デジモン短編集   作:アズマケイ

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デジモンアドベンチャーLeb deinen Traum

それは、選ばれし子供たちが、デジタルワールドをめぐる大冒険を終えた、8月のある日のことだった。ヴァンデモンが起こした、お台場霧事件をはじめとする大事件の数々は、数週間たった今でも東京中に強烈な爪痕を残している。一番被害がひどかったお台場に住んでいる太一もまた、現在進行形で、不自由な生活を強いられていた。太一たちが住んでいるシーリアお台場をはじめとする高層マンションは、ライフラインが壊滅的な被害を受けているのだ。水が出ない。ガスがでない。電気がこない。電話回線が壊れている。しかも建物のあちこちが壊れていて、補修工事が必要である。すべては8人目の選ばれし子供を探して、東京23区にちっていたヴァンデモンの配下が、お台場に一斉に集結したためだ。空を飛べるデジモンたちは、電信柱から電気を補給しながら実体化し続けたから、電線がぶっこわれた。海を泳げるデジモンたちは、ズドモンとの戦闘で海中ケーブルを寸断したせいで、インターネット通信ができなくなった。大型のデジモンたちは地下水道地下トンネルを利用したものの、空腹に耐え切れず地上に無理やり這い出ようとしたせいで、水道やガスを運ぶパイプがぶっ壊された。そしてバケモンたちによって、お台場中の人たちが東京ビックサイトに連れ去られた際に、窓ガラスやドア、非常階段、いろんなところがぶっ壊された。もちろん、家族を守るためにマンションで戦いを余儀なくされたデジモンたちは、正当防衛である。でも、結果として、7人の子供たちの家の被害がひどくなってしまったのは、ご愛嬌。太一をはじめとしたシーリアお台場の住人たちは、毎日炊き出しや保水車の列に並んだり、がれきの後片付けをしたり、改修工事の騒音に耐えたりしながら、少しずつ普通の生活に戻っているのだった。ライフラインが全滅しているシーリアお台場の人たちにとって、臨海公園が憩いの場になっている。自衛隊やボランティアによる炊き出しはもちろん、全国からの支援物資を受け取る窓口が開設されている。子供たちが遊べるスペースはなくなってしまったが、仕方のないことである。そのため、太一はもっぱらお台場小学校で友達と遊んでいるのだった。

 

 

太一が異変に気づいたのは、そんな帰り道のことだった。なんとなく、机にしまう気になれなくて、いつも持ち歩いているデジヴァイスが、突然反応したのである。ぴこぴこぴこぴこ、ぴこぴこぴこぴこ、と激しく振動するデジヴァイス、四角く発光する画面。太一はびっくりして立ち止まった。ただのデジタル時計が数週間ぶりに反応したのだ、無理もない話である。いつもの帰り道、見慣れた光景が広がっている。デジヴァイスが一体何に反応しているのかわからない。太一はデジヴァイスの反応が大きくなるところを探し回った。

 

そして、見つけるのだ。

 

夕暮れに染まる世界に、不自然に染まる黒い影。

 

なにかいる。そう直感した太一は、一目散に駆け出した。

 

 

かしゃん、とフェンスがきしむ音がする。よいしょっと背伸びをして、ペンキで塗られた網目をしっかりと掴んだ太一は、愛用のブーツを手頃な位置に食い込ませて、フェンスをよじのぼる。かしゃん、かしゃん、と太一が登るたびにフェンスがきしむ。見上げるほどの高さもなんのその、立ち入り禁止の看板は見えないふりをして、一番上の丸くなっているフェンスのてっぺんまでたどり着いた。落っこちないように慎重に体重を移動させながら、反対側の方向に体を向けつつ、またがる。あのときみたいに単眼鏡があったら、あの暗闇の正体を突き止めてやるのに。手持ちぶさたな自分に歯がゆさを感じつつ、いてもたってもいられなくなった太一は、迷うことなくフェンスを乗り越えた。なんで連絡してくれなかったんですか、って怒るであろう参謀の存在は、完全に忘却の彼方である。

 

東京タワーが折れたり、フジテレビが倒壊したり、ビッグサイトに大きな穴があいたり、たくさんの痕跡が残っている東京は、こういう立入禁止区域がたくさんできた。太一たちは戦った記憶はないけれど、きっとお台場に集結するために、地下水道から無理やり地面にはいだしたデジモンが暴れた場所なのだろう。大きな穴がたくさんあいている。工事の予定がかかれた看板、作業員の休憩室がある仮説施設、大きな重機、そしてたくさんの柵。見えてきた工事現場の真ん中で、太一は不自然な暗闇の正体を知る。

 

 

「なあ」

 

 

思ったより大きな声がでた。

 

 

「なにやってんだよ」

 

 

ここまできて、太一はようやく、目の前にいる少年が誰か知らないことに気がつくのだ。勢いのまま話しかけてしまったけれど、目の前に広がる異様な光景に、声をかけずにはいられなかったのである。

 

太一の前には、少年がいた。真っ青な手袋、真っ青なバンダナをまいて、その上からゴーグルをつけている少年である。青と黄色のふちどりがされている白いパーカーを着て、いくつもベルトが走る茶色のジーンズを履き、黄色い靴下に、青と黄色の縁取りがされた白いブーツを履いている。太一とおなじくらいの男の子だ。突然話しかけられたにもかかわらず、どうやら少年は太一が来るのがわかっていたようで、驚く素振りすら見せない。視線は背後の暗闇に向く。なにか、ひとこと、ふたこと、会話をしているようだが、太一には聞き取れなかった。無視されたことにむっとした太一が歩み寄りながら、もう一度話しかける。

