なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか? with Decade   作:通りすがりの天才物理ゲーマー

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第6話 再会

「ジャンヌ様!お待たせしました!」

 

天井のスキマから注ぐ日射し。

 

その光に照らされているのは、ジャンヌと親衛隊と突撃隊。

 

そして、ジャンヌの護衛であるファリンは、天井の扉から外の様子を伺っている。

 

「ファリン、政府宮殿前の様子はどうだ?」

 

「悪魔が5体。そのなかに新種の悪魔が二体含まれています。」

 

「そんなに少ないならばこちらとしては、好都合だな。クレナイ。変身を頼めるか?」

 

「はい、わかりました。行くよキバット!」

 

「おうよ!ガブッ」

 

クレナイはキバットに手を噛ませた。

 

すると、腰にベルトが巻かれ、クレナイの顔にスタンドガラスのような模様が浮かぶ。

 

「変身。」

 

ベルトに向かってキバットを逆さまにセットすると、クレナイは一瞬にして姿を変えた。

 

「それがキバか。」

 

クレナイがキバットに噛ませることで、仮面ライダーキバへと変身した。

 

キバの姿を見たジャンヌが片手を挙げる。

 

静まる周囲。

 

「ーーーやれ!」

 

ジャンヌの合図と同時に爆破。専用地下駅の天井ごと地上への扉を破壊した。

 

「行くぞ!」

 

砂ぼこりのたちこめる中、ジャンヌ達は悪魔達へ向かっていった。

 


 

「なんだ?先ほどのなにかが爆発したような地響きは。」

 

カイ達が政府宮殿に入ろうとしたとき、突然起こった。

 

「俺たちに気づいてやった可能性があるな。カイ、リンネ、早く攻めるぞ。」

 

「あぁ、そうだな」

 

「カイ!危なくなったら私を頼ってね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディケイド達が政府宮殿に入るとそこにはすでに戦闘が行われていた。

 

「ねぇねぇカイ!士!人間が悪魔と戦っているよ!なんで?人間は悪魔にやられたんじゃないの?」

 

予想していなかった光景に困惑するリンネと、

 

「あいつらは...まさかアシュラン、サキ...?この世界に来ていたんだな!」

 

世界が変わる前の世界で同僚だった二人を目撃して、思わず喜ぶカイ。

 

「あれはキバ!?なぜキバがこの世界にいる...?ファンガイアやファントム、グロンギがいるから何かしら関係するとは思っていたが...まさかまた世界が融合しようとしているのか?」

 

この世界にはいないはずのライダーを見て驚くディケイド。いくら怪人がいても、その怪人の世界のライダーまでいるとは、予想していなかったからだ。

 

「おっと喜んでいる場合じゃない。リンネ!すまないが俺の許可なしでは法術を使わないでくれ。」

 

「それはどうして?」

 

「あそこで戦っているのが俺の同僚なんだ。もし法術を使っているところを見られたら、めんどくさいことになるからな。そして背中の翼も隠してくれ。」

 

「わかった!カイの言う通りにする!」

 

リンネはカイの言われた通りに翼を見えなくなるほど小さくした。

 

「なぜキバがこの世界にいるのかは本人に聞けばいいか...よし、俺たちも混ぜてもらおうか。」

 

「ちょっと士!…俺たちも行くぞリンネ!」

 

「うnn!」

 

カイ達はアシュラン達が戦闘している所に混ざっていった。

 

その中でカイは真っ先にアシュラン達に向かっていった。

 

「よう!アシュラン!サキ!お前たちも来ていたのか!お前達もこの変わってしまった世界にいてくれて嬉しいぜ!」

 

カイが再会した喜びでアシュラン達に話しかけると、

 

「人間!?ここにも生き残りが!?見た感じ俺たちの服に似ているが...」

 

「あんただれよ?()()()()()()()()()()()()()()()?()どこかで会ったっけ?」

 

「え...?ちょっと悪ふざけはやめてくれよな。俺だよ俺、カイだよ!カイ・サクラ=ヴェントだよ!」

 

「そんな名前の人いたっけ?」

 

「知らん。だがお前...カイといったか?兵士だろう?見た目でわかる。話は後だ。今は戦闘に参加してくれ。」

 

「えっあっわかった...」

 

どうやらカイのことを知らないようだ。

 

(俺のことを知らないわけがない...悪ふざけのようにも見えなかったし...もしかすると、俺の知っているアシュラン、サキではなく、この世界のアシュラン、サキなのか?)

