なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか? with Decade   作:通りすがりの天才物理ゲーマー

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第2話 改編後の墓所

「通りすがりの仮面ライダー?」

 

カイは聞いてこともない単語に驚きをみせた。

 

「俺の名前は仮面ライダーディケイド。世界の破壊者って言えばわかるのか?」

 

マゼンタの仮面の戦士は答えた。

 

「世界の破壊者?知らないが...もしかして世界が変わったのはお前の仕業か!?」

 

世界の破壊者と聞いたカイはこの現象を起こしてのは目の前にいる仮面の戦士...仮面ライダーディケイドかもしれないと思い、手に持っていた亜龍爪の銃口を向けた。

 

「おいおい待てよ。俺はこの世界に来たばかりだ。世界が変わったとか知らないな。...しかし本当に知らないのか?」

 

ディケイドは驚いていた。世界の破壊者という言葉を知らない世界があるとは思っていなかった。

さらには仮面ライダーという言葉さえ知らないような反応をされたのだ。

 

「だったら、お前は一体なんなんだ?」

 

「だからいっただろ?通りすがりの仮面ライダーだって。」

 

そう言うとディケイドは変身を解いた。

 

「人間になった...?」

 

「なったんじゃない、戻っただ。それより仮面ライダーという単語も聞いたことないのか?」

 

「ない。仮面ライダーってなんだ?」

 

カイはさすがに人間には銃口を向けられず、亜龍爪を下ろした。

 

「仮面ライダーを知らない世界か...大体わかった。」

 

「勝手にわかってなくて、俺にも説明してもらおうか」

 

カイに説明を求められたディケイドは、なぜこの世界にいるのか、仮面ライダーは何なのかということ説明した。

 

「にわかに信じられないが...目の前で見てしまった以上信じるしかないか」

 

「そういことだ」

 

ディケイドの話を信じたカイは、おもいだしたかのように言った。

 

「そう言えばこの世界の墓所はどうなっているんだ...?ディケイド、ここにくる途中、墓所...黒いピラミッドは見なかったか?」

 

「黒いピラミッド?見たがそれがどうした?」

 

ディケイドは問うとカイは答えた。

 

「そこでなにかわかるかも知らない。ディケイド、墓所に連れてってくれ」

 

「黒いピラミッド、墓所か。いいだろう、俺もこの世界がどういった世界なのか知りたいからな」

 

ディケイドは答えると、灰色のカーテンのようなものを出した。

 

「なんだこれは!?」

 

「わざわざバイクで行くのも面倒だ。これで行くぞ」

 

そう言ってディケイドはカーテンの中に入っていった。

 

「怪しいが...今この状態をどうにかできるのはこいつしかいない。信じて入ってみるか。」

 

続いてカイも灰色のカーテンに入っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「墓所っていうのはこれであっているよな?」

 

「まじで墓所に着いたのか...(困惑)」

 

二人が灰色のカーテンをくぐり抜けると、そこには黒いピラミッド、墓所が目の前にあった。

 

カイはあまりにも不可思議なことが起き困惑していたが、すぐに困惑は消え、墓所の入り口に向かった。

 

「入り口には異常無しか...」

 

墓所の内部にいたる唯一の扉だ。人類保護庁が所持する鍵でしか開かない。

 

実はカイは十年前に入ったことがある。長官の見学のついでに。

 

墓所の周辺を歩くとカイは信じられないものを見た。

 

「封印石が外れている!?」

 

巨大な円形の石が墓地の壁から外れ、地面に転がっていた。

 

「それが外れたから化け物がいたのか?」

 

「かもしれない。でも石の機能は生きている。人は皆この封印は解いてはいけないとわかっているはずだから、外から外された可能性は考えづらいが...」

 

どうして封印が解かれているのか。わからないカイ。

 

「とにかく墓所の中に入ってみないとわからない。ディケイドもちろん同行してくれるよな?」

 

「当たり前だ」

 

そう言って二人は墓地の中に入った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

踏み入った途端、ひんやりと冷たい空気が首筋を撫でて通りすぎていく。その先で

 

「なんだ?」

 

あの光..なんだか懐かしい。まるで以前見たことがあるかのように。

 

「あの光...10年前、墓所に入ったとき見たことある気がするぞ。」

 

「そうなのか?じゃあ行ってみるか」

 

光の元に行ってみると、光り放つ剣が刺さっていた。

 

「シドの剣?」

 

カイはその剣に触れた。

 

:運命の憎悪に巻き込まれた者よ。この剣を離すな:

 

世界座標の鍵(コードホルダー)を:

 

「世界座標の鍵(コードホルダー)?」

 

困惑するカイと、

 

「なんだこの老人の声?」

 

疑問に思うディケイド。

 

すると突然、少女の声が聞こえた。

 

助け...て...

 

「今の声は...!?」

 

「行ってみるか」

 

カイとディケイドは声が聞こえた方角へ行く。

すると突然光に包まれ、気づけば無限に続く雲海の中にいた。

 

「なんだここ...?」

 

「おい、あそこになにかあるぞ」

 

ディケイドが指した先には、円柱に磔になった少女がいた。

 

「なるほど、大体わかった。さっきの声はこいつだ」

 

「大丈夫か!?すぐに助けてやる!」

 

カイとディケイドは少女に向かって走り出す。

 

すると、少女の回りに異形の怪物が現れた。

 

「ファンガイアにファントム!?なぜここに」

 

「ディケイド、しっているのか?」

 

「あぁ。俺が巡った世界の怪物だ。しかしなぜここに...まぁいい。こいつらを倒すぞ!」

 

ディケイドはマゼンタのバックルを腰に置く。すると自動的にベルトが巻かれた。

 

腰にある弁当箱のような物から、カードを一枚取り出すと、

「変身!」

と言うと、カードをバックルに装填した。

 

KAMEN RIDE DECADE

 

バックルから音声が流れると、残像が出現したあとディケイドの体に吸い込まれ、マゼンタの戦士、仮面ライダーディケイドに変身した。

 

「そういえばお互い名前を名乗ってなかったな。俺の名前は門矢士だ。お前は?」

 

「俺はカイだ」

 

「カイか。じゃあいくぞ!カイ!」

 

「あぁ!士!」

 

二人はファンガイアとファントムの群れに向かって走った。




戦闘シーンなくてすみません....
次回あります!お楽しみに
お気に入り、感想待ってます。モチベーションになるので!
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