天星剣王憑依録   作:ジャガルナ

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待たせたな!(スネーク)





ストーリー全部やったけどやっぱ主人公の父親聞いてるだけでチート臭がすげえ・・・真王とかいうマジキチに心酔されてる(まあこいつは父親個人じゃなくて神の使徒っていう立場ありきの心酔っぽいけど)のもそうだし、因果の吹き溜まりとも言えるエビスから脱出してるのもそう。


イカレた家族を紹介するぜ!


グランパッパ・・・神の使徒・不滅といわれる星晶獣を殺せる(星晶獣は一度倒しても眠りに付くだけで死ぬわけではない)・単独でも火山の噴火で跳ねあげられて無事に空の世界に帰還できる豪運(同じ手段で帰ろうとしたグラン君たちは島の底にぶつかりかけてルリアがいなきゃ死んでた)


グラン君・・・特異点(世界を滅ぼすマン)・六属性を操る鬼才(二属性操るだけでも天才)・将来性全空一(最強集団をボコして総べる)


グランマッマ(暫定)・・・巫女・囚われ・人妻


こいつら個性強杉ィ!


剣王(偽)、星を巡る
剣王(偽)、仲間探し


乗り合いの騎空艇の甲板で風を浴びながらこれからの事に思いを巡らせる。シェロちゃんに半ば騙されるような形でウ―ノと引きあわされて十天衆候補にまでされた挙句、他の候補者たちへの勧誘を任されてしまったのは正直言って忌々しく思うが、

 

 

 

「仲間探しかー・・・」

 

 

うーんこの着々と深みに嵌まっていってる感・・・。故郷に帰ってもどうせすぐウ―ノかシェロちゃんが来るだろうからなあ・・・。

 

 

 

「あーそうだ。候補を探すついでに俺の代わりになる剣枠も探せばいいんだ!」

 

 

幸い、シェロちゃんが誰がどこにいるかっていう情報は逐一報告してくれることになってるし、見失うってことはないだろう。なんたって相手は全空を股にかけるよろずやだ。彼女の網から逃れるのは並大抵の隠蔽工作じゃ成し得ない。それこそ国が動かなければ不可能といってもいいくらいだ。

 

 

「そうと決まればこっちでも候補探さないとねえ・・・もうシナリオがどうとか言ってられないし」

 

 

差し当たっての候補はジークフリートさんとかビリおじとかかな。アレ爺とかヨダ爺はどっちかというと刀っぽいし。でもアレ爺の仕込み杖、めちゃくちゃ男心をくすぐられるし興味ありありのありなんだよね。十天衆がどうとかは置いておいても会いたさがある。

 

 

でもどうやったら会えるだろうなあ・・・。あ、せや!(天啓)息子と娘を餌にすれば釣れるやん!(下劣畜生)

 

 

 

「っと・・・まあ冗談はさておき、誰から行こうかなー。」

 

 

ぺらぺらっと4枚の紙を眺める。シェロちゃん印の情報だから信用出来るんだけど、ほんとどっから仕入れてるんだろ・・・カルム一族ってたしか隠れてたんじゃなかったっけ??ここに書いてあるんですけど!

 

 

 

 

「はあ・・・よーし、とりあえずルーレットで決めよ。」

 

 

 

 

\ガラガラガラ/

 

 

\スゥパァ↑ムックモォォォオド↑↑↑↑/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ―着いた着いた。」

 

 

 

ルーレットで決めてから三日、シェロちゃんに取っておいて貰った騎空艇で目的の島に辿りついた。今回勧誘しに来た彼女は艇なんてなくても空を飛ぶことが出来る。どれだけの距離を移動できるのかは知らないが、飛翔術は高難易度の技術だって誰かも言ってたしね、魔力も相当に食うはず。だから三日ぽっちじゃ早々遠くには行けないだろう。

 

 

もしもこの島にいなくても、近くにいることはまず間違いない。そうなれば、シェロちゃんのバックアップを受けられるこっちが有利。見失うことはないだろうしね。

 

 

 

―――そう、もうおわかりだろうが、今回俺が勧誘しに来たのは、ニ王の射手・狩人・ぼっち・友達ガチ勢と言われる(言われてない)ソーンである。

 

 

勧誘の仕方は簡単!シルヴァとぎくしゃくした末に村を出て、年中友達に飢えてる(誇張)ソーンなら、ちょいと優しい言葉を囁いてやればころりと堕ちるって寸法よ。十天衆はアットホームな職場です!今なら三食残業代福祉厚生に加え、友達が付いてきます!お得!!

 

 

 

俺としても男だからね。綺麗な女の人と一緒なら十天衆やるのもやぶさかではないってもんよ。痛いのはいやだけど。それにソーンはおっぱい大きいからね、大きいお乳の魅力には逆らえないよね。

 

 

大体小さいのも素敵だよとか、なるほど負け犬の戯言かって感じだよね。小さいの「も」ってなんだよ。そこは小さいの「が」って言えよ。そういう優柔不断なヘタレくんは薄い本みたいに寝取られちゃうから(偏見)ね、いっそ正直に「お前のおっぱいクレータ~wwww」って嘲笑うくらいが男としては丁度いいんだよ。殴られても責任は持たないし、俺は絶対そんなこと言わないけど。

 

 

 

 

いっそ、十天衆の衣装みたいなのも設計してみようか。ゲームでもシエテがマントを揃えてたし。忘れ去られた中二心が疼くぜ・・・!

 

 

 

でも島に着いたはいいんだけど、ぶっちゃけこの島のどこにいるかわかんないんだよなあ・・・シェロちゃんもどの島にいるのかは調べてくれたり行動の予測とかはしてくれるけど、あっちもあっちでやること多いらしいから細かい場所までは知らせてくれなかったんだよな。

 

 

・・・張り紙でもすればいいのか、これは。でも俺絵心とかないし、張り紙を見られずにすれ違ったりしたら二度手間だしなー・・・地道に聞きこみするのが確実かな?幸い小さい島で街も一つしかないし、宿を取ってるならここに戻ってくるでしょ。野宿とかしてない限りは、だけど。・・・してないよね?

 

 

 

「まあ、とにかく探さない事には始まらないか・・・おーい、すみませーん!ちょっと聞きたいことがあるんですけど―――」

 

 




そういえばシェロ畜の年齢はカルテイラと同時期に商売始めたエピソードがあるんで年齢もおなじくらいかな、とおもっていたんですけど、ぷに穴は外見と実年齢が全く比例しないので、ぼくは考えるのをやめました^p^


ていうかウーノが20の時に死んだ父親の知り合いなのにカルテイラと同期とか1人だけ時空移動してる超越者だしね。商人を始めたのがカルテイラと同時期だったってだけで、ホントは70のババアとか言われてもぼくはもう驚かないぜ!

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