東方 優しくて狂気な少年の幻想郷   作:tomomi2525

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第一章【幻想入りと出会い】
第一話[幻想入り]


いじめっ子女A「相変わらず中二病みたいで気持ち悪い奴ね〜www」

 

いじめっ子女B「ホントホントw死人みたいな顔しちゃってさーwww」

 

いじめっ子男A「こんな奴がいるなんて考えられないよw生きる価値ないってw死んだ方が世の中の為だぜ?早く飛び降り自殺でもしたらどう?w」

 

今日も学校に来ればこれだ……

左頬にある波紋のせいでいつもこうやって…

死人みたいな顔って……お前らがそうさせたんじゃないか…いつもいつもいじめて……父親からも半殺しの目に合わされて……それでも生きてる事に不思議だけど……

まぁいつもの事なんだけど…

 

俺の左頬には生まれてからずっと波紋があった…

 

 

 

おぎゃ!おぎゃ!おぎゃ!

 

助産婦「おめでとうございます!男の子です!……これは?」

 

母親「…やっと生まれてきてくれたわね……良かったわ…どうしました?」

 

助産婦「……」

 

ガチャ

 

父親「生まれましたか?!男の子ですか?女の子ですか?」

 

助産婦「男の子…なのですが……」

 

父親「何ですか?何かあるんですか?」

 

助産婦「…見てもらった方が早いです」

 

父親「分かりました」

 

ガチャ

 

父親「…何だこの頬は⁉」

 

それは、左頬に真っ黒の波紋があった…

ドス黒さを醸し出し、狂気さえも感じさせられる禍々しく歪な波紋が赤ん坊の頬にあった。

 

父親「…これが俺の息子なのか……」

 

まるで哀れ見るかのように自分の息子を見ていた

 

しかし…それを見た母親は

 

母親「なんですかその目は!」

 

父親「なっ!」

 

母親が父親もとい夫に哀れ見る態度に怒りをぶつけた。

 

母親「自分の息子なんですよ!?左頬に波紋のようなあざがあろうが、自分の子に変わりは無いのです!なんなら、皮膚科にでも見てもらって治して貰えればいいじゃないですか!」

 

全くの正論に何も言えない父親。

 

母親「そんな事よりもこの子の名前!」

 

母親は既に決めていた…

 

母親「この子の名前は…幸希(ゆうき)。単純だけど、幸せに…そして、生きる希望を持って欲しい…周りになんて言われようと、貴方は幸せになる希望を持って欲しい…そして、大切な人を幸せにして欲しい…それが私の願い…」

 

父親「…」

 

母親は、俺に「幸希(ゆうき)」と名付けてくれた。

母親がつけてくれたこの名はとても気に入っている。

それから翌日皮膚科に頬を見てもらう事になったが…

 

皮膚科の先生「これは……見た事がありません…初めて見ます…」

 

父親「治せるんですか?」

 

皮膚科の先生「…やるだけの事はしますが、保証は出来ません…」

 

母親「お願いします!」

 

皮膚科の先生「…分かりました、最善を尽くします!」

 

そして、俺の頬を見た皮膚科の先生だが…

 

皮膚科の先生「…残念ですが私には何も出来ませんでした…」

 

父親「な…」

 

皮膚科の先生「申し訳ございません…」

 

俺の頬の波紋は治せないとのこと…

そして、母親と赤ん坊の俺は退院するも周りの人から馬鹿にされ、笑われた。

父親はそれを見て嫌気がさし、いつも母親とケンカしていた…泣きじゃくる赤ん坊の俺の隣で……

そして、物心がついたある日

 

母親「っ…」

 

母親は倒れた…

 

医師からはガンと伝えられ日々のストレスのせいだと……しかも、レベル5と来た…速球に入院を余儀なくされたが…その後はすぐに亡くなってしまった…

 

母親は最後に…

 

母親「幸希…私が死んでも貴方生き続けなさい…!希望を忘れずに絶対に幸せになりなさい!私は貴方を見守っているわ…何があろうと屈服したり負けちゃだめよ!大丈夫…貴方なら出来るわ…!」

 

幸希「お母さん…死んじゃ嫌!」

 

父親「もう話すな!死に急ぐだけだぞ!」

 

母親「貴方…この子は忌み嫌われて貴方も嫌ってたわ…でも決して悪い子じゃない…私には分かる…大事に育ててあげて……私の最後のお願い……幸希…」

 

幸希「お母さん…」

 

 

