鎧を身に纏い、日本風の槍の橙破槍を持つ大和丸。
バルクマッスラー「クイーン、俺達の戦う相手は目の前にいる奴らか?」
クイーン「そうよ、インフェルノよ。」
翔華楽「目の前に近づいて来たって訳ね。」
大和丸「拙者達3人にお任せじゃ!!」
目の前に接近して来るミラーシェナ、エスパネス、ワプニオンに対し、常に戦闘態勢でいるバルクマッスラー、翔華楽、大和丸が同じ3人のジャスティスヒーローと対決する事となった。
バルクマッスラー「うおおおおおー!!」
勢いよく前進して、ミラーシェナに殴りにかかるバルクマッスラー。
ミラーシェナ「私の鏡で跳ね返してあげる。」
自分の得意な鏡を前に出して、バルクマッスラーのパンチを当てたが、だが、バルクマッスラーのパンチが彼女の鏡を反射の影響を受けず、粉砕した。
ミラーシェナ「私の鏡を破るなんてさすがね、バルクマッスラー。」
バルクマッスラー「俺のパワーは最強だ。どんなもので打ち砕く。」
バルクマッスラーは高いパワーを持ち、強力なパンチで一撃であらゆる物を粉砕するのが特徴だ。ミラーシェナはミラーシールドから光線を放ち、さらにスカート部からビットを4基放出して、バルクマッスラーに攻撃した。
翔華楽「ちゃちゃっといくよ!!」
瞬間移動であらゆる場所移ったりするワプニオンの攻撃を身体で舞いながらかわしていき、次に来るワプニオンの空間の穴から開いたパンチを天翔心でブロックし、天翔心で振りながらワプニオンに斬撃した。
ワプニオン「相変わらずその元気は変わらないようだな。」
翔華楽「あたしの舞で斬り刻んであげるよ。」
ワプニオン「ならこれはどうだ!!」
ワプニオンが身に付けているアーマーから電磁波が放たれ、翔華楽の動きを一時停止した。
翔華楽「うっ!!」
ワプニオンのアーマーから放たれた電磁波によって動きを停止させられた翔華楽。隙を突いてワプニオンが殴りにかかった。
翔華楽「こんなのすぐに破ってやるんだから!!」
電磁波で身動きを停止させられた翔華楽が自分の根性を振り出して、立ち上がりながら、殴りにかかったワプニオンに天翔心を手に持って、斬撃した。
大和丸「はああああああー!!」
エスパネスとぶつかり合う大和丸は、日本風の槍の橙破槍を構えて、エスパネスに連続突きをした、
エスパネス「!!」
大和丸の槍から繰り出す連続突きを目で見切りながらかわすエスパネスは、掌から念動力で周辺に落ちている物を持ち上げて、大和丸にぶつけにかかった。
大和丸「オラオラオラオラー!!」
橙破槍を振り回しながらエスパネスの念動力で持ち上げた物を振り払い、続いて真っ向からエスパネスに突いた。
エスパネス「貴様の荒ぶる戦い方は相変わらずだ。」
大和丸「わしの腕は抜群じゃ!!」
エスパネス「これはどうだ!!」
大和丸に念動力から火を起こし、燃えたぎる火でダメージを与えた。ジャスティスヒーロー同士、互角に渡り合い、ぶつかり合った。
カロン「お前達、あのクイーンとか言うプリキュアを叩き潰せ。」
カロンは阿修羅弁慶、宗司、忍里丸、スノーダーク、ピーサード、カレハーン、ウルフルン、オレスキーに命じて、クイーンに襲い掛からせた。
クイーン「相手は8人。あれを使うわ。」
クイーンは翔華楽が持っている天翔心に似た扇子型のクイーンファンを出し、さらに近くにいたトットム、ペル、アーニャの元に寄った。
クイーン「これを使わせてもらうわ。」
3匹が持っていたルージュとレモネードとローズのプリキュライドジュエルを借り、彼女が持っているパイン、サンシャイン、ビート、ピース、サニー、ハニー、カスタードのプリキュライドを出して、クイーンファンに刺した。
クイーン「プリキュライドチェンジオールスターズ!!」
クイーンファンに装着した10個のプリキュライドジュエルから分身体が現れ、変身した10人の分身体がクイーンと共に8人の幹部に挑んだ。
阿修羅弁慶「貴様も同じようにしてやる!!」
阿修羅弁慶が6本の腕と共にレモネードクイーンに向かって強襲をしかかってきた。