 

 

「なあ、なにやってんだよ」

 

「なにって、見ての通りだぜ?」

 

 

少年は笑った。

 

 

「み、見ての通りって、本気で言ってるのか?」

 

「本気もなにも、事実だろ。どうやったら、楽しいお遊戯にみえるんだよ。しっかし、よくわかったなあ。一応、これでもバレないようにこっそりやってたつもりだったのに」

 

 

太一は信じられない、といった様子で、少年を見る。

 

 

「後ろのやつは、お前のパートナーかよ」

 

「あーうん、一応な。これがこいつの仕事だからさ。俺はその監督役ってやつ?一応、こいつこっちの世界のこと何も知らないからさ、問題起こされると俺が困るんだよね」

 

 

こともなげに言い放つ少年に、太一は言葉を失った。少年の向こう側で、暗闇が蠢く。不機嫌な声が響いた。

 

 

「我をからかうとは感心できぬ。なんのつもりだ、ミコト」

 

「言葉のアヤってやつだよ、ジョークだよ、ジョーク。流せよ、さらっと。相変わらず、アタマかってえなあ」

 

「軽率には同意せぬぞ、いくら我が汝に逆らえぬとはいえ、年上にはもう少し優しく接したまえ。汝は礼儀をわきまえるべきだ」

 

「それが堅苦しいんだよ、おまえさあ」

 

「汝の戯言、聞き飽きた。もう汝の話は終わりだ。我が逆鱗には触れぬ方が身のためだぞ、ミコト」

 

「はいはい、わかったよ。俺が悪かったよ、わるうございましたよーってね、ごめんなさい」

 

「・・・・・・まあよかろう」

 

「めんどくせえやつ」

 

「何か言ったか?」

 

「なんもいってねえよ、しつけえな」

 

 

めんどくさそうにつぶやいた少年は、はあ、とため息をついて太一を見る。

 

 

「まあ、二度と会うこともないだろうけど、俺はミコトっていうんだ、よろしくな」

 

「ミコト?」

 

「そうそう、ミコト。ゲンナイのじいさんには、通じると思うぜ。じゃあな、八神太一くん」

 

「・・・・・・・!?なんで、俺の名前!」

 

「そりゃあ、世界を救った伝説の英雄様じゃないか、誰だって知ってるさ。な、相棒」

 

「うむ、有意義な時間であった。ごきげんよう」

 

「ちょっと待てよ、お前らは一体、何者なんだ!」

 

 

ミコトと名乗った少年は、影を見つめる。そして、不敵に笑った。

 

 

「いずれわかるさ、いずれな。じゃあ、また会おうぜ」

 

 

太一の目の前で、ミコトと謎の影突然姿を消してしまったのだった。

 

 

「なんでだよ、じいさん!なんでミコトってやつのこと、教えてくれないんだよ!」

 

 

光子郎のノートパソコンの前で、太一が叫ぶ。家に帰るはずだった道を変更して、大慌てで光子郎の家に駆け込んだ太一は、事情を説明してゲンナイと連絡を取るよう頼み込んだのである。ゲンナイの隠れ家と表示されているサイトの向こうで、かくかくに動きながらゲンナイは困った顔をしていた。

 

 

「そうですよ、ゲンナイさん。デジモンを跡形もなく消してしまうようなデジモンを連れてる子供がいるなんて、あまりにも危険すぎます。どうして教えてくれないんですか?」

 

そう、太一がみた光景とは、あの工事現場に集められたデジモンたちを、一瞬にして消し去ってしまった謎の影の一撃だったのだ。完全体、成熟期、成長期、さまざまなデジモンたちがいた。それが一瞬で、である。ヴァンデモンを思い起こさせる暴挙である。しかし、それを興奮気味に説明する太一と引換に、ゲンナイの反応は芳しくない。こまったのう、とこぼしていたゲンナイだったが、一向に引き下がる気配を見せない子供達に根負けしたのか、ようやく口を開いた。

 

「ミコトのことは、わしもよく知らん。ただ、選ばれし子供ではない、ということは確かじゃ。デジタルワールドには、わしらの管轄よりも、さらに上位の存在がおることは、お前さんたちも知っておるじゃろう?いうなれば、ホメオスタシスよりもさらに上位の存在がデジタルワールドにはいくつも存在しておるんじゃ。ミコトはいわば、そこに所属しておる子供なんじゃ。情報を開示する権限はわしにはないんじゃよ。わしはホメオスタシスに作られたエージェントに過ぎん、セキュリティシステムの末端にすぎんからのう。ただいえるのは、あのデジモンは、自らの意思でミコトに従っておる、ということ。そして、太一、お前さんが見たあの光景は、まさしく、ミコトたちの仕事にすぎん、ということじゃ」

 

「どういうことだよ」

 

「気づかなかったようじゃが、お前さんが見た黒い影が消し去ったデジモンたちは、いずれもヴァンデモンによって殺されたデジモンではなかったかの?」

 

「ほんとうですか、太一さん」

 

「一瞬だったから、そこまでは分かんねえよ」

 

