ポケットモンスター the master road 作:海苔巻000
「ここがマニルタウンか……。」
始めてくるリルドタウン以外の街にリオは少し感動していた。
「何ぼーっと突っ立ってんだ。行くぞ。」
ハット我に帰るとカインはもうかなり先に行っていた。
「お、おお。」
などと呆けたような声を上げながらリオは小走りにカインの隣に行く。
「そういや、お前さっきもボーッとしてたよな。まだ寝ぼけてんじゃねぇの?」
「んなわけねえだろ。」
等と言いながらも頭の中でリオは実はそうなのかもな。などと考えていた。
そんな会話をしながら歩いていくと赤色基調の建物についた。ポケモンセンターだ。
モンスターボールが元ネタなのだろう。
「おい、さっさと入るぞ。」
カインがそう言いながらポケモンセンターの中に入っていく。
「おお、自動ドアなんだ。ハイテク感あるな。」
「そうだな。」
自動ドアに目を輝かせるリオとは対照的にカインはあまり興味がなさそうだ。1度見ているのだろう。
中に入るとたくさんのポケモンとトレーナーがいてその奥の方にポケモンナースのジョーイさんがいた。
「こんにちは。ポケモンの回復ですか?宿泊ですか?」
近づくと決まり文句をこちらに投げかけてくる。
「回復です。」とカインが言うとジョーイさんは「かしこまりました。」と言ってカインのポケモンを奥に運ぶ。
すると交代で別のジョーイさんが出てきて今度はリオに質問を投げかけた。
「あなたも回復ですか?」
「はい。」と返してモンスターボールを渡すと番号札を渡され、「席に座ってお待ちください。」と指示を受ける。
席に座るとカインがこちらを見ていた。
「ポケモンセンターってこんな感じなんだな。」
「どんな感じだと思ってたんだ。」
カインが笑いながら問い返す。
「キズぐすりとかで一瞬でパァァって行くのかと思ってた。」
「まああれはいわゆる応急処置だしな。さらに言うとドーピングだし。」
「え?そうなの?」
あまりに驚いたリオは素っ頓狂な声を上げる。
カインは少し耳を塞ぐ仕草を見せながら続ける。
「あの薬を注入すると一時的にポケモンの痛みが薄らいでさらにアドレナリンが抽出されるんだと。キズぐすりの種類は痛みの薄れやすさ?みたいなので変わるらしい。まあポケモンの身体にいいもんじゃないらしいがな。」
「へー。」
リオは心の中でポケモンにキズぐすり系統は使うのはやめよう、と心に決めた。
ポケモンセンターの2階を見上げながらカインは
「あ、そーだ。」
と何か思いついたように言った。
「どうした?」
とリオが聞くとカインは2階を指さして
「レンタルバトルしようぜ。」
と言った。
「レンタルバトル?」
聞き覚えのない言葉にリオが首を傾げる。
「ポケセンでレンタルされてるポケモン借りてバトル出来んだよ。裏にフィールドあるし、やろうぜ。」
「へー、いいなそれ。やりたいかも。」
「よし、決まりな。」
そう言うとカインが立ち上がってリオを引っ張りながらポケモンセンターの2階に登る。
「俺とこいつにポケモン1匹ずつ!」
と言いながらカインはリオの胸ポケットからトレーナーカードをぶんどると職員に見せた。
すると「かしこまりました。」と言ってから職員が2つのモンスターボールを持ってきた。
「……なんで俺のトレーナーカードの場所分かったんだよ。」
「お前大事なものはいっつも胸ポケットにしまうからな。」
そう言いながら2人はモンスターボールを手にしてバトルフィールドに向かった。
「よし、行くぞ。」
リオが頷くのと同時にカインがボールの開閉スイッチを押す。すると「ブィール!」という鳴き声とともに中から黄色と黒の色を基調としたイカついポケモンが出てきた。
「うお、強そうだな。」
と、言いながらリオもモンスターボールのスイッチを押す。すると「ブァァ!」という声とともに全身炎に包まれたポケモンがボールから現れた。
「エレキブルと、ブーバーンか。」
2人が同時にポケモン図鑑で自身のポケモンと相手のポケモンについて調べる。
「「よし、行くぞ。」」
全く同タイミングでそう言うと2人はまた同じタイミングで技名を口にした。
「ブーバーン!"かえんほうしゃ!"」
「エレキブル!"10万ボルト!"」
2人のバトルが始まった。
レンタルバトルっていう要素をポケセンに追加しました
リオがブーバーンでカインがエレキブル。
こっちが忘れそうになるw
どっちもレベルは50固定です
読んで下さりありがとうございました