レモネードクイーン「動きは見切った!!プリキュア・プリズム・チェーン!!」
クイーンレモネードの両手から光状の鎖が放たれ、阿修羅弁慶の身体を縛り付けた。
阿修羅弁慶「なっ、何だ?!」
レモネードクイーンの光状の鎖で身体を縛り付けられて封じられた阿修羅弁慶。そのまま阿修羅弁慶を持ち上げて叩き込んだ。
宗司「死ね!!」
宗司が菊花丸でカスタードクイーンに向かって斬撃をしにかかった。
カスタードクイーン「はぁぁぁぁっ!!」
カスタードの持つ素早い動きを駆使して、宗司の動きを回避し、キャンディロッドを出して、クリームエネルギーを放ち、彼の持つ菊花丸の刃に取り付いた。
宗司「俺の刀が!!」
カスタードクイーンによって、菊花丸がクリームエネルギーによって取り付けられて戦いが出来なくなった宗司。
ピーサード「落ちろ!!」
ピーサードがパンチとキックを繰り出して、ローズクイーンに喰らわせた。
ローズクイーン「こんなの比にならないわ!!」
ピーサードの攻撃を受けたローズクイーンがパンチで思いっきり反撃し、さらに空中ジャンプをしたピースクイーンがピースサンダーを放ち、雷撃した。
ピースクイーン「イェーイ!!」
自分の放った必殺技でピーサードを倒し、ピースサインをするピースクイーン。
カレハーン「お前達も枯れ果ててやる!!」
カレハーンが大量の枯葉をルージュクイーン、サニークイーンに向けて放った。
ルージュクイーン、サニークイーン「私達の炎で焼き尽くしてあげる!!」
ルージュクイーンとサニークイーンが同時に炎を出現して、カレハーンに喰らわせ、カレハーンは植物である事で、炎にすごく弱かった。
オレスキー「死ね!!」
ウルフルンとオレスキーが一緒になって、サンシャインクイーンとハニークイーンを攻撃をしにかかった。
サンシャインクイーン「!!」
サンシャインクイーンがウルフルンとオレスキーに駆け込んで、サンシャインの得意な武術で真っ向から2人に直接徒手で打ち込んだ。
ウルフルン、オレスキー「うっ!!」
サンシャインの徒手でまとめて打ち込まれたウルフルンとオレスキー。続いてハニークイーンがトリプルダンスハニーバトンでリボンモードで中央の黄色い星から光のリボンを鞭のように振るいながら2人に直接打ち込んだ。さらにビートクイーンがビート・ソニックアローでウルフルンとオレスキーに喰らわせた。
トットム、ペル、アーニャ「すっ、すごい。」
マジック「分身体を10人作れるなんて。」
ジャック「彼女のジャスティスヒーローも強いわ。」
ソール「バルクと翔華楽と大和丸は伊達ではないな。」
クイーンの戦いを見て、自分達を圧倒した再生幹部達と互角に渡り合い、ぶつかり合う姿に驚くマジック達。
クイーン「はあああああー!!」
クイーンは忍里丸とスノーダークの2人を相手を1人で挑んだ。
スノーダーク「!!」
コンバットナイフを出して、クイーンに刺しにかかるスノーダーク。スノーダークのコンバットナイフに対し、キュアートフォンチェンジャーを操作して、薙刀型の武器のキュアナギナライフルを出し、薙刀モードで刺しにかかって来るスノーダークに真っ向から突いた。
忍里丸「死ね!!」
忍里丸が素早い動きを駆けながらクイーンの周りを回り、手に持っているクナイ型の影鬼で、クイーンの真上から飛んで、刺しにかかった。
クイーン「そこね!!」
真上から飛んで闇討ちをしにかかって来た忍里丸にキュアナギナライフル薙刀モードで上にあげて突いた。
忍里丸「なかなか上手く行かぬな。ならばこれはどうだ!!」
接近戦で闇討ちをしようとしたら、クイーンに見抜かれてしまい、忍術を使い、忍者の得意な分身の術で、いくつかの分身体を作り出して、クイーンの周りに襲いかかった。
クイーン「!!」
忍里丸の生み出した分身体をキュアナギナライフルを薙刀モードから小銃モードに切り替えて、両手に構えて持ちながら、忍里丸の分身体を次々と射撃して、消滅させた。
忍里丸「ちぃ、こいつなら!!」