「ミコトのことで重大な誤解が生じておるようじゃから、弁解しておくがの、太一。ミコトたちは、デジタルワールドのために、仕事をしておるんじゃ。光や闇といった立場には属さず、ただ中立に、デジタルワールドのためだけに働いておる。それだけはわかってくれんかの」

 

 

そうして、ゲンナイは説明をはじめるのだ。選ばれし子供達には必要ない、と判断されたため、意図的に伏せられていた情報について。冒険が終わった今、ゲンナイにひかれていたホメオスタシスからの戒厳令は解かれたばかりである。

 

 

 

 

 

 

デジタルモンスター、通称デジモンは、ネットワーク上に存在する世界、デジタルワールドに生息する生命体である。デジモンは、もともとコンピュータウィルスが人工知能を得て進化した存在だと言われているが、ゲンナイの立場ではその歴史を検索する権限は認められていない。ただ知っているのは、デジモンはデジコアとよばれる核を体内に持っており、その核には姿や性質などの情報、デジゲノムが示されている、ということだけだ。選ばれし子供のパートナーデジモン、という特別な個体を生み出すため、特例で開示された情報なのである。

 

 

 

本来、デジモンは外部から情報を取り込むことで、姿や性質を急激に変化させる生態変化を発生させることで成長し、この成長は進化と呼ばれている。この進化の段階は、レベル、もしくは世代とよばれている。進化には段階があり、卵から生まれた直後の幼年期1、時間経過により自動的に成長した幼年期2、戦う意欲が生まれてくる成長期、力をつけた成熟期、強いデジモンが到達する完全体、さらに大きな力を持つ究極体が存在する。この進化は通常進化と呼ばれ、一度進化したデジモンは退化することはできない。デジモンは進化することで成長するが、進化したあとの姿は最初から決められているわけではない。生活習慣やその個体が持つステータス、性質、置かれている環境、周囲との交流、蓄積してきた様々なデータがその進化先を決定する。つまり、もしアグモンが2体いたとして、片方がグレイモンに進化しても、もう片方がグレイモンに進化するとは限らないということだ。ケンタルモンかもしれないし、ティラノモンかもしれないし、ブイドラモンかもしれない。故に、デジモンの進化は無限大ともいわれており、その軌跡を記しているとされる進化ツリーはデジモンの生態にとって、最も重要な存在である。寿命が訪れる前に死亡しない限り、デジモンは自然と成熟期にまで進化できる。基本的に世代が上のデジモンは、下のデジモン10体分の強さである。しかし、勝負を行う地形やデジモンのコンディション、個体の強さが大きく関わるため、世代だけで勝負が決まるわけではないようだ。

 

 

たとえば、幼年期を除いたほとんどのデジモンに存在する属性、これもデジモンの優劣を判断する重要な要素である。デジモンたちはワクチン種、データ種、ウィルス種の3種類に分けられ、これらの属性には相性が存在するため、デジモンどうしの争いに影響している。たとえば、ウィルス種はデジモンの祖先であるコンピュータウィルスの性質を色濃く受け継いだデジモンに多く見られる属性である。そのため、ウィルス種を撃退するために作られたデジモンが祖先であるワクチン種に弱い。ワクチン種はウィルス種を本能的に攻撃し、データの破壊を防ぐ防衛プログラムをデジコアに持っている属性である。そして、そのワクチン種のデータをとりこむことでウィルス種から身を守ってるデータ種は、ウィルス種に弱いかわりに、ワクチン種に強い。こうして三すくみが構成されているのだ。ただし、ウィルス種でありながら、ワクチン種の特性であるはずのウィルス種を本能的に攻撃したり、コンピュータウィルスのような攻撃を防衛する性質をもっているデジモンも確認されている。そのため、この3つの属性を超えて、特にウィルス種に対して対抗手段を持っているデジモンをウィルスバスターを呼称することがある。ミコトが連れていたデジモンは、その一体なのだとゲンナイは憶測する。

 

 

 

 

デジモンは寿命をまっとうして死を迎えると、自らを構成するデータをデジタマに残して、生まれ変わるとされている。厳密に言うと、死亡したデジモンのデータはダークエリアと呼ばれるエリアに転送され、悪いデータであると認識されれば永遠に投獄されるか、存在そのものを葬られる。良いデータであると認識されれば、デジタルワールドの始まりの街に転送され、デジタマとして生まれ変わることができるのだ。ここまで説明して、ゲンナイは言葉を切った。

 

 

 

「これがデジタルモンスター、お前さんたちがデジモンと呼んでおる生命体の生態じゃ。では、聞くがの。それはあくまでも、デジタルワールドでの話じゃ。もし、お前さんたちの世界で、デジモンが死んだ、とする。さて、デジモンは生まれ変わることはできるのかの?」

 

太一たちは顔を見合わせた。生まれ変われなかったデジモンを、太一たちは誰よりも知っている。

 

 

「ミコトが連れておったデジモンはの、ダークエリアにデジモンを送ることができるデジモンなんじゃ。ホーリーエンジェモンのヘブンズゲートとよく似た能力じゃが、その意味するところはまったく異なる。ここまで話せばわかるじゃろう?ミコトがどうして、お前さんを誤解させるような真似をしたのかはわからんが、ミコトはデジタルワールドにとっては味方である、と言ったほうが正しいのう。あやつはどんな勢力にも組さないかわりに、どこまでも中立じゃ。現実世界に残されたデジモンのデータを回収し、ダークエリアに送る仕事をしておっただけなんじゃろう。わしからすれば、てっきりわしのような存在じゃと思っておったが、口ぶりからさっするに、太一たちと同じ人間のようじゃなあ。謎が深まるばかりだわい、ほっほっほ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デジモンアドベンチャーLeb deinen Traum

電脳世界と現実世界が交差するとき、僕らの物語が進化する!

