戦姫絶唱シンフォギアBe The One   作:なうし

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ここから物語は終曲へと向かっていく。

最期に勝つのは正義の歌か悪の歌か。

再生と破壊のバトルへ。


第5話『赤の戦姫と真実』

仮面ライダークローズとなった万丈龍我の力はビルドすら凌ぐ程の力を持ち急激に成長を遂げている。

 

だが、その成長が示す意味を知った時、万丈龍我の明日は壊れる。

 

(彼奴のハザードレベルの上がり方はなんなんだ…あれは並みの人間の上がり方じゃない。奴は一体…)

 

『あら、収穫は何にもなく帰ってきたのかしら、クリス。』

 

『フィーネ…ビルドは倒せたんだが変な男が新たな仮面ライダーになって…』

 

『言い訳はいらないわ。貴方の力が無力だから招いた結果なだけじゃない。』

 

『っく…』

 

『まあ、いいわ。(万丈龍我、遂に覚醒して仮面ライダーとなったか。面白いことが起きそうね)』

 

『フィーネ?』

 

『なんでもないわ、さあ、早く奴らを奴らを倒して来なさい。次はないという事を肝に命じて』

 

クリスはこのフィーネの言葉で自分の死を予感し焦った。

 

一方その頃。

 

『戦兎、俺用のビルドドライバーあるか?』

 

『今作っているから黙ってバナナでも食べてなさいよ』

 

『バナナだ!ウッキキ!なんて、言うか!』

 

龍我と戦兎の会話が司令室の戦兎の部屋である実験室で起きていた。

 

『戦兎先生!龍我さん!差し入れ持ってきました!』と言う響。

 

『お、サンキュー、そこの机に置いてくれ』と言う戦兎と

 

『カップラーメンだ!ありがとうな!』と喜んで言う万丈。

 

『いえいえ!』と笑いながら言う響。

 

『そういえば、翼の具合はどうだった?』と言う戦兎。

 

『大した怪我はしてなくて明日には退院できるらしいです!』と言う響。

 

『そうか、それなら安心だな。』とベルトを作りながら言う戦兎。

 

『あ、あの万丈さん!』

 

『ん?なんだよ急に』とカップラーメンを食べながら言う龍我

 

『仮面ライダーなったんですよね!あのもし良ければ私と特訓してくれませんか!』と言う響。

 

『お!いいぜ!あ、ベルトまだできてないの忘れていたわ。できたらよろしく頼むな!』と言う龍我。

 

『分かりました!それまで鍛えておきます!』

 

『おう!』

 

2人の会話が終わった途端ノイズ出現の警報がなる。

 

 

『三人とも現場に向かってくれ!』と言う司令のアナウンス。

 

『行きましょう!』と言う響

 

『わかった!』と頷く2人。

 

『あ、でも俺はベルトが。』と言う龍我にベルトを差し出す戦兎。

 

『お、完成したのか!』と喜ぶ龍我。

 

『まあ、天才にかかればこんなもんよ!』と自信満々に言う戦兎。

 

『天才天才うるさいんだよ!』と言う龍我に対し『なら、ベルトは没収だな』と言う戦兎。

 

そんな2人のやり取りを見て苦笑いする響。

 

『お前たち早く行かんか!』と叫んでいる司令のアナウンスが再び鳴り響いた。

 

そして、三人は公園のある広場の現場に着くと昨夜の少女とノイズの群れがいた。

 

『お、やっときたか。悪いが今回は本気でやらせてもらうぜ!』と言う少女。

 

『万丈、響行くぞ!』と言う戦兎の掛け声に頷き三人は変身する。

 

『ノイズは俺と響に任せろ、あいつはお前が相手しろ』と言うクローズ

 

『まあ、任せなさい!』と言うビルド

 

『なんだよ。お前が相手かよ。』と言う少女。

 

『昨日の俺と同じだと思われてるなら痛い目見るぞ』と言うビルド

 

『どうだが』と言い少女はビルドに鞭の攻撃を仕掛ける。

 

ビルドはかわし新たなボトルを振る。そして、ベルトに挿してレバーを回して新たなベストマッチフォームへとビルドアップする。

 

海賊と電車のベルトマッチフォームになったビルドは新たな武器を出した。

 

『なんだそのフォームは?』と驚く少女。

 

『海賊列車さ』と言い少女に斬りかかるビルド。

 

