失われた時間を取り戻す2人の幼馴染の話   作:れぐるぐる

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皆さんこんにちわ、れぐるです
勢いで続きも書きました、はい。
少し重めになりますが、後からどんどんホッコリになって行くので悪しからず...
ではどうぞ!


プロローグ2ー動き始めた歯車ー

今俺はなんといった...?

ハル...確か春雨に対し、ハル...と呼びかけたんだ。

頭痛が収まりきったので、冷静に今の状況を考えてみる。

「ん...?ハル...?咄嗟に出たが俺にそのような名前の友人はいなかったはずだが...すまない、人違いだったようだ」

長考した後、俺はそう、春雨に対し謝罪をした。

「えっ...あっ...そうでしたか、はい...すみませんなのです提督さん...はい。では春雨はこれで失礼するのです、はい...」

対する彼女はなんだか、寂しさを隠すかのような、微妙な顔をして俺にそう言った。

「なんでそんな顔するんだ...俺が正式に着任したら説教だからなァ!」

俺はそう、苦し紛れに似た小言しか、言うことが出来なかった。

 

春雨side

 

あの後、しゅうくん...いえ、提督さんから逃げるように帰ってしまいました、はい。

そして今、鎮守府にいるわけなのですが...はい...

提督さんは、春雨のことを覚えてないのですね、はい...

あんな前世のことなんて、普通は覚えていないですよね、はい...

あの反応だと、覚えていてくれてたんだ...!と思っちゃうじゃないですか...はい...あれ...なんだか涙が溢れてきました...はい...

「うぅ...提督さん...しゅうくん...私の事...うぇっ...覚えてないなんて...なんでかなぁ...?うぅ...うわーん...!」

まだ春雨は...私は、自分を艦娘だって偽って生きていかないといけないのかなぁ...ねぇ、誰か...こんな私に最適解を教えて...?

 

提督(仮)side

 

春雨が去っていってから、少し時間が経ってしまった今、俺は、ぼーっとその場に立ち尽くしてしまっていた...が

「なんだったんだ今のは...ってあっ、卒業式卒業式...って時間やべぇ!チャリチャリ...って波にさらわれてる!?これは終わったな...」

仕方なく俺は、そのまま徒歩で軍学校まで向かった。

...これは間違いなく遅刻である。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

あの後、遅刻してしまい教官殿に実績をくらっていたところ、卒業式の来賓に来ていた元帥殿に、庇っていただき一命を取り留めた。

...流石に言い過ぎかもしれないが。

その後、卒業式は無事に終わり、俺は元帥殿に連れられ、所属予定の鎮守府に足を運んでいた。

「先程は本当に助かりました元帥殿。感謝しても仕切れません...!」

「いやいや、そんなに気にしないでくれ。君が真面目なことは私が誰よりも知っている。当然の事をした迄さ」

本当にこの方は...あれから何年もたった今でも、こんな俺をとても擁護してくれている。本当に有難い。

「本当に何から何までお世話になりました...貴方のおかげで今があります。本当にありがとうございました...!」

「いやいや、気にすることじゃないさ。僕が勝手にしたことだ。今日から君も提督だね。君の功績を小耳に挟めると嬉しいな。それじゃあ頑張るんだぞ、秀弥君」

と、元帥殿は俺にそう仰られた。

「はい!職務を全うし、艦娘を導き、この海を...この国を守っていく次第であります!本当に...お世話になりました!あの日の元帥殿の言葉を胸に、日々精進て行きます!」

「ふっ...楽しみにしているよ、秀弥君」

そう言って、踵を返し歩いていく元帥殿の背中はなんだか、幼い頃に見た父の背中のように見えた。

「やっとここまできた...父さん、母さん。俺は絶対、この海に蔓延る深海棲艦共を...!だから、見守っててくれ」

そう言って、鎮守府に向けて歩き始めた時

 

ーあなたの心の中で、見守ってるからー

 

今朝見た夢に居たあの少女の言葉が、不意に頭をよぎった。

「またこの夢...か。いや、今は気にしていては仕方がない。さっさと鎮守府に行かなければ」

こうして俺は、新たなる門出に向けて、歩を進め始めて行った。

俺と春雨の出会い...そして、俺と〇〇〇の再開は、幕を閉じて行ったのだった。




いかがでしたか?
これからはしゅうくんと春雨ちゃんの成長を描いていく予定です!
感想待ってます!
それではまた次回まで、ばいちゃ〜
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