 

 

2027年8月1日深夜、ミコトはNowloadingのロゴが右端にある巨大なディスプレイに展開されるPVに次第にテンションが上がっていく。デジタルモンスター生誕30周年プロジェクト、第5弾として、本日発売されたばかりのゲームソフトのダウンロードができるようになったばかりなのだ。ゴーグル型のインターフェースを付けることで、擬似世界を体験できる次世代ゲームが、これから始まろうとしている。この次世代ゲーム機は、インターフェースの機械を通して、ゲームを現実だと誤解させることで、擬似的にリアルな感覚を楽しめることで有名になった。一般に普及してから、小学生が買えるくらい低価格になった。ミコトは小学生ではないが、デジモンアドベンチャーが小学生たちが主人公なことを考えると、主人公は小学生にしようと思っていた。傍らにおいてあるiPhoneには、ネットで一番大きい掲示板の専用スレッドがゲーム板で乱立していた。日参しているスレッドを開いたミコトは、ものすごい勢いで消費されていくスレッドに、何度も更新ボタンを連打する。製品版はゲームを予約したお店が開店しないと、入手することができない。だから、ダウンロード版を選んだミコトたちが、世界で一番早く、このゲームをプレイすることができる、というわけだ。iPhoneごしの掲示板は、祭り状態になっている。だから、ダウンロードが開始された瞬間、一気にネットがつながっているゲーム機の通信速度が重くなったのだった。ダウンロード画面を眺めながら、ミコトは、暇つぶしに、これからプレイするゲームの仕様を確認し始めたスレッドの住人たちの会話を読んでいた。

 

 

・シナリオ

分岐がなくて、誰が遊んでも同じルートを通って、イベントもエンディングも同じなのが、日本のRPGでお約束になってる1本道シナリオだ。フリーシナリオは、ルートが分岐する上に、イベントも全然違うし、結末も違ったりする。

 

・キャラクターメイキング

容姿、性別、年齢を問わない、多種多様なキャラクターメイキングができる。属する勢力によってシナリオが変わる。

 

・グラフィック

体験版をプレイした有志が検証した結果、細部にまでこだわりがみてとれる。映画やゲームでしか出てこなかったものまで再現している模様。CMネタや誤植で生まれた架空のデジモンがネタとして仕込まれていることがある。スタッフ遊びすぎ。アニメをモデリングにしたキャラクターだが、CPUに高度AIが搭載されているため、リアルを追求したグラフィックでも浮いている印象はうけない。ただし、NPCはリアルな思考をするため、ゲームをするからといってハメを外すとシナリオに影響がでる。

 

 

第一弾として、デジモンアドベンチャーが発売されたわけだが、これから数年おきに、テイママーズやフロンティアなどが実装されていくことが発表されている。住人たちは、どんなキャラクターを作るのかについて盛り上がっていた。ようやくゲーム画面が表示される。ニューゲーム、コンティニュー、設定、アルバム、オンライン、のコマンドが表示される。ミコトは、ニューゲームを選択した。

 

 

[キャラクターメイキングを開始します]

 

 

性別は、迷うことなく、男を選択する。女でもよかったが、特権である服装や髪型の変更は、デジモンアドベンチャーのシナリオだと意味をなさないことが判明していたからだ。たった3日の大冒険、しかもサマーキャンプからデジタルワールドを冒険する半年間は、おなじ衣装である。無理もない。年齢は小学生一択。出身地も東京一択。そして、外見を決める。RPGなら、初期ステータスやスキルを決められるが、デジモンが戦うアニメ世界では、登場人物たちは(無駄にハイスペックで小学生には思えないが、設定上は)普通の子供だからないようだ。ここでミコトの手が止まる。シナリオを選択するうえで重要な要素が出てきたのだ。属する勢力はどれですか。平たく言えば、どの立場でゲームを楽しみますか、というやつだ。選ばれし子供たちの立場になって、パートナーデジモンと一緒に冒険する王道展開もよし。ゲンナイさんと一緒に選ばれし子供を導くセキュリティ側でもよし。敵側の勢力になって、選ばれし子供と戦うもよし。ほかにもデジモンアドベンチャーでは出てきていないが、デジモンワールドに存在する公式の勢力の名前もある。これはプレイヤーの選択によって、シナリオがどんどん変化していくことを予感させた。どうしようか、と考えた挙句、ひとつに絞りきれなかったミコトは、おまかせ、のコマンドを入力した。ゲームを初めてのお楽しみってやつだ。ここで延々考えているわけにはいかなかったからだ。

 

 

さて、いよいよメインのキャラメイキングである。その気になれば一日潰せそうなクオリティだ。ミコトは、膨大なパーツからマネキンをプレイヤーキャラに仕立てていった。

 

 

 

そして、2時間が経過した。満足できるキャラが出来上がったミコトは、早速iPhoneを手にとった。みんな考えることは同じなのか、渾身の出来を公開するプレイヤーがたくさんいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お前らすげーなあ、クオリティ高え!製品版のオレは、もうどんなキャラ作るか決めてんだ

 

>>XX

なに?

