ポケットモンスター the master road 作:海苔巻000
「ヒトカゲ!"げきりん"!」
その声を聞くと同時にヒトカゲが突っ込み、相手のポケモンを撃破する。
あのトレーナーに敗北してから、リオは特訓を続けていた。
ポケモンを捨てる気はないが、あの男にはいつか必ずリオの強さを分からせる。
リオはそう心に決めながら特訓を続けていた。
ヒトカゲはそんなリオの姿を神妙な顔で見つめていた。
少しずつ特訓を続けながらリオはいつの間にか3番道路の出口に出ていた。
その街には沢山の工場があり、とても工業の盛んな街、というイメージだった。
ポケモンセンターによってからジムを探そうとウロウロしていると一人の女の子がリオに声をかけてきた。
「あれ、リオじゃん。」
「あ、シア!?」
幼馴染のシアだ。
三人の中で一番元気でトラブルメーカーのような存在だった。
「もう追いつかれちゃったかー。今からジム戦?」
「おう。お前は?」
「私はもう終わった。ほら。」
そう言うとシアはにこやかにバッジケースを見せてきた。
たしかにバッジケースの中には三つのバッジが収まっている。
「じゃあまた先を越されるのか。カインは?」
「あいつはもう言ったよ。相変わらずせっかちなんだから。」
半笑いでそう言いながらシアはそう言う。
カインはやはりシアを抜いたのか。リオは自分も頑張らなくては、と考えながらシアにある提案をした。
「なあ、1対1でバトルしようぜ。腕試しにさ。」
シアは少し驚いたような顔をして一言
「いいよ。」
と言ってからモンスターボールからポケモンを出した。
水色の体で目が綺麗でアザラシのようなポケモンだ。
「オシャマリだよ。可愛いでしょ?強いんだよ。」
なるほど、たしかに強そうだ。りおの目から見てパッと見は水タイプのような印象を受ける。
ならヒトカゲじゃ分が悪いはず。
「行け、イーブイ!」
リオは掛け声とともにイーブイを繰り出す。
ボールから出てきたイーブイはリオの方をチラッと見ると臨戦態勢に入る。
「へー、可愛いね。よし、オシャマリ"アクアジェット"!」
シアの指示を聞いてオシャマリが水を纏い、突撃してくる。
ものすごいスピードで避けきれずイーブイに突撃するが、イーブイはすぐに体制を立て直してオシャマリに向き直った。
「よし、反撃だイーブイ。"のろい"!」
リオはこのイーブイの十八番とも言える技を指示する。
イーブイの身体が硬化して強力になる。
「行くぞ、新技を見せてやる。"でんこうせっか"!」
先程の特訓の過程で覚えた新技だ。
"のろい"によってすばやさの下がったイーブイでも高速で動くことが出来る。
その攻撃はオシャマリを確実に捉え、さらにもう一撃加えた。
「!やるじゃん……。ならこれはどう?"チャームボイス"!」
シアの指示を聞き、オシャマリが可愛らしい声を出す。
その声は波動となり、イーブイに襲いかかった。
「……っ!イーブイ、すぐに立て直して"でんこうせっか"!」
このまま押し込まれて敗北するのを恐れたリオはイーブイにすぐに立て直すことを指示した。
イーブイはほぼその指示通りに動き、オシャマリに突撃する。が、オシャマリはシアと目配せするとそれを余裕を持って避けた。
「なに!?」
「まだ覚えたばっかりでしょ?それ。読みやすいよ。」
「……くそ。なら"ほしがる"!」
イーブイは慣れた攻撃である"ほしがる"で攻撃をするがオシャマリは素早くそれを回避する。
「チッ。イーブイ!どうにか隙をつけ!」
イライラしながらもリオはイーブイに僅かな隙を着くように指示する。
が、イーブイが一瞬動きを止めた瞬間オシャマリが攻勢に転じた。
「隙あり、オシャマリ、"チャームボイス"!」
再び先程の音攻撃でオシャマリが硬化したイーブイを吹き飛ばす。
イーブイは何とか体勢を立て直したが、その顔には明らかに疲労の色が見え始めていた。
「まだだ、イーブイ"のろい"!そして"でんこうせっか"!当たるまで続けろ!」
イーブイは疲れた体に鞭打ち、オシャマリに突っ込んでいくが、イーブイの攻撃はオシャマリに当たらず、逆にカウンターで"アクアジェット"を当てられてしまう。
イーブイが体制を崩したのを見てオシャマリは再び"チャームボイス"をぶつけると、そのままイーブイは戦闘不能になった。
「くっそ…。」
リオはイーブイをモンスターボールに戻しながら本気で悔しがった。
「ねえ、リオ。」
シアが近づいてきながらリオに一言言い放つ。
「かわいそうだね。」
はい、ありがとうございました
御三家の火水草タイプのバランスは崩さないでおこうと思ってて。
カインの御三家出す時、シアを女の子らしいアシマリ系列にしようとした結果カインがくさタイプで決定しました。
まあジャローダも強いし多少わね?
カインの相棒はキモクナーイで有名なラグラージにしようとしたんですけどアシマリは捨てられなかったw
ところで今のこれは一応闇落ち…ってことでいいんですかね?w
最近この作品の話がドンドンずれてる気がしてるきがしてなりません
それではこの辺で
また次回|・x・)ノ