それをかわす少女。

 

ビルドは空かさず連続の斬撃を繰り返すのに対して少女は防御し反撃をしたがビルドにかわされる

 

『少しはやるようになったじゃねぇか』と台詞を吐き捨てる少女。

 

ビルドは武器にあるレバーをひく。すると、武器の音声がなりそれを放つと電車のような物体が少女めがけて飛んだ。

 

少女は避けたが物体は追跡し少女に攻撃を当てて吹っ飛ばした。

 

『っく…なんだ今のは』と言いながら立ち上がる少女。

 

『勝利の法則は決まった!』とビルドはラビットタンクに一瞬の隙でなりレバーを回し『rdady go』の音声の後に滑り台のような放物線を描いたものが出現し少女を拘束する事に成功しビルドはラビットの脚力を生かしてジャンプをしタンクの方でキックを少女に決めた。

 

少女は爆発とともに吹き飛んだ。

 

『なんで、昨日より強いんだ!あたしの方が強かったはずなのに!』と叫ぶ少女。

 

『俺は一度負けた相手は研究するんでね。』と言うビルド。

 

『なら、これで潰してやる!』と言う少女の周りに戦姫と同じような光が纏われている。

 

ビルドはそれを見て『まさか…』と言いクローズや響もその光を見て驚く。

 

少女は響や翼と同じく戦姫となった。赤の鎧を纏った戦姫に。

 

『よくも、あたしに歌わせたな…あたしは歌が大嫌いなんだ!その歌を歌わせたお前を潰す!』と言い少女は武器の銃をビルドに連発した。

 

ビルドは避けるが少女は追撃ミサイルも出して全てをかわせなかったビルドにミサイルが命中した。

 

『戦兎!』と叫ぶ龍我。

 

少女は『やったか?』と呟いた。

しかし、

 

『大丈夫ですか、戦兎先生。』と煙から出てきたのは大型の剣を地面に突き刺しビルドを守った翼だった。

 

『お、お前は…』と驚く少女。

 

『助かったよ翼、ってかもう大丈夫なのか?』と言うビルド

 

『えぇ、なんとか。彼女、立花が私を病院に早めに運んでくれたおかげで。』と響を見て笑う翼。

 

それに気づいて笑顔になる響。

 

『へぇ〜仲直りしたか!安心したよ〜』と言うビルドに対して翼は少し照れている。

 

『4対1か、まあいいぜ相手してやるよ』と強気に言う少女。

 

『いいえ、私が相手をする』と言う翼。

 

『は?寝言は寝て言えよ!』と言い銃を乱射する少女。

 

翼はすぐさまに避けて少女の背中に剣を突きつけた。

 

(こいつも昨日とは動きがまるで違う)

 

少女はすぐさま振り向き銃を撃ったが翼は避けて少女に攻撃をしたが少女はすぐさま防御し翼を吹き飛ばした。

 

体制を立て直す2人、いよいよ決着の時のはずがいきなり空が暗闇に包まれた。

違和感を覚えたビルドたちの背後からフィーネが登場した。

 

ビルドたちは振り返ってフィーネをみた。

 

『あら、クリス。やはりダメだったみたいね。約束通り貴方をここで殺すわ。覚悟なさい。』と言いクリスが先程まで装着していた鎧を装備した。

 

異常なオーラと殺意を感じた5人。

 

少女は怯えて動けなかった。

 

それを見て笑うフィーネに対して響とビルドが少女の前に立った。

 

『なんのつもりかしら?貴方達に用はないのだけど?』と言うフィーネ

 

『あんたが用事なくても俺らにはあるんだよ』と言うビルド。

 

『なんの用かしら?』

 

 

『この子の明日を守るのと恐らく元凶であるお前をここで倒す事だ!』

 

といいビルドは殴るがフィーネはそれを片手で受け止めて鞭でビルドを吹き飛ばした。

 

『戦兎!』と言いクローズは『なら、俺が相手だ!』といいフィーネに拳を振ろうとするがフィーネはその瞬間呟く。

 

『万丈龍我。私を覚えてないのかしら?貴方を人体実験した私を』と嘲笑うように言うフィーネ。

 

それを聞いたクローズは殴る最中だった拳を止める。

 

『お前が俺を人体実験した…フィーネだと?』と言うクローズ。

 

その場のフィーネと万丈以外の4人がそれを聞き驚くのだった。

5話完

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