 

>>ヒント

夏戦争

 

デジモン世界に恋愛機械はあかんwwwwwwwww

 

節子、それヒントちゃう、答えや

 

映画違いだそれー!

 

オナジカントクダモン

 

カントクノリメイクエイガダモン

 

選ばれし子供達オワタww

 

まさかのデジモンプレイwww

 

まだ冒険も始まってないのに、敵がいきなり究極体とかどんな無理ゲーw

 

進化中に攻撃するやつにどうやって勝てっていうんですか、やだー

 

つーか同じカントクならまだよくね?

それをいうなら、オメガモンも、もともとエヴァのパク・・・・・

おっと、誰かきたようだ

 

おいやめろ

 

おいやめろ

 

それが404の最期の言葉だった

 

これがのちの404foundである

 

おまえらwwwwwなんでそっちなんだよwwwwwちげーよ!俺には婚約者のフリをしてくれって、言ってくれるような美人の先輩なんて、いないけどな!(T_T)

 

(´;ω;`)

 

゚(゚´Д`゚)゚

 

(´;ω;`)

 

全俺が泣いた

 

みてくれ、これをどう思う[画像付き]

 

どう見ても太一です

 

どう見ても漫画版太一です、本当にありがとうございました

 

ちょwwwかぶったwwwオレもvテイマー01の主人公だぜ![画像付き]

 

>>XXX,XXX

結婚オメww

 

おまえらwww

 

デーモン逃げてー!今すぐ逃げてー!ダブルアルフォースブイドラモンとか死ねるwww

 

まさかの太一ちがいwww

 

アグモンからブイドラモンにバグ進化はできますか?

 

調整中

 

遊戯王じゃねーんだからやめろwww問い合せたら、できます(キリっ)って言われたから、オレは決めたんだ!

 

なんだってー(AA略

 

うそだろ、まじかよ、今回の30周年気合入りすぎだろ、俺たちの知ってるXXXXじゃないっ!?

 

しっかし、1000体以上もいるデジモンの進化ツリーを再現とか、スタッフ過労死すぎわろたwww

 

もうやめて!スタッフのライフはぜろよっ!?

 

お願い、死なないでスタッフ!あんたが今ここで倒れたら、テイマやフロ、セイバーズ、クロウォ発売の約束はどうなっちゃうの!?ライフはまだ残ってる!ここを耐えれば、デスマーチに勝てるんだから!次回、xxxxスタッフ、死す!デュエルスタンバイ!

 

Wwwwwww

 

Wwwwwwwwwwwww

 

やwwwめwwwwwろwwwwww

 

くっそ、こんなのでwwwwww

しっかし、そこまで再現してるとなると、リデジやワンダースワンもありか?

 

秋山遼はまずくね?一応テイマーズに出てるし

 

追加シナリオで秋山遼ありそうだよなー、楽しみだ

 

デジアドとテイマーをかける少年か

 

ポスターでははぶられてるけどな!

 

やめたげてよー

 

ここで、ようやくアップロードできた画像をミコトは貼り付けた。

 

それなら僕はデジワー2![画像付き]

 

懐かしいなあ、おいw

 

まさかのデジワー2だと・・・・・・マイナーすぎワロタwwww

 

これまた古、いやマイナーなとこから乙

 

意外と再現度高くてワロタ

 

このスレ、仕事人多すぎぃ!どうしてこんなにクオリティが高いメイキングができるんだよ!

 

なんでデジワーじゃないんですかねえ

 

そんなのかぶるからに決まってんだろwwwたった数時間で何人の初代デジワー主人公が生まれたとおもってんだよwwwww

 

育成ゲームからターン制のバトルゲーに進化するんですね、わかります

 

レベルを上げると、自動的に進化するんですね、わかります

 

それってどこのRPG?

 

でも、あの主人公ってゴーグルつけてたよな、こうして見ると案外いけるな、乙

 

つーかメイキングで一日終わりそう、ワロタ

 

 

ネタになりそうな画面が現れたら、また画像をアップしよう、と決めたミコトは、早速ゲームをプレイし始める。先行者はすでに攻略wikiを充実させているだろう。チュートリアルくらいは、終わらせようと思ったのだ。ゴーグルを装着させてください、という画面が表示される。ミコトは、ゴーグルを付けた。そして、ゲームを開始するアナウンスが流れる。意識が暗転した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目が覚めたら、知らない天井である。驚いて体を起こしたミコトは、あたりを見渡した。真っ白な部屋だった。さらさら、と間仕切りのカーテンがなびいている。清潔な香りがする。ミコトはベッドで寝ていたようで、真っ白なシーツと枕、そして毛布がある。どうやら病院のようだ。どのシナリオからはじまるんだろうとワクワクしていると、しゃ、とカーテンがひらく。

 

 

「大丈夫かい?」

 

 

