ポケットモンスター the master road   作:海苔巻000

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よろしくお願いします


VSカイン 後編

「やっとまともにバトルが出来そうだな。ツタージャ、"マジカルリーフ"!」

カインの指示を受けたツタージャがさっきの変な葉っぱを出して攻撃する。

「行こうぜ、ヒトカゲ!"フレアドライブ"!」

リオの指示にヒトカゲは応え、炎を纏い、ツタージャに突進した。

ツタージャの"マジカルリーフ"がヒトカゲの身体にダメージを蓄積していくがそれに構わずヒトカゲは突進を続ける。

「……チッ、避けろ!ツタージャ!」

その声とほぼ同タイミングでツタージャがフレアドライブを紙一重で避ける。

「クッ……!」

──やはりまひのせいで速度が落ちている。

 

そう感じたリオは足りなくなった素早さを補うためある技を放った。

「頼む、ヒトカゲ!"龍の舞"!」

その指示を聞いたヒトカゲはニヤリと笑ってその場で舞い始めた。するとヒトカゲの周辺に龍の形を象ったようなオーラが放たれる。

「なんだそれは?」

カインが不思議がって聞く。

「見てりゃ分かるさ。」

そう言いながらリオはヒトカゲに指示を言った。

「ヒトカゲ、最後の"フレアドライブ"だ!」

「……っ!早い!」

「さっきの"龍の舞"の効果さ。」

珍しく焦るカインを楽しみながらリオが言う。

さっきポケモン図鑑を見た時に記してあった"龍の舞"の効果。

 

「攻撃力、そして素早さが上昇する!行け!ヒトカゲ!」

「くっ、ツタージャ!!」

カインが今までで1番と言っていいほど声を張り上げる。

それに応えるようにツタージャは"マジカルリーフ"をヒトカゲに向かって放つ。

「行けええ!」

"マジカルリーフ"を受けながらもヒトカゲが決死の思いでツタージャに突っ込む。

激しい激突でその場に大きな爆発が起きた。

 

煙が晴れ、その場に立っていた者は、

 

いなかった。

 

「……相打ち、か。」

カインが少しだけ悔しそうに言う。

「そうだな、いいバトルだったよ。」

リオはそれににこやかに返す。

カインにとっては勝てる勝負を逃した結果となったのかもしれないが、リオにとってはヒトカゲとの距離が縮まった貴重なバトルとなった。

 

「全く、また修行のし直しだな。」

そう言うとカインは倒れているツタージャをボールに戻して街に向かっていった。

「どこに行くんだよ?」

ヒトカゲをボールに戻しながらリオもカインに語りかける。

「ジム戦か?」

「馬鹿、ポケモンが戦えなくなったらポケモンセンターだろ。」

「あ、そっか。」

すっかり忘れたいた。ポケモンセンターとはポケモンに関する様々なイベントを行っている施設で基本的にトレーナーの宿泊施設、さらに傷ついたポケモンを無料で治してくれるというような活動を行っている。

「俺、ポケモンセンター行くの初めてだ。」

「まあ、リルドにはなかったからな。お前も来るか?」

「……おう、行く。」

そんな会話をしながら2人は街に入っていった。




ポケセンがかなりの万能ハウスになっています。
ちなみにこの時点で
カインのツタージャはlv.9
リオのヒトカゲはlv.5
です
個体値はどちらもそれなりには強いポケモンです
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