なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか? with Decade   作:通りすがりの天才物理ゲーマー

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わずかな時間で少しずつ書いていたものです。本当は3月中旬に出した後定期更新の予定でしたが、早めに出来上がったので投稿したいと思います。
(8話以降は3月中旬になります)


第7話 いざ20階層へ

「人間が勝った世界から来た...?そんな話にわかには信じがたいが...」

 

士に促され、自分たちがいた世界のこと、同じ同僚だったこと、おさ馴染みだったことをジャンヌ達に話したカイ。

 

「人間が勝っている世界なんてあるわけねぇだろ。気が動転しているだけだろ。人間の生き残りで戦力になりそうなやつだと思ったんだがな。」

 

「まぁそういわないであげてよアシュラン!カイが言っていた事は本当かも知れないよ?まずカイが持っている銃剣はうちの軍には無いし、あんな格闘技みたことないもん。」

 

「正直信じていません。しかしサキが言っていることも理解できます。ジャンヌ様の父上が持っていた資料は全て読んでいますが、カイの戦いかたや武器は見たことがありません。さらに応援が来るとは一切聞いていないので、別の都市の者とも考えにくいです。」

 

カイの話を聞いたアシュラン、サキ、ファリンはそれぞれ感想を言った。

 

「簡単には信じてもらえるとは思わないけど、少なからず俺たちはジャンヌ達の仲間だっていうことは理解してほしい。」

 

「と言っていますが、どうなさいますかジャンヌ様?」

 

「そうだな。怪しい話だらけだがここは一回信用しようと思う。話を全部信じるわけではないが、少なからず敵には見えないからな。」

 

「ジャンヌ...!」

 

カイの話を聞き、カイ達と協力することに決めたジャンヌ。もちろん不服な者(アシュラン)もいたが、ジャンヌが決めてしまった以上、口答えができないようだ。

 


 

ジャンヌ達の目的地である10階層に向かう途中、カイはファリンに話しかけられた。

「先ほど悪魔と戦う際に使っていた弾丸。広範囲に雷を撃ちだす。凄まじい威力だった。」

 

「それはどうも。俺の銃剣のとっておきだ。」

 

「引き金を引いていないにも関わらずにな。半ばまで押していたが途中でやめていた。あれは弾丸じゃないだろう?」

 

「………」

 

「お前の近くにいた娘か?妙な気配だと思っていたが。」

 

カイが悪魔との戦闘で使っていた弾丸。しかしそれは弾丸ではないことを見抜いたようだ。

 

「私が問うのはひとつ。お前はあの娘と変な男とともにヴェネッサに挑むと言った。二言はないな?」

 

カイが自分たちを説明しているときに、ヴェネッサを倒しに来たと言っていた。その事に対する最終確認のようだ。

 

「ないな。」

 

「承知した。」

 

詮索する気はないと言わんばかりに、ファリンはジャンヌを追いかけて走り去って行く。

 

自分の力ではなく、リンネの力だと見抜れたカイは思わず驚愕した。

 

これがこの世界で悪魔と戦ってきた戦士だと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カイとファリンの会話から数分が経った時、10階層に到着した。

 

10階層に向かう途中で現れた巨大悪魔がいたが、ファリンが足止めすることによりジャンヌは10階層に付くことができた。

 

そして17階層にある電気室でアシュランとサキ別れ、カイ達は最上階に向っていく。しかし20階層まで続く階段に戻る途中、突然サイレンがけたたましく鳴り響いた。

 

リンネの結界で今まで姿を隠していたが、監視装置が反応してしまった。

 

「これは監視装置が生きているのか!リンネの結界はちゃんと張れていたか?」

 

「もちろん!私の結界が効いていないっておかしいよ!」

 

「そうなると...熱で反応するタイプか!」

 

『人間に、天s...いや違う。我々の臭いも混じっている。なんだ貴様は。』

 

サイレンを聞いてきたのか、今までとはなにかが違う悪魔がやってきた。

 

「悪いがお話をしている場合じゃないんでな。さっさと片付けるぞ...ん?」

 

「カイ、士、ここは任せて先に行って!」

 

「リンネ。正直に言うがお前がやるより俺がやった方が確実かつ早いと思うが?」

 

「ここで無駄な体力を使っちゃダメ。私なら大丈夫だから先に行って!お願い!」

 

『おしゃべりは終わりか...?じゃあいかせてもら...?!』

 

戦闘始まる直前、カイは発煙弾を撃ち、悪魔の視界を煙によって悪くした。

 

「今のうちにいくぞ!』

 

そういうカイだったが、

 

「だめだよ!私の術にマーキングしてきた。私と一緒にいればみんな見つかっちゃう!」

 

「ならば...上d」

 

「カイ!リンネがこう言っているならば俺たちは先に20階にいくぞ!」

 

「だけど...」

 

「お願い行って!」

 

リンネの絶叫にも似た懇願に、カイは

 

「絶対追い付いてこい!約束だからな!」

 

と言い残し、士と一緒に20階層に向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウルザ政府宮殿、20階。

 

ようやく登り終えたところでカイと士は疲労混じりの息を吐き出した。

 

「ようやくか...」

 

「さすがの俺でも少し疲れたな。しかしこの扉の向には...」

 

「ヴェネッサと...士が言っていたファンガイアだっけ?それもいるんだろ?」

 

「俺はファンガイアを相手にする。カイはヴェネッサとやらを相手しろ。頼めるか?」

 

「当たり前だ。ヴェネッサを倒しにここまで来たんだからな。」

 

「じゃあいくぞ」

 

カイと士は扉を開けた。

 

 

 

 

 

 

『ようこそ人間』

 

「お前が...」

 

「ここまでくるとは思ってなかったが...ディケイドさえこの世界に来ていなければ...そう言えばキバはどうした?いないようだが」

 

「ダークキバ!?なるほど。ここにいたファンガイアはお前だったか。キバは残念ながら10階層にいる。俺らあいつらと出会わなければ今頃キバがここにきていただろうな。」

 

夢魔(サキュパス)とダークキバ。

 

悪魔族の英雄と闇の鎧の帝王。

 

この二人が放つすざましいプレッシャーに、カイはもちろん士でも恐ろしいと思わせた。

 

だがオーラで負けていては、話にならない。カイと士は気を引き閉めた。

 

「俺のことを知っているなら話は早い。さっさと終わらせようか。変身」

 

士はディケイドに変身した。

 

「ヴェネッサ、俺はディケイドの相手をさせてくれ。お前はあのガキを頼む」

 

「いいだろう。さすがに余では手に余る相手だからな」

 

ダークキバはディケイドに、ヴェネッサはカイと戦うようだ。

 

「捻り潰してやろう」

 

ダークキバの一言で戦闘が始まった。




次回ヴェネッサと対決といったな。
あれは嘘だ。(対決...?だったし許してください...)

次こそ戦います。
あらかじめいっておきます。ダークキバとディケイドの戦いしか書かないと思います。理由はカイとヴェネッサの戦闘はほとんど原作と同じだからです(予定)

感想、お気に入りまってます!

最後になりますが、更新が遅くなってしまいもうしわけございません!
3月中旬になりましたら定期更新できるようになるので、そこまでお待ちください...(泣)
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