ポケットモンスター the master road 作:海苔巻000
「行くぞ、"フレアドライブ"!」
ヒトカゲが炎を纏ってコドラに突っ込んでいく。
コドラはなんとか凌いでカウンターの体制になるが、さらに一撃くらって気絶した。
「よっし。」
既に何回目かも分からないほどのバトルだ。このままじゃポケモンたちも持たない。
「にしても……なんでここの野生のポケモンはこんなに強いんだ?てか珍しいポケモンも多いし。大丈夫なのかよ、生態系とか。」
そんなことを呟いているうちにある一体のポケモンが出てきた。
「……っ!ヒトカゲ!"かみくだく"!」
反射的にヒトカゲに指示を出す。その声と同時にヒトカゲは相手のポケモンにとびかかる。
しかし一撃では倒れない。ピカチュウのような見た目をしているが、少し違う。
まるで着ぐるみのようなポケモンだった。
「……なんだ、このポケモン?」
思わずそう呟くと相手のポケモンはなにかの技を打ってくる。
「……!まずい、ヒトカゲ!技を打たせるな!"げきりん"!」
何かを感じ取ったリオはヒトカゲに攻撃を指示するが、またしてもヒトカゲの一撃は相手にに全く効果がない。それどころか、何度打っても効果がないようだ。
「うそだろ?なんなんだあいつは。」
攻撃を続けているとヒトカゲが急に倒れた。
相手のポケモンは何もしていないはずだが……。
得体の知れない恐怖を感じてリオはマスバタウンへと走って逃げ帰った。
街に戻ってポケモンセンターでヒトカゲを回復している待ち時間で先程のポケモンを検索していた。
現在700種類以上のポケモンがいるが、あのポケモンも見つかるだろうか。
「あった。」
──ミミッキュ。
先程のポケモンと同じだ。恐らくこれで正解だろう。
だが野生のポケモンにしては破格の強さだった。
こちらの技が通用しない。こんなことはリオにとって初めてのことだった。
「タイプは……ゴーストと、フェアリー?なるほど。」
リオは合点がいった、という顔で頷いた。フェアリータイプはドラゴンタイプの攻撃を無効化する性質がある。だから"げきりん"が全く効かなかったのだろう。
だが不可解な点もある。なぜ"かみくだく"も効果がなかったのか。なぜなんの攻撃もしてないのにヒトカゲが倒れたのだろうか。
僅かな不安を持ちながらリオは再び3番道路へと向かった。
少し野生のポケモンとバトルしていると再びミミッキュが現れた。
「出やがったな。"龍の舞"!」
リオの指示に従い、ヒトカゲが舞う。
「"フレアドライブ"!」
間髪入れずにリオはまだ試していない技である"フレアドライブ"の指示を出す。
だがこの技も聞いてはいない。
だがミミッキュは首の部分がポッキリ折れているようにもみえた。
「!まさか……。」
リオは自分の勘が当たっていると信じて再びヒトカゲに指示を出した。
「"フレアドライブ"!」
すると今度はミミッキュは明らかにダメージを喰らったような様子を見せた。
「やっぱり!」
リオは最初に会った時のことからミミッキュにはどんな技も効かないと感じていた。
しかし違った。ミミッキュのこの皮に仕組みが隠されていたのだ。
恐らく1度だけ攻撃を無効化するという効果でもあるのだろう。
そうなればあとは簡単だ。
「ヒトカゲ!"フレアドライブ"!」
再びヒトカゲがミミッキュに攻撃をぶつける。
負けじとミミッキュもなにかの技を出そうとするが、もう遅い。
「トドメだ!」
その声とともにヒトカゲの"フレアドライブ"が三度直撃してミミッキュは戦闘不能になった。
「よっしゃ!」
喜びながらも、こいつをゲットしておこうとボールを構えるが、倒しきれていなかったのかそのミミッキュはどこかに消えてしまっていた。
「……。」
流石のリオもこれにはへこんだが気を取り直して再び歩き出した。
その後も何匹かのポケモンを見つけながらも一匹も捕まえることが出来ず草むらを出ると牧場のようなところに出た。
看板を見ると育て屋さんと書いてある。
その道の前ではタマゴのようなものをカバンなどに入れながら自転車で走り回るポケモントレーナーが沢山いた。
はい、安定の廃人ロード。
ついでにミミッキュ出してみました。
全抜きもできて起点も作れて相手の攻撃も1発は耐えるこのピカチュウもどきは対戦でも重宝してます。
書くことマジでないですしここらで失礼します
あ、あと受験1ヶ月前なので更新できない日が出てくるからも知れません
すみませんm(_ _)m