戦姫絶唱シンフォギアBe The One   作:なうし

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万丈龍我、彼はフィーネという女に囚われて人体実験を無理矢理受けさせられた男。
なんとか脱出をして逃亡したがノイズに追われる身となった。
彼は追われる逃亡生活の中、遂にノイズに囲まれてしまい絶体絶命のピンチを迎える。
その時、囲いのノイズを全滅させて彼を救ったヒーローが現れた。
変身解除して現れた人物は彼に言った。
『大丈夫か?怪我はないか?』

龍我は『アンタは一体?』

『俺は桐生戦兎、仮面ライダービルドさ』

『仮面ライダー?』と初めて聞いた言葉に龍我は戦兎に聞いた。

『愛と平和の為に戦う正義のヒーローさ』と答えた。

龍我は『ヒーロー?ノイズを倒す為のか?』

『いや、それだけじゃない。俺はこの力を使って人々の明日を創る。その為にヒーローをしてるんだ。』と戦兎は龍我に言った。

『そうなのか。だけど、俺はこれからもノイズに追われる。そして、いずれは俺は死んで俺の明日も消えるんだよ。』と龍我は言った。

戦兎はそんな龍我の話を聞いて『なら、俺がお前の明日を創ってやるよ。だから生きる事を諦めるな』と言った。

この戦兎の言葉が今の龍我の明日を造った。
そして、そんな彼も今、仮面ライダーになる。
戦兎とは戦う意味は違う蒼き龍のライダーに。


第4話『白き少女と蒼き龍のライダー』

響が初めて戦士として戦う決意をした日から数日が経ち事態は急変する。ノイズが毎日のように都市区域を狙い現れる。

それを食い止める為に戦う二人の戦姫と1人の仮面ライダー。

だが、そんな戦いの中に1人の少女が現れる。

 

 

『毎日、ノイズが絶えなくて大変ですよ〜』と休憩所で言う響。

 

『弱音は言わずに戦いなさい、貴方が奏のギアを受け継ぐ資格がある

者なら。それに私は貴方をまだ認めてはない』と強い口調で言う翼。

 

前の響ならこの言葉を受けて落ち込み悩み考えただろ。だが、今の響は自分が戦う意思を決意し戦兎の助言を受けた事もあり日々成長している。

 

『分かりました!私、翼さんにもいつか認められる様な適合者になります!』と響は元気に返した。

 

そんな響を見て翼は驚いたが少しだけ微笑みがある様な気がした。

それを見た戦兎も安心して笑みを浮かべる。

 

『おい、戦兎!何笑ってんだよ』と龍我が戦兎の耳元で叫んだ。

 

『うわ!お前、うるさいよ!今いい感じなのに』と注意する戦兎。

 

『なんだよ、冷たいな』と落ち込む龍我。

 

そんな龍我と戦兎を見て響は2人に寄り添う。

 

『龍我さん!どーも!』と元気に挨拶する響。

 

『お!ガングロ、だが、カンニングだが纏って戦う子か!』と龍我は言った。

 

『万丈、ガングニールだよ、ごめんなこいつバカだからさ気にするな〜』と言う戦兎。

 

『バカってなんだよ!覚えにくいんだから仕方ないだろ!後、せめて筋肉はつけろよな!』と若干落ち込んでいる様に見えての返答だった。

 

そんなやり取りを見て微笑む響と呆れるが少し笑ってる翼。

それもつかの間にノイズ出現の警報が鳴り響く。

 

『ノイズが都市区域でまた大量発生した。装着者とライダーは現場に向かってくれ!』と言う司令のアナウンス。

 

三人は頷き走るが戦兎は龍我を呼びた。

 

『万丈、お前も来い。』と言う。

 

万丈は状況を理解できずにいたがついて行くことにした。

現場に着いた時はノイズが大量にいた。

 

『行くぞ響、翼。』と戦兎は言い2人は頷く。

そして、三人は変身をしノイズに向かって行く。

万丈はバイクで待機しながら戦いを見ている。

 

『なんで、俺がここに来なきゃならないんだ』と言う龍我。

 

ビルドたちは順調にノイズを倒して行く。

響も初戦とは違い戦いに段々と慣れてノイズを倒している。

 

『よし、コイツでフィニッシュだ。勝利の法則は決まった!』

 

ベルトのレバーを回して『rdady go』と言うベルトの音声と同時に放物線状の滑り台の様なものが現れてノイズを拘束した。

そして、ビルドは左足を強く踏みジャンプをして滑り台の頂上に乗り滑り台を滑る時と同じようにビルドは頂点から急落下してライダーキックをノイズに決めた。

ノイズは跡形もなく消滅した。

 

『これで終了かな』とビルドが言った途端に鞭の様な物がビルドを攻撃してきた。

間一髪で気づきかわしたビルド。

 

『誰だ?』と言うビルド。

 

『よくかわしたな。流石正義のヒーローと言った所だな。』と言う少女の声。

 