希望を忘れずに……幸あれ……

 

 

ピーーーーーーーー

 

幸希「お母さん!死んじゃ嫌だ!お母さんお母さんお母さん!」

 

 

それが最後の言葉として亡くなった…

俺はお母さんっ子だったし、周りが俺を馬鹿にしてもいつも、「気にすることは無い幸希は幸希よ!個性を馬鹿にする人なんか気にしちゃいけない」

と口癖のように言っていた…いつも母親に助けてもらった…守ってもらった…けれど、母親が死んでからは…父親は、止める者がいなくなったせいか、俺に暴力を振るようになった…

母親が死んだのは俺のせいだといい……

 

それから、小学生、中学生と何とか行けたものの、学校では左頬の事でいつもいじめばかり…皮肉にも先生にも馬鹿にされた……

 

もう生きる希望が無い……と思った矢先

 

幸希「東方…project?」

 

それは、インターネットサーフィンしている時に見つけたもの

 

 

東方project

 

 

それを見つけた時、俺の人生は大きく変わった。

 

 

最初はアレンジ曲や原曲を聞いていたが次第に、原作にも手を出すようになった。

それと同時に気持ちも楽になってきた。

学校や自宅ではいつものように、いじめ暴力はあったけども、東方projectのお陰で生きる希望を維持する事が出来た。

こういう物は批判されがちではあったが、そんな事はどうでも良かった。

癒しがそこにあり、生き甲斐があったから……

 

そう……東方projectはこんな俺に生きる希望をくれた…

 

そして、色々なものに手を出した。二次創作、mmd、それからゆっくり実況…どれもこれも楽しくて楽しくて仕方がなかった。

十六夜咲夜の寿命ネタや幼霊夢、霊々夢には涙した…

 

 

東方projectに出会えて良かった!

 

 

そう思うよになり三年がたった。

今ではある程度キャラクターも覚え、スペルや各キャラクターの能力も覚えてきた…そんなある日

 

幸希「さ、今日もストレス解消に東方projectの動画か原作でもプレイして…」

 

ドガッ

 

幸希「え…」

 

今何が起きたのか分からなかった…

目の前でパソコンは横たわり、画面がぷつりと切れしまった。

 

父親「いい年こいて何やってやがる…ヒック」

 

父親が酒を飲んで帰って来てた。

しかし、父親の言う事なんざ聞けなかった…

何故なら……

 

幸希「うわぁぁぁぁあああああ!!!???」

 

唯一の生き甲斐である東方projectの動画見れる、原作がプレイ出来るパソコンを目の前で壊された。

傍から見ればたかが知れているかもしれない。

馬鹿げているかも知れない。

だけど、俺にとっては死活問題だ。

生き甲斐であり、生きる希望だった…それなのに……それなのに…コイツハ……

 

父親「何だ?急に叫んでうるせぇだろ!」

 

ドガッ

 

幸希「……ッ」

 

俺は左頬を殴られだが吹っ飛ぶ事も痛くて顔をしかめる事も無かった…変わりに…

 

父親「…な、な、何だよそれ!」

 

幸希「……」

 

俺は無言で父親に近寄った

父親は恐怖のあまり酔が冷めたどころか、顔を青くして顔をしかめていた。

 

幸希「………シネ」

 

ただ、その一言だった…

 

スパン!

 

金属音がしたと思ったら…

 

ドサッ…

 

幸希「………」

 

父親の首ははねられ、首元からは血が噴射していた。

それを無言で返り血を浴びながら、しばらく見据えていた。

そして、我にかえり…

 

幸希「…え?お父さん?」

 

幸希はまるで何かに支配されていたかの様に、父親を殺した。しかし俺は記憶していた。

だが、不思議と罪悪感は無かった…。

むしろ、殺す事が出来て良かったとさえ思える。

傍から見れば親殺しに変わりはないのだが……

 

幸希「…この際だアイツラも…」

 

そして、次の日

 

いじめっ子男A「今日も懲りずに来たか中二病さん?w」

 

いじめっ子女A「相変わらず湿気た面してるわねw親が泣くわwww」

 

いじめっ子女B「キモーイwww」

 

キモw死んじゃえばいいのにあんな奴w

キチってるわねぇw

 

幸希「…生憎親はもういない」

 

いじめっ子男A「あ?」

 

スパン!

 

いじめっ子女A「え?」

 

いじめっ子女B「きゃぁぁぁぁぁ!!」

 

殺人鬼だ!みんな逃げろ!

