なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか? with Decade   作:通りすがりの天才物理ゲーマー

5 / 13
急展開かな...?


第5話 王都ウルザーク

「落ち込んでいているところ悪いが、人間の都市に行ってみるか」

 

そう言うと士は墓所から出たときのように、灰色のカーテンを出現させた。

 

「士ってなんでもありね...」

 

「当たり前だ。俺は世界の破壊者だからな。」

 

リンネが発した言葉に士がどや顔で答えた。

 

それを見たカイは、

 

「そうだな。落ち込んでいてもなにも変わらない。この先どうするか、都市...王都を見て決めることにするよ。」

 

カイ達は灰色のカーテンを潜り抜けていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

灰色のカーテンを潜り抜けた先は、王都ウルザークにある、政府宮殿の前だった。

 

「ここが王都か。だいたいわかった。」

 

「あんな賑やかだった王都が、こんなにも変わり果てている様子を見ると、士の推理は合っているみたいだな。」

 

「カイ!士!あそこから悪魔が向かってきてるよ!」

 

リンネが指を指した先には3体ほどの悪魔がカイ達に向かってきていた。

 

「どうやら見張りに見つかったらしいな。それもそうか。」

 

-KAMEN RIDE DECADE -

 

カイとリンネは戦闘態勢に、士はディケイドに変身した。

 

『ニンゲンガコンナショウスウデ?ナメテイルトツブスゾ!』

 

「お前らこそ人間をなめているんじゃないか?」

 

カイは略式ドレイク弾を悪魔一体に命中させた。

 

-ATTACK RAIDE BLAST-

 

「お前らがこの世界の人間という種族を、どのように思っているか知らんが、舐めて掛かると公開するぞ。」

 

カイとディケイドによる銃の攻撃を受けた悪魔三体は爆発した。

 

「わたしの出番ないじゃん...」

 

「ごめんなリンネ。多分後々リンネの力を使うときが来るから...」

 

「ほんと?私助けてくれたカイの役にたちたいの!困ったことがあったら遠慮なく言ってね!」

 

「一応俺もお前を助けたのだが...俺は含まれていないんだな。」

 

「士は私を吹っ飛ばしてきたから、入らないよーだ。」

 

リンネが活躍できなかったことに文句を言っていると、カイが提案をしてきた。

 

「この変わり果てた王都だが...政府宮殿ならなにかわかるかもしれない。入ってみたいが、いいか?」

 

「もちろん!私はいつだってカイに付いていくよ!」

 

「そうだな。目の前にある建物から不気味なオーラを感じる。気になるから俺もついていこう」

 

「不気味なオーラ?」

 

士のいった言葉にカイが反応する。

 

「とてつもなく強いオーラがふたつある。一つは悪魔の親玉がいるんじゃないか?」

 

「そうだね。私もとてつもない法力を感じる」

 

「ひとつじゃなくてふたつだと...?一つはヴェネッサで間違いないと思うが、もうひとつがわからない。」

 

「ファンガイアだろうな。俺にはわかる。」

 

「士ってすごいな...」

 

カイは士の鋭い観察眼に驚いた。

 

「会話もほどほどにして、さっさと入るぞカイ、リンネ。」

 

三人は政府宮殿へ入っていった。

 


三人が王都で戦っている間、ウルザークの王の専用地下駅で、カイ達とは別に王都を取り替えそうとしている部隊があった。

 

「驚いたぜ。廃線になった地下鉄に政府宮殿に一直線の通路があるなんてよ。」

 

「ねー。しかもファリン様が自分で歩いて下見したらしいじゃない。」

 

装甲車で廃線を走りながら話すサキとアシュラン。

 

「この道からアタシらが政府宮殿を強襲。それで悪魔の親玉を倒して終わり!ってね。」

 

「そうだな。ジャンヌ様にファリン様、そしてクレナイがいるなら行ける気がするぜ!」

 

その話を通信機越しに聞いていたクレナイは、

 

「油断はしないでください。少しの油断が負けに繋がりますから」

 

「おっそうだな。」

 

「それにしてもクレナイってすごいよねぇ。自分専用のバイクもっているんだから。」

 

クレナイが乗っているのはマシンキバーと呼ばれるバイク。このバイクには馬型モンスターの脳が埋め込まれており、セミオート運転ができる。

 

「どこでそんなバイクをてに入れたんだ?教えてくれよ」

 

「覚えていないんです。いつの間にか持っていたとしか。」

 

「そういえば記憶喪失だっけ?アシュラン、デリカシーないねー」

 

「記憶喪失だったか...わからねぇのに聞いてしまってすまんな。」

 

バイクの話が一通り終わるとサキが暗い声で話題をだした。

 

「不安なことあるんだけど...なんで私たちがヴェネッサを倒す突撃班なのよ!?ジャンヌ様とファリン様が同じ班ならまだしも、突撃班は私、アシュラン、クレナイだけって...たった三人でどうしろと!?」

 

「大丈夫ですよ。ジャンヌさん達が僕たちをサポートしてくれますから。それに直接ヴェネッサと戦うのは僕ですし。」

 

「そうだぜ!お前たちは援護班なんだからクレナイに任せておけばへーきだぜ!」

 

「キバット!?急に話さないでよー。ビックリするじゃないか」

 

「はっは!すまねぇな!」

 

サキとクレナイとキバットが話しているとアシュランが装甲車を止めた。

 

それに続いてクレナイもマシンキバーを止めた。

 

「到着だ。今俺たちが地獄の扉を叩く♪」

 

「ノリノリですねアシュランさん...サキさんいきましょう」

 

「もうどうにでもなれー!」

 

クレナイ達は地下駅から政府宮殿に入っていった。




感想、お気に入りまってます!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。