声のする方を見てみるとジャンプをし着地した少女が現れた。

その姿を見て驚愕する翼。

 

『あれは…ネフシュタンの鎧!』

 

『え、』と翼を見る一同。

 

『そう、その通り。よく分かったな人気者!』と言う少女

 

『人気者だと?いや、そんな事はどうでも良い!お前が奏を…ここで切り裂く!』と言い少女に向かう翼。

 

『翼、待って!1人では無理だ!』と言うビルド。

 

響はそんな2人を見てどうするか分からずにいた。

 

翼は少女に剣を振るったがかわされてしまい反撃の蹴りを受けて吹き飛ばされる。

再び立ち上がって戦う翼だが、少女はダークボールの様な形状の物を作り翼にぶつけた。

 

爆発音と同時に翼は吹き飛ばされてしまう。

倒れた翼に向かう響とビルドとバイクから降りて向かう龍我。

 

翼は気絶しているせいか動かずにいた。

 

『翼さん!』と叫ぶ響だが翼は起きない。

 

『響、翼を連れて逃げろ。これは相当まずい状況だ。』と危機を感じたビルドは響に言う。

 

『分かりました。けど、先生はどうするんですか?』と言う響。

 

『なんとかする。だから早く逃げろ!』と強く言うビルドに少しびっくりしたが響は頷き翼を抱えて逃げた。

 

『おいおい、逃してよいのかよ?あたし様にお前一人で勝てるのかよ』と余裕の口調で言う少女。

 

『勝てるさ、俺たちなら』と龍我を見る戦兎。

 

『俺?なんで?』と言う龍我。

 

ビルドはそんな龍我にあるものを渡す。それはドラゴンのアイテム。

 

『これをどうしろと?』と言う龍我に戦兎は『まあ、やばくなった時にお前にベルトとボトルを託す。頼むぞ万丈。』

 

万丈は『お、おう』と言った。

 

ビルドは少女に振り向き『さあ、実験を始めようか』と言いゴリラダイヤモンドにビルドアップし少女にパンチをした。

 

少女は余裕の笑みを浮かべてビルドの攻撃をかわしてカウンターの一撃キックを決めたがビルドは左手で防ぎ攻撃を返した。

 

『中々やるじゃねぇか、ただそんな力じゃ、あたし様には勝ってないぞ!』と言った少女は鞭攻撃をしてビルドを吹き飛ばした。

 

『っく、動きが速い。ならこれだ!』と言いニンニンコミックにビルドアップした。

 

『また変わったか。だが、結果は変わらないんだよ!』と言う少女。

 

影分身の術と火炎の術を組み合わせて攻撃をしかけたが『その攻撃は把握済みなんだよ!』と言い鞭を全方位に振るい回してビルドの分身を消し本体に攻撃を与えた。

 

ビルドは『なるほど、把握済みからならこいつはどうだ!』と言い新たなボトルを振りベルトに挿してオレンジとグレーの銃を持った新たなベルトマッチフォームとなった。だが、少女の顔に驚きはない。

 

ビルドは背中にある大型の羽で上空を飛び銃を少女に撃ちまくった。

 

『やったのか?』と言うビルドだが黒い煙の中なら伸びた鞭がビルドを攻撃してきた。流石の不意打ちをかわせずにビルドは落下した。

 

『戦兎!』と叫んだ!

 

『なんで、この攻撃を防げたんだ。このベストマッチは初めて見せたはずなのに。』

 

『そもそもレベルが違うんだよ!お前のハザードレベルが私より低い。だから見たことが無い攻撃が来ても容易に防御できる!お前じゃあたしには勝てないんだよ!諦めな!』と少女は言った。

 

それを聞いたビルドは『諦めろか…残念ながら俺は諦めが悪い天才物理学者なんだね!それに、あそこにいるあいつの明日を創る為にも負けられないんだよ!』と強く言いそんなビルドを見て龍我はドラゴンを強く握りしめた。

 

『へぇ、口では何とも言えるけどこの絶望的な状況は変わらないけどな』と煽り口の少女。

 

『変わるさ、今それを俺が証明してやるよ!』と言い新たなボトルを振りベルトに挿してレバーを回してビルドアップした。

その姿は青と金色のベストマッチフォームだった。

 

少女と龍我はその姿に驚いただけでなくビルドに漂う異様なオーラにも驚きを隠せずにいた。

 

『へぇ〜少しはマシになった感じか。遊んでやるよ!オラァァァ!』

と言いビルドに向かって攻撃を仕掛けてきた少女。

だが、ビルドは少女の攻撃を片手で防ぎ投げ飛ばした。

少女は予想外の攻撃に驚いきを隠せずにいた。

 

『こいつ力が上がっている…何でだ?』と少女は疑問を抱えて苛立ちを見せる。

ビルドはその隙を狙い攻撃を仕掛ける。ビルドの一撃は速くそして重い。少女も防御するのがやっとの状態だった。

 

