戦姫絶唱シンフォギアBe The One   作:なうし

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第3話『戦う決意と正義のヒーロー』

ベストマッチ。それは有機物と無機物の相性の良い物同士を組み合わせる事で成せるビルドの強さの秘密でありビルドドライバーの特性を生かせる物である。

 

この話で今まで登場したベストマッチは兎と戦車の組み合わせでなったラビットタンクフォーム。

忍者とコミックの組み合わせでなったニンニンコミックフォーム。

ゴリラとダイヤモンドの組み合わせでなったゴリラダイヤモンドフォーム。この他にもビルドのベストマッチはまだ沢山ある。

 

物語が進むに連れて新たに出るベストマッチフォーム。それがもたらすものは正義の為の道具かそれとも破滅を創る為の道具なのか。

 

リディアンの地下室に戦兎と翼に案内された響と未来。

『こんな場所がリディアンにあったなんて。』と言う響と『私たちこれからどうなるんだろ。』と不安を抱える未来。

 

そんな二人を見て戦兎は『大丈夫、二人に危害を加えることはしないよ。ただ、話を聞きたいだけさ。』と優しく言う戦兎。

 

響たちは安心したが、響は翼を見て気になった。何故あんな事を急に言い出したのだろうかと思い表情を見て質問しようとしたが表情は何故か怒っている様にも見えるので辞めることにした。

 

そして、地下室らしき所に到着。

 

響たちは恐る恐る戦兎たちの後を追いたどり着いた先は、司令室の様な場所であった。パソコン操作をしてる人や巨大なモニターには街の地図が映されていた。

 

『ここは一体?』と問いかけた響たちの前に赤い服を着た漢が立った。

彼は『君たちが戦兎が言っていた響君と、未来君だね。よくぞ無事でここまで来てくれた。』と言った。

 

混乱していた響たちにその漢の説明を戦兎がしてくれた。それを聞いて納得した響たちは挨拶をした。

 

司令は頷き、『響君に起きた現状を説明したい。ここで話すよりは休憩室で話そう。』となり言われるがままに休憩室に向かった。

 

そして、休憩室の場所には大型のパネルが用意されていた。

 

そして、その隣に立ってコーヒーを飲んでいる女性を響たちは発見し頭を下げた。

 

それに気づいて見た女性は響たちに寄り添い『よくぞ!来てくれました!我々の基地へ!』と歓迎してくれた。

 

響たちは少し驚いたが挨拶をした。

 

そして、その女性、櫻井による説明が始まった。

 

説明によると響の心臓付近に付着したカケラが覚醒した事により変身をしたらしい。

 

そして、そのカケラは2年前に響がノイズの攻撃で瀕死の重傷を負うきっかけとなった時に助けてくれた戦姫の纏っていたアーマー、すなわちガングニールの破片が付着したそうだ。

 

それを聞いた翼は驚きを隠せずに気分が悪くなり休憩室を出ていた。

 

響は気にしたが戦兎は『大丈夫、響は気にしなくて良いから説明を聞いてこれからの事を決めよう』と言った。

 

未来も最初は驚いていたが響がいきなり変身して変わった理由を知りほっとしている。

 

そして、響は『これからどうすれば良いんでしょう?』と質問して櫻井は『この力はライダーシステムの他にノイズに対抗できる手段の1つなの。』

 

司令は『できれば君には我々に協力をしてノイズを倒してもらいたい。』と言った。

 

響は『説明とかはよく分かりませんけど、ただこの力を使えば沢山の人をノイズから助けられるんですよね!なら私は戦います!』と返答した。

 

司令や櫻井はそれを聞いて安心していたが戦兎は『響、本当に戦うのか?その覚悟はあるのか?』と尋ねたが、響は頷いた。

 

そして、戦兎は納得し『無理は絶対するな、生きる為に戦ってくれ』と言った。

 

響は『はい!』と返事をした。

 

未来は『響、大丈夫なの?怪我とかしたりして取り返しのつかない事にならない?』と涙ながらに聞いたが響はそんな未来を優しく抱きしめて『私は人助けをするのが好きだからこの力で誰かを救えなら未来もみんなも守れるなら私は戦うよ。』と言った。

 

未来は『分かったよ。けど、無理は絶対しないでね』と言い抱き合った。それを見て戦兎は(未来は本当に優しい子だな)と思った。

 

そして、戦兎は未来に『大丈夫、先生が必ず響も未来もみんなの明日を創るよ』と言い3人は笑顔で笑い合った。

 

それもつかの間、警報のサイレンが鳴った。ノイズ襲撃の合図だ。

 

戦兎と響は現場に向かった。

 

現場に着いた時には翼が既に戦っていた。ノイズはこの間の大型と小型が大量にいた。

 