 

まだ聞きたいことはあったが、言われた通りカイは目の前の悪魔と戦うことを優先した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カイがアシュラン達の方向に行ったときディケイドはキバが戦闘している場所に行った。

 

「必要ないと思うが、助太刀にきたぜ??」

 

「渡?だれですかそれは?それより助太刀ありがとうございます。一緒に戦いましょう。」

 

「渡ではないか...。俺と初めましてのような反応。こいつはこの世界のキバということか…だいたいわかった。」

 

ディケイドは口癖の『だいたいわかった』で済ませた後、キバが戦っていたファンガイアを蹴飛ばした。

 

「見た感じあなたは、僕と同じ仮面ライダーのようですが...」

 

「そうだ。俺は通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ。それでお前はキバだろ?」

 

「僕のことをご存じなんですね。」

 

自分のことを知っているといわれ、キバは少しだけ警戒を高めた。

 

しかし、ディケイドはそんなことは気にせず、腰のライドブッカーから一枚のカードを取り出す。

 

それをバックルに装填した。

 

-KAMEN RIDE KUUGA-

 

ディケイドは仮面ライダークウガへカメンライドした。

 

「姿が変わった!?」

 

「なにを突っ立っているんだ?お前も参加しろ」

 

ディケイドクウガはファンガイアに攻撃を与えていく。

 

続いてキバも連続パンチを当てていく。

 

パンチとキックで主に戦うディケイドクウガとキバは、戦い方が似ているからなのか、初めての共闘にも関わらず、息があっていた。

 

「そろそろ決めるか。」

 

そういうとディケイドクウガは黄色のカードをバックルに装填する。

 

-FINAL ATTACK RAIDE K K K KUUGA-

 

 

バックルから音声が流れると、ディケイドクウガは右足にエネルギーを貯めながらファンガイアのいる方向に向かって走り出す。

 

「僕たちも!」

 

キバは腰からウェイクアップフエッスルを取りだし、キバットに吹かせる。

 

「ウェイクアップ!」

 

するとキバは右足を高く挙げる。

 

するとキバットがベルトから外れて、キバの右足のカテナを解除した。

 

右足のカテナを解除されたキバは左足だけで政府宮殿の天井ギリギリまで飛んだ。

 

「「でやぁあああああ!!!!!」」

 

ディケイドクウガとキバのダブルライダーキックを受けたファンガイアは爆発した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディケイドとキバの戦いが終わっている頃には、既にカイ達は戦闘を終えていた。

 

「まずは救援感謝する。もし良ければ君たちの名前を聞きたいのだが?」

 

ジャンヌの質問にカイは

 

「俺はカイ。そして俺の右隣にいるのがリンネ。」

 

「カイと士以外の人間嫌い..」

 

「そして左にいるのが」

 

「通りすがりの仮面ライダー。門矢士だ。」

 

「仮面ライダー?」

 

聞きなれない単語にジャンヌは士に意味を問いかけた。

 

「人間の自由のために戦う仮面の戦士だと思ってもらえばいい。」

 

「人類の自由のために戦う仮面の戦士、仮面ライダーか。」

 

「俺達だけ名前を教えるのは不平等だろう。お前達の名前も教えてもらおうか。」

 

自己紹介の時間が始まった。

 

そして、ジャンヌ達の自己紹介をきいた後、カイは問いかけた。

 

「ジャンヌ、俺のこと、知らないのか?」

 

「どこかであったか?すまないな、覚えていない。」

 

「そうか…」

 

「カイは俺と最初出会ったとき「世界が変わった」と言っていた。お前たちなにかしらないか?」

 

士はジャンヌに聞いた。

 

「世界が変わった?なんのことだ...?」

 

「なるほど、だいたいわかった。カイ、お前が前言っていたことをこいつたちに話してみろ。」

 

「え?わかった…」

 

カイは自分の身に起こったことを話始めた。




展開が少し強引かもしれません。すみません。
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次回ついにヴェネッサと対決...?
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