そこには、エンジェモンがたっていた。どうやらここはデジタルワールドのようである。しかし、よく見ると、エンジェモンのように青い布ではなく、赤い布をもっているし、杖の形が違う。どうやらエンジェモンの色違いのようだ。正しくは色違いではない、ワクチン種、データ種、ウィルス種、と属性が違うから、別のデジモンだ、が公式見解なので、別個体なはずのデジモンがそこにいた。たしかピッドモンだったはずだ。エンジェモンと同じ聖なる力を持っている下級の天使型デジモン。大きな二枚の羽を持ち、右手には月の形をしたホーリーロッドを持ち、炎を操ることができるはずだ。天使は羽の数で階級がちがうので、エンジェモンより格下かもしれないデジモンである。心配そうに見下ろしてくる赤い布地をまとった天使に、おう、とミコトは頷いた。どうせならエンジェウーモンみたいな、女性型デジモンならよかったのに、と思いつつ、安心したように笑ったピッドモンを見上げる。たしか、リデジだとエンジェモンが病院の主だったはずだ。そこからの抜擢だろうか。

 

 

「よし、目つきもしっかりしてきたな。もう大丈夫そうだ。名前をいってごらん?」

 

「ミコトだ」

 

 

よしよし、とピッドモンはうなずいた。そして、ちょっと待ててくれ、と言い残し、そばに離れた。どうやらピッドモンはミコトを知っているようだ。どうやらデジタルワールドを支えるゲンナイさんみたいな、セキュリティシステムが作ったキャラクター、という設定のようだ。どこからか、訪問者があったらしい。ミコトは聞き耳をたてた。

 

 

「こ、これは、ユピテルモン様ではございませんか!?ご尊顔を拝見し、光栄です!わ、ワタクシごとき末席の者に、い、いかがな御用でございましょう?」

 

 

思わずミコトは吹き出した。えええええっ!?なにいってんだ、こいつ、え、まじで?まじか!?とカーテンを見るが、風になびいている白いカーテンがあるだけだ。みたい、ものすごく向こう側がみたい。いったい何が起こってるんだ、とミコトはうずうずしていた。

 

ユピテルモンは、デジタルワールドにおいて、オリンポス12神と称される勢力の中心をなすデジモンだ。公式設定やビジュアルは公開されているが、あまり知られていないデジモンである。メディア展開では、中立を建前とする謎の組織、という触れ込みだからか、究極体の神人型デジモン、という扱いづらい設定だからか、一度もお目にかかったことがない人も多い。あたりまえだ。ユピテルモンの元ネタはギリシャ神話の主神ゼウス、その人である。

 

 

「裁きの日は近づいている。全ての者は、我が前に立たされ、量刑を問われるであろう。そうなる前に、汝は信心を深くし、世俗の汚れと別れなければならぬ。我は、汝に難事を与えよ、という聖告を賜った。心に我への信心があるのなら、汝が大切だと思う宝をひとつ、我にに差し出さねばならぬ」

 

「は、はい、もちろんでございます!こちらをお持ちくださいませ!」

 

 

なんという、ダイナミックかつあげ。ピッドモンが何を差し出したのかはしらないが、傍から見てるとカツアゲにしか聞こえない。ミコトは、突っ込みどころ満載な状況に、一体どこの勢力になったのか、気になって仕方なかった。すると、その足あとはこっちに向かってくる。え、ちょ、え、と困惑しているミコトを尻目に、カーテンは無情にもひらかれた。うおっ、まぶしっ。まるで真っ白なマントのように折り重なるたくさんの翼をまとった、デジモンがそこにいる。見上げるほどの巨体である。頭のてっぺんから足のつま先まで、目がくらむような黄金色に輝く鎧に包まれたデジモンがそこに立っていた。聖なる雷を繰り出す武具がクロスされて背負われている。

 

このゲームは、プレイヤーの対応でNPCの好感度が上下するシステムを採用している。初対面であるユピテルモンに、とりあえず、ミコトは挨拶をすることにした。

 

 

「はじめまして、オレはミコト、です。よろしくおねがいします」

 

「挨拶とは、殊勝な礼節を心得ておるな。ふむ、こちらこそ。我こそは、オリンポス12神が一角、ユピテルモン。我を前にして、物怖じせぬか。いい目をしておる、気にいったぞ」

 

「はあ、ありがとうございます。あの、やっぱりここってデジタルワールド、なんですか?」

 

「ほう、お主はどうやら我らを知る世界から召喚されたようだな。いかにも、ここはデジタルワールドである。いかなる侵略も許さず、いかなる勢力にも組みさず、中立を守る我らが勢力の管理下にあるエリアだ。ミコト、お主は、デジタルワールドを救うために召喚されたのだろう」

 

 

300年前にもたらされた予言の書に記されていた、英雄の証だ、と差し出されたのは、デジヴァイス。どうやら、ミコトは、選ばれし子供、という設定のようだ。それにしてはパートナーが見当たらない。デジヴァイスを受け取ったミコトは、属する勢力はオリンポス十二神になったのか、どんなシナリオだよ、と頭を抱える。ユピテルモンは笑った。NPCだとわかっている相手に、物怖じするも糞もないと思うのだが、相手が究極体であることも考えて、咄嗟に敬語に切り替えた判断は正解だったようだ。満足げにユピテルモンはミコトをみて、頷いている。もしこれがギャルゲー、乙女ゲームの類だったら、画面の横にある好感度メーターが上昇しているだろう。ユピテルモンは、歓迎するぞ、と頷いた。

 

 

「立てるか、ミコト。お主に会いたい、と騒がしいやつがおるのだ。案内しよう」

 