響と戦兎は変身しノイズに立ち向かった。

 

響は戦いに不慣れの為かノイズを一体倒すのに苦労していたが、ビルドや翼は一瞬で大量のノイズを倒していく。

 

響も負けじと奮闘するがやはり苦戦を強いられてしまう。

 

ビルドはそんな響を見て『響はあんまり無茶はしなくていい一匹ずつ焦らずに倒して行け!』と言われて響はその言葉の通り一匹ずつ倒して行く事にした。

 

ビルドはニンニンコミックにベストマッチして大量のノイズを分身の術と火炎の術で倒していき翼も天羽々斬でノイズを一刀両断した。

 

そして、最後に残った大型ノイズは手を振り下ろしての攻撃をしてきたがビルドと翼はかわした。

 

だが、響に標的を変えた大型ノイズは響に同じ攻撃をして響はかわす余裕がなく戸惑ったがビルドが間に入り響を突き飛ばしてその場から遠ざけた。

 

響は『先生!!』と叫んだが大型ノイズが天高く吹き飛んでいった。

 

ビルドはあの一瞬でゴリラダイヤモンドにベストマッチして敵の攻撃を防いで吹っ飛ばしたのだった。

 

ビルドは新たなボトルを交互に振りベルトに挿して『ベストマッチ!』のベルトの音声を聞いた後にレバーを回して『ビルドアップ!』と言い黄色と水色のベルトマッチフォームにチェンジした。

 

そして、再度レバーを回して『rdady go』とベルトの音声が鳴りビルドは落下してきたノイズを左手の掃除機で引き込み敵の自由を奪った後に右手から出したライオン模様の波動でノイズを倒した。

 

ビルドと翼と響は変身解除した。戦兎は『みんなお疲れ、響、大丈夫だったか?』と聞いて響は『大丈夫です!』と元気に答えた。

 

戦兎は笑い『それなら良かったよ!』と言ったが翼だけは何も言わずにバイクに乗って帰ってしまった。

 

そんな翼の去る姿を見て響は『なんで、』と呟いた。戦兎は『響のせいじゃないから気にするな。彼女はまだ心の整理がついてないんだよ』と言った。

 

響は少し安心したのか笑顔で戦兎に返事をした。

 

『あ、先生はなんで仮面ライダーになったんですか?私、それが気になっていて』と質問をした。戦兎は響に『そうだな、説明するか』と答えた。

響と一緒にバイクに乗って戦兎は語った。

 

『俺が仮面ライダーになったのは一年前さ、だけど、俺は何故かその前の記憶が無くてさ、気づいたら司令室で目を覚まして司令や櫻井さんに色々聞かれて何故かベルトとボトルは所持していたんだよ。

そして、記憶を思い出すために司令達のノイズ討伐に俺も参戦して戦う事になったんだよ、変身の仕方も櫻井さんがなんとか色々試してくれたおかげで取り敢えず変身して翼と一緒に戦ったよ。これは余談だがある日にノイズから追われて逃げていた万丈龍我に出会った。』

 

『龍我さんにですか?』と響は尋ねた。戦兎は頷き話を続けた。

『万丈はノイズに何故か追われていてそれを俺が助けた。取り敢えず万丈を司令室に運んで休ませて話を聞いたよ。そしたら、奴は『俺はフィーネって女に拉致されて人体実験された』と答えたよ。そのフィーネが誰かは分からないが取り敢えず俺たちは万丈の安全の為に俺の助手にして住み込ませた。奴はバカだけど、ベストマッチを探す才能と人体実験を受けた影響か中々強くてな、俺がたまーに相手して特訓してるんだよ、奴はいずれ仮面ライダーになる時が来るからその時は4人で戦えるな』と微笑み戦兎の語りは終わった。

 

響は『そうだっんですね。龍我さんも大変だったんですね。けど、地下室にいませんでしたよね?』と聞いた響に戦兎は『あいつは地下室にある俺の家に住んでいて今は特訓してるよ』と答えた。

 

響は『本当にお二人は仲が良いんですね』と笑った。

 

戦兎は『そんなんじゃないけど、まあ、彼奴はバカだけど根はいい奴だから響も沢山絡んでやってくれ』と言い響は『もちろんです!』と答えた。

 

寮に着いてバイクから降りた響は言った。『先生はなんで今も仮面ライダーとして戦ってるんですか?』と聞いた。

 

戦兎は『誰かの明日とLOVE&PEACEが溢れる世界を創る為にさ』と答えた。

 

響は微笑み『先生らしいですね』と言った。

 

戦兎は照れながら言った。『響も戦う意味を見つけたなら頑張れよ』と言い立ち去った。

 

響は決意した。

 

自分の戦う理由を目標に正義の拳を振りかざして頑張ると。3話完結。

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