クイーンに自分の分身体が次々と破れてしまい、次の手は手裏剣をいくつか投げて、クイーンに向けた。忍里丸の投げた手裏剣に対し、クイーンはキュアートフォンチェンジャーを出して、さらにプリキュライドジュエルルミナスを刺して、変身する。
クイーン「プリキュライドチェンジマックスハート!!」
プリキュライドジュエルルミナスをキュアートフォンチェンジャーに刺したクイーンは、シャイニールミナスへと変身し、両手からバリアを発動し、手裏剣を全て防いだ。
ルミナスクイーン「全部防いだわ。」
スノーダーク「まだ俺を忘れちゃ困るな!!」
クイーンルミナスの背後からスノーダークが現れ、右手甲に仕込まれたベアクローで出刃して、斬撃した。
ルミナスクイーン「うっ!!」
スノーダークに背後を攻撃されてしまったルミナスクイーン。
スノーダーク「バリアは背後を突かれたら元も意味がないな!!」
ルミナスクイーン「私はこれではないわよ。」
ルミナスクイーンが次に取り出したのは、プリキュライドジュエルムーンライトだ。そのままキュアートフォンチェンジャーに刺して、変身する。
ルミナスクイーン「プリキュライドチェンジハートキャッチ!!」
ルミナスクイーンは、次のプリキュアに変身し、キュアムーンライトへとなり、彼女はスノーダークに手刀を閃光のように素早くお見舞いする。
ムーンライトクイーン「これを受けない!!」
ムーンライトクイーンが手刀でスノーダークに強いダメージを受けさせた。
スノーダーク「舐めるな!!」
ムーンライトクイーンの攻撃を受けたスノーダークがジャンプして、左手甲にも仕込まれたベアクローを出刃して、左右揃って2つのベアクローで彼女に斬撃する。
ムーンライトクイーン「!!」
スノーダークのベアクローに対し、ムーンライトタクトを出して、先端から光の刃を纏って、ぶつかり合った。
ムーンライトクイーン、スノーダーク「はああああああー!!」
刃と刃で交えて渡り合い、2人は互角にぶつかり合い、両者激闘を繰り広げた。
カロン「全員撤退だ。」
その時、カロンの口から撤退が出て、クイーンと交戦している幹部達は、カロンの言葉に従い、撤退をし始める。
ミラーシェナ「次は必ず勝つわ!!」
エスパネス「今度は必ず着ける!!」
ワプニオン「では引き上げる!!」
カロンの撤退で集まった幹部達がワプニオンのワープ能力で幽魔界へ移動し、撤退した。戦いはクイーンの介入により、辛うじて助かったが、地下秘密基地は大きな被害が出た。
フェッター「これじゃしばらく無理はないね。」
インフェルノの襲撃により、地下秘密基地は大きな被害が出てしまい、格納庫は敵の攻撃で崩壊状態で、さらにキュアライドロボも損傷してしまい、当分使用出来ない状態になった。
トットム「こりゃ大変だな。」
ペル「全くです。」
マジック「かなりきついね。」
クイーン「じゃあ、私はここで。」
クイーンはそのまま地下秘密基地から出て立ち去った。
マジック「キュアクイーン。」
ソール「バルクマッスラー、翔華楽、大和丸、あの3人はどこで・・・・。」
ジャック「それよりストライクとシンシアは?」
アイゼンアロイス、フェアリール「・・・・。」
マジック「何があったの?」
ストライクとシンシアの身に何があったのかすぐに2人の元へ駆けつけに向かったマジック達は、そこにストライクとシンシアがノーザとの戦いで精神攻撃で追い詰められて、哀しい表情をして涙流した2人の姿だった。
ストライク、シンシア「・・・・。」
ノーザの精神攻撃で敗れてしまい、母親の事を口に出されて、精神が傷付くくらい、追い詰められた2人。またスノーダークとの戦いに敗れたファイツの姿もあった。かつての友戦う事が出来ず、敵として現れたかつての友を倒す事が出来なかった。
パラレルワールド
幽魔界
幽魔要塞
ブリーフィングルーム
クレア「・・・・。」
先程現れたクイーンに興味を持ち始めたクレア。
クレア「キュアクイーン、あなたとはいずれ戦ってみたいわ。私もそろそろ変身する時ね。」
クイーンとの対決を望むクレア。彼女の手にはアイカ達と同じキュアートフォンチェンジャーとプリキュライドジュエルだ。
次回 20話へ続く