「あ、はい、わかりました」

 

 

どうやら、パートナーデジモンとの対面らしい。ミコトは、ユピテルモンに連れられて、病院をあとにした。オリンポス十二神が支配する広大な大地を一望できる居城に案内されたミコトは、その地下に案内された。地下室から長く長く続く回廊を下っていくと、オリンポスしかはいれないエリアが広がっている。ひしめき合う闇の眷属たちは、ユピテルモンがミコトは客人である、無礼は許さんと宣言してから、物音立てないほど静かになった。大地を守護するというそのデジモンは、ダークエリアにも領土を持つデジモンなのだという。これからランダムに選ばれたパートナーと出会うのだ。オリンポス十二神、というかなりの低確率でしか出現しないと思われる隠し勢力を運良く引き当てた。勢力によってあてがわれるパートナーも変わるこのゲーム、きっとパートナーはチートじみているに違いない、とワクワクする。そしてミコトは、その想像をはるかに超越する存在と邂逅することになる。ダークエリアの第一下層から、どれくらい進んだだろうか。ユピテルモンによってはるか下層まで連れてこられたミコトは真っ黒な海に広がる孤島にて、あまりにも場違いな絢爛豪華な宮殿に到着した。

 

誰もいない玉座に鎮座する影がある。ユピテルモンを見た影は、立ち上がった。

 

 

「おお、我が心の友よ!よくぞ来てくれた!」

 

「ああ、我が兄弟よ、息災なようで何よりだ。これは心ばかりの品だ、受け取ってくれ」

 

「得も言われぬ至高の品ではないか!感動したぞ!」

 

 

ピッドモンからカツアゲした宝石が、手渡される理不尽をミコトは目撃した。なにこれひどい。ユピテルモンたちのところにやってきた影は、その姿を現した。ユピテルモンが光なら、このデジモンは闇だ。そんな印象を受ける。仲がいいのは、元ネタでは、血を分けた兄弟だからだろうか。上質で縫い目一つない、高級な布地で編まれた真っ赤なマントを翻しながら、そのデジモンはミコトのところにやってきた。頭からつま先まで真っ黒な装備に身を包み、禍々しいオーラを放つ得物を携えているそのデジモンも、究極体である。オリンポス12神には数えられないが、それに匹敵する実力を持つと称される。冥界に落ちるにふさわしい罪人や悪人を求めて世界を放浪し、獲物を見つければ一面を黒い闇に包み込む、と言われている。え、もしかして、こいつが?ミコトが絶句しているのを知ってか知らずか、ミコトを見下ろしていた漆黒の神は恭しく礼をした。つられて挨拶したミコトに、彼は笑う。

 

 

「お待ちしておりましたぞ、我が主よ!我が名は、プルートモン!あなたの到来を待ちわびておりました!名を教えていただけませぬか!」

 

「オレはミコトだけど、え、ホントですか、ユピテルモン様」

 

「いかにも、プルートモンは、ミコトのパートナーである。予言した時期から、相当ずれ込んだのだ、察してほしい。時にして5000年、こやつはひたすらに待ち続けておったのだ」

 

 

え、それって先代の選ばれし子供じゃね、と思ったミコトは、とんでもないチートデジモンが特典として与えられたことに絶句するのである。どうやらミコトは、先代選ばれし子供になるはずだったが、選ばれることなく別のタイミングでデジタルワールドに召喚されたという設定のようだ。太一たちの世界ではなく、ミコトの世界から召喚された、という設定のようだから、次元が違うから時間の流れが違うという裏設定でもあるのかもしれない。太一たちの世界から召喚された、という設定だと、ミコトの小学生設定と合わなくなってしまうからだ。わかった、とミコトはうなずいた。感極まった様子でプルートモンはミコトを抱きしめる。先代の選ばれし子供のパートナーだという四聖獣も、もし先代の子供がアニメに出てきてたらこんな感じだったのかなあ、とぼんやりミコトは思ったのだった。すると、わが友よ、と不満そうにプルートモンがユピテルモンを見つめた。

 

 

「我が主に様付けを強要するとは、いかがなものか」

 

「なにをいう。ミコトは、我が威厳を持って、信心を表すべく敬意を表しているに過ぎぬ。強要させようとしているのは、お主ではないか?」

 

「しかし」

 

「真面目実直なのは関心だが、お主には威厳が足りぬ。ミコトのように、我を前にしてもなお、威風堂々としているべきだぞ」

 

「しかしだな、我が友よ。それとこれとは話が違うではないか」

 

 

究極体どうしとは思えない会話に、思わずミコトは笑ってしまう。プルートモンは、あわてて取り繕おうとするが、それはミコトの笑いを誘ってしまうだけだった。ごほんとわざとらしく咳をしたプルートモンは、仕切りなおし、とばかりに佇まいを正す。

 

 

「我が英知、汝とともにあらん。これより、汝の守護を担おう、よろしく頼む」

 

 