少女は距離を取り後方にジャンプをして翼にぶつけた一撃必殺のパワーボールを溜めてビルドにぶつけようとした。

ビルドも応戦する為にベルトのレバーを回して『rdady go』の合図が鳴り終わった後に青い手に同様のパワーボールを創り少女めがけてぶつけた。

 

威力は互角でお互いが吹き飛んだ。

二人は直ぐに体制を立て直したがビルドの方に異変が起きた。

何とビルド自身が青く燃えて変身を強制解除されてしまった。

 

『戦兎!どうしたんだ!』と言い龍我は寄り添った。

 

『恐らくこのドラゴンのボトルが他のボトルとパワーが違いすぎてベルトマッチのフォームでも力を制御できなかったんだ。』と言う戦兎。

 

『マジかよ…』と言う龍我。

 

『なんだよ!もう終わりか?正義のヒーローさんよ!やっぱ口だけじゃねぇか!お前の力じゃ、私は倒せないし誰も救えない、そいつの明日もな!』と少女は言った。

 

戦兎は無言だったが顔は悔しさを表しているのを龍我は理解した。

 

『そんな事ねぇよ!何も知らない奴がコイツの戦う覚悟と夢を馬鹿にするように語るんじゃねぇよ!俺はコイツに救われたんだ。明日を創ってくれたんだよ!』と龍我は少女に向かって怒りを露わに言う。

 

『だから、なんなんだよ!明日なんか未来なんか力でしか作れない!力が全てだ!お前たちの様に雑魚どもが寄り添って平和を作る為に戦うのはただの甘い理想なんだよ!』と言う少女。

 

『俺たちは弱い、そうかもしれないな。だけどなコイツや響たちは違う!力が無い人たちの為に自分の命を懸けて戦い1つの勝利を必死で掴み明日を創る為に戦ってんだよ!力じゃない、大切なのは気持ちなんだよ!お前にはそんな強い気持ちこれぽっちも無いんだよ!』と龍我は戦兎や響たちの戦いを見てきたからこそ自分が救われたからこそこの熱い気持ちを少女にぶつけた。

 

少女はそれを聞き『なら、今その夢をお前たちの明日を壊してやる!』と怒りを露わに戦闘態勢になった。

 

『万丈!今のお前ならそのドラゴンが使える!お前がこのドラゴンボトルとベルトを使って仮面ライダーになれ!』と戦兎は言った。

 

『俺が仮面ライダーに?分かった。』と龍我は頷きベルトとドラゴンボトルを貰いベルトを巻いた。

 

『万丈、ドラゴンにボトルを挿せ!』と戦兎は言い龍我はドラゴンにボトルを挿して『Wake up!』の音声がドラゴンから流れた。

 

そして、ベルトにドラゴンに挿して『クローズドラゴン!』と鳴りレバーを回して龍我の前方、右側、後方にパネルが現れた。

『Are you ready?』の音声の後に万丈を左手の拳を右手のひらにぶつけて『変身!』と叫びパネルは龍我に合体して右側のアーマーパーツが龍我を包み新たな仮面ライダーが誕生した。

 

『仮面ライダークローズ!』と戦兎は言った。

 

『仮面ライダークローズか、悪くねぇな!』と万丈は言い少女に向かった。

 

少女はその姿に驚いたが直ぐに戦闘モードになりクローズに対峙した。少女は『これでもクラェ!』と言い伸ばした鞭攻撃をした。しかし、万丈はかわしてカウンターのパンチを決めた。

その威力は強く少女のネフシュタンの鎧にヒビを入れて吹き飛ばした。

 

『なんだこの力は…』と少女は驚いた。

 

『どうだ!つぇだろ!俺の為にあいつや司令が特訓してくれたりこの力をあいつや櫻井さんが造ってくれたからな!俺だけの力じゃねぇ!今の俺は負ける気がしねぇ!覚悟しやがれ!』とクローズは言った。

 

『っく…』と少女は言いパワーボールを作りクローズに向かって投げた。

それに応戦する為にクローズはレバーを回して『rdady go』の音声の後にクローズの背後に蒼き龍が現れた。クローズはジャンプをして龍の息吹を受け回し蹴りをして少女が投げたパワーボールを少女にぶつ返した。

少女は吹き飛んだ。少女は何とか紙一重で攻撃を避けたがまともにくらえば粉々になっていたのは間違いない。

 

『なんなんだ、彼奴は!っく、今日は見逃してやる!』と捨て台詞を吐き撤退した。

 

クローズは変身解除して龍我に戻った。戦兎は龍我に『やるじゃねぇか!万丈!』と言い寄り添った。

 

『まあな、どうよ俺のチ・カ・ラ!』と龍我は言った。

 

戦兎は『まあ、俺の天才的な発明品のおかげなんだけどな』と言い龍我は『は?!それはないぞ戦兎』といつも通りの二人の平和な会話だった。

 

 

『そうか。遂に覚醒したか。万丈龍我。』と呟きながら笑う女の姿があった。

 

第3話完結

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