 

幸希「ニガサナイヨ!イママデノオレイシナイトネ!」

 

俺は狂気を帯びたかのように同級生を殺しまくった。

ただ、ひたすら殺した。

死んでも殺した。

刺して、頭をもぎ取り、心臓をえぐり出してやった。気が済むまでやった。

 

しかし、流石に騒がしくしすぎたのか先生達が来た。

 

先生「な…何だこれ…!」

 

俺は四階の窓から抜け出していた……そして、空中に留まり先生達の様子を見ていた。

 

先生「は、早く救急車と警察!」

 

そして、そのまま屋上まで飛びしばらく様子を伺った。

警察や救急車は事情聴取や、死体の処理をしていた。

そんな光景を見ても俺は何も思わなかった。

これで良かったのだと…まるで何かに支配されているかの如くそう思った…。

 

幸希「はぁこれからどうするかな…」

 

親もいない、同級生は皆殺し、家帰ってもパソコンは起動しないから東方に関して何も出来ない…

 

幸希「…帰るか」

 

一応帰ることにした…やる事なんて無いけど…

 

幸希「…ただいま」

 

相変わらず死体は転がったままになっていて、誰も出迎えない。

 

幸希「こんな所お母さんが見たらどうなるんだろうな……」

 

俺はベットに座りお母さんがいたらどうなってるかなと、この現状を見たらどうするだろうと、考えていた。

 

幸希「お母さん…」

 

俺は泣いていた…情けなく泣いていた…

年ももう16を超えるというのに…

 

俺は泣きながら、眠りについた……

 

 

ゆ………き……

ゆう……き…

 

お母さん…?

ま、待ってよ!お母さん!待って、待ってよ

待っててば!

 

 

お母さん!

 

幸希「…っは!」

 

幸希「…夢…何でお母さんが……」

 

今まではいじめや暴力の夢ばかりでお母さんの夢なんて見た事無かったのに……

しまいには、涙も流していた…

 

幸希「…ってここは…?」

 

目が覚めるとそこは見慣れない木々が……

森の中なのは分かるが……

 

幸希「どうしてこんな所に…」

 

そう言えば、二次小説で東方projectの幻想入りなんてものがあったっけ…よくこういう森からスタートするみたいな…

 

幸希「あるわけないか……」

 

しかし、何もする訳にも行かないからとりあえず歩く事にする

 

森の中のせいで夜か昼間かよく分からない。

ここは一体何処なのか…何故ここにいるのか…

 

幸希「まさか誘拐?」

 

あり得ない……ならどうしてこんな所に…

 

歩きながら考えていると……

 

幸希「…森から抜け出せた…って夜か…」

 

何とか森を抜け出す事に成功

しかし、目の前に暗くてよく見えないが何か建物のシルエットが見えた。

 

幸希「良かった…」

 

建物があるという事は誰かしらいるという事。

ここが何処なのか聞かないと。

 

足早に向かう…そして、そのシルエットが視認出来る所まで来ると、早足で歩く足が止まった。

 

幸希「う…そ…だろ⁉」

 

夢でも見ているのではないのか…そう思うほどその建物に親近感、そして、見覚えがあった。

 

目の前に見えたもの……

 

幸希「紅魔館…」




はい今回はここまでです!
ここまで読んでいただきありがとうございます!
初めての投稿なので読みづらいとかあったりしたらすみません…
幻想入りするまでが長い!
書き終え読み直してみて思いましたw
軽く補足
主人公は頬に波紋(mmdに出てくる渦霊夢や渦魔理沙の頬や露出してる肌にある黒い波紋…の様な物)があり、心の底から怒ると、左頬の波紋が光り凶暴化し、(この事を狂気と呼びます。)そして、その波紋を周りからあざ笑られたり忌み嫌われて、今までの鬱憤が爆発して父親それから、同級生を殺害をしました。また、彼は平然と空を平然と飛べます!w(狂気になってる時)主人公は男で小心気味…しかし、とても人を気遣う所があり、優しさに溢れています。
それはやはり、母親をの言いつけを守ってるからなのでしょうか?
また、彼は東方projectを知っている為、色々なハプニングが起こることでしょう!楽しみにしてて下さいw
後、結構グロかったですが大丈夫ですか?嘔吐とかしてません?これからは幻想郷の皆さんと会いに行くので、グロいものはしばらくないかと…汗
後、失踪しないようがんばりますw
長くなりましたが、今回はこれまで!
また次も読んでくれると幸いです!

それではまた…
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