そして、隠しシナリオ、[中立の覇道]は始まった。あとでわかったことだが、このシナリオは選ばれし子供たちが現実世界に帰っていた3日間、プレイ時間にして4321日分の空白期間を埋めるオリジナルシナリオである。本来なら、選ばれし子供として現実世界に帰還するか、デジタルワールドに残るか、という選択肢で後者を選んだ場合、オリンポス12神の誰かを引き連れて登場する謎の少年の好感度を上げ、特殊イベントをいくつかクリアすると、2週目から発生する隠しシナリオだった。いわば謎の少年の設定が明かされるシナリオなのだ。オリンポス12神と交流をしながら、暗黒勢力から召喚される敵をなぎ倒し、ダークマスターズに奪われてしまった、先代の子供たちの置き土産である冒険の書を奪還するのが主なシナリオだった。奪還された冒険の書は、ゲンナイさんに打ち込まれた暗黒の種を駆除することができる。空白の4320日で死んでしまうデジモンたちを救出したり、レオモンたちに進化フラグと生存ルートを開拓できたりする。選ばれし子供達と直接あうことはできないが、クリア後の平和になったデジタルワールドで四聖獣と会うことができる、補完的な意味合いの強いシナリオだった。クリア後、それを書き込んだミコトは、初回で隠しシナリオをクリアしてしまった超幸運なプレイヤーといわれることになる。数ヶ月もすれば、ランダム選択で隠しシナリオを選ぶ確率がとんでもない低確率だったことが明らかになり、なおさら驚愕されることになるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いずれわかるさ、いずれな、って思わせぶりな台詞、言いまくって立ち去ってみた

どう言う意味だって、なんかさっきからプルートモンがうるさい

 

当たり前杉ワロタ

 

なんでそのキャラをチョイスした!答えろ、○○○!

 

どっからどう見ても裏切り者フラグwwww

 

wwwwwwwwwwwwwwww

 

お前というやつはwwww

 

どう見ても新たな敵です、本当にありがとうございましたwwwwww

 

親友になって、誘拐されて、助けに来た仲間の前で、驚愕の真実が明かされるんですね、わかります

 

ラスボスフラグ立ちすぎワロタwwwww

 

それなんてラスボス詐欺wwww

 

だってそうだろ、こっちは選ばれし子供達とニアミスしかしてないんだよ

初めてあったんだよ、テンション上がるだろ、普通!

しゃべりたいけど、とっさに思いつかなかったんだよ!

お前らにはわかるだろ、この気持ち!

 

わかる、わかるよ、わかるけど、な・ん・で・そ・の・キ・ャ・ラ・に・し・た・し

 

洒落になんねえからやめろください

 

プルートモン、ただでさえチートじゃねーか!

 

絶対やめろよ、絶対ラスボスルートえらぶなよ!いいな、絶対だぞ!

 

やめて!02ラスボスの立場がなくなっちゃう!

 

1はオリンポス十二神だけじゃなくて、ダークエリア勢力とも親交深すぎだもんなあ、

本気出したら世界が滅ぶwwwwww

 

やめろください

 

そんなこというと、リリスモンとウェヌスモン様の新画像、アップすんのやめるぞ?

 

ごめんなさい

 

ごめんなさい

 

許してください

 

どうか、どうかご慈悲をっ!!

 

まじ、すいませんっしたああああっ!!

 

おまえらwwww正直すぎwwwwえ、あ、ご、ごめんなさい、これだけが毎日の楽しみなんです、マジでごめんなさい、調子乗ってました、許してくださいorz

 

Ok,許す

まあ、伏線まいたつもりなんだよね

 

あー、あれか

気づけばもう12月だもんな、忘れてた

 

オレは選ばれし子供シナリオだぜ、楽しみだなあ!

 

僕はゲンナイさんちで頑張るよ!

 

これから太一が無駄にはぶられるシナリオが始まるのかww

 

仕方ないね、太一は無印の主人公だもんね

 

最大戦力だもんね、普通なら真っ先におとしにいきますわー

 

アグモンたちと出会う前に時間を戻されて、亜空間に幽閉、

時間の狭間に閉じ込められて行方不明、石化、不幸すぎワロタwwwワロタ・・・・・

 

どゆこと?

 

ヒント:12月31日

 

ヒント:秋山遼

 

ヒント:ワンダースワン

 

おk、わからん

ちょっとググってくる

 

ちょっと1でも危ないかもわからんね、ミレニアモン強いしなあ

 

ちょっと待て

 

>>1

どした?

 

>>1

なんかあったか?

 

>>1

あっ(察し)

 

>>1

・・・・・・・・おう

 

>>1

ここまで1に辛辣なシナリオもないな、乙wwwwww

 

さっぱりわからん

クロウォ生まれのオレに教えろください

 

ミレニアモンでググれ

 

今すぐググれ

 

ラスボスの能力も調べずにシナリオクリア目指すとか無謀すぎわろたwww

 

ヒント:12月31日、夏の冒険がなかったことになる

    敵が復活するし、子供たちはパートナーと会う前に亜空間に幽閉

    秋山遼がパートナーたちと冒険して、ラスボスを倒すのが元ネタ

 

でも>>1は選ばれし子供たちと知り合いにすらなってないよな

 

むしろ敵対フラグ立てた件についてwwwww

 

秋山遼は太一の親友になるキャラだろ、どうすんだよ!

 

貴重なキャラとの邂逅を無駄にするから・・・・・

 

がんばれー(棒)

 

しかも1週目のリプレイがシナリオの本筋だから、

>>1は中立の覇道プレイせざるを得ないんだろ、それなんて苦行wwwww

 

\(^^)/

 

 

 

 

 

ミコトが次にスレッドにやってこれたのは、3月だったという。 

 

 

 

 

 

 

 

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