『お前が…俺を人体実験した…だと?』
と声を震わせてフィーネに問いかけるクローズ
『そうだ。驚いたか?』
と笑みを浮かべて言うフィーネ
『あの女が万丈を…』
と呟いくビルドと真実を聞いて黙る響と翼、恐怖に怯えて何も発声しないクリス、そして…
『驚いたか?だと…お前が俺を…待ってよ!なら、俺と一緒に居た親父とお袋はどうした?』
と怒りを露わにしてるが何処かに希望を持ってフィーネに問いかけるクローズ
『万丈の母親と親父だと?そんなのは初めて聞いた…』
と驚き呟くビルド
そんなクローズの希望を打ち砕くかのようにフィーネは笑みを浮かべて
『無論、邪魔だったから始末したさ。私の目的は地球外生命体の遺伝子を持っているお前が目的だったんだからな』
と答えるフィーネ
『ふ、ふざけるな。何が地球外生命体の遺伝子を持つだ、なんで俺の親父とお袋がそんなくだらないお前の目的の為に殺されなきゃならなかったんだ…俺は、お前を倒す!うぉぉぉ!!』
とクローズは怒り任せにレバーを回しまくり背中に現れたドラゴンを左手に纏いフィーネとの間合いを詰めてドラゴニックフィニッシュを命中させた。
しかし、
『なんだ、まだその程度だったか。正直、失望したよ』
と言いクローズの必殺技をフィーネは片手で受け止めていた
『そ、そんなバカな…』
とクローズは呟きその光景を見たビルドたちも驚いた
『これで終わりだ』
とフィーネは呟き複数の鞭をクローズに切りつけて変身解除させた
『万丈!!!』
と叫ぶビルド
倒れた龍我をフィーネが抱えた
『ま、待ってよ!行かせてたまるか!!』
とビルドもレバーを回しライダーキックを放ったがフィーネの鞭に弾かれ変身解除させられた
『戦兎先生!』
と叫ぶ響は戦兎の元に走って向かった
翼もそれに習い向かった
『っふ、クリス、次会う時は覚悟しておくことね。残り2人の適合者とビルドもね、ふはははははは!!』
と高笑いをしてフィーネは龍我と共に消えた
『ま、まっ…』
と戦兎は意識を失った
『立花、戦兎先生を頼む、私はあの子を基地に運ぶ』
と翼が言い2人は頷き基地に向かった
『そうか、万丈は捕らえられたか…』
と呟く司令
『は、はい…私たちが止めなかったばかりに万丈は捕まり戦兎先生も…』
と翼は唇をかみしめて呟いた
それを見て下を見ることしかできない響
『あ、所で私が連れてきた雪音クリスは今どうされてるんですか?』
と質問する翼と
『それ、私も気になっていて!』
と言う響
『彼女は今は恐怖心により戦兎と同じ病室にいる。どうやら過去の出来事が酷かったらしく大人を信用できずにいたらしい。そして、フィーネに出会ったが結局、裏切られ彼女の精神状態は極めて不安定だ』
と2人に説明する司令
それを聞いて2人は悲しい顔をした
一方、病室では
戦兎も目を覚ましてビルドドライバーの調整をしていた
(まさか、万丈にお袋さんと親父さんがいて2人ともフィーネに殺されていたとは)
『ねぇ、雪音さんだけか?万丈の事はフィーネから聞いてないのか?』
と戦兎は隣の部屋のクリスに話しかける
『し、しるかよ。んなことは聞かされてなかったしそれに…私は裏切られたんだよ…』
と泣きながら答えるクリス
(彼女は確か過去に大人たちから酷い事をされてそれが恐怖心となっていたと司令から先ほど聞いたな…)
『何泣いてんだよ、俺たちがいるだろ?』
と言う戦兎
『は?何言ってんだよお前?あたしはお前たちの敵なんだぞ!』
と泣きながら叫んで言うクリス
『いや、今は違う。俺はお前の明日を救いたいと思っている。それはきっと響も翼も同じさ』
と言う戦兎に対しクリスは
『お前たちに救ってもらいたいなんて思ってもいねんだよ!』
と怒りの声を上げた
『それは、間違っているよ!』
と声がした
響と翼がドアを開けて中に入っていた
『私はクリスちゃんを救いたい!』
と響がクリスに歩み寄りクリスの手を取り両手で掴んだ
クリスは顔を真っ赤にして
『お、お前はバカか!』
と叫んだ
『私も貴方を救いたい。確かに昔は敵だったかもしれない、けど、今は貴方の弱さも知ったからこそ私も救いたいと思っている』
と翼も言った
『なんで私なんかの為にここまで…』
と呟くクリスに戦兎は
『きっとみんな気持ちは同じ。クリスを敵だと思ってないし寧ろ大切な仲間だと思っているからだよ』
と言った
『仲間…』
と呟くクリスに響は頷き翼も少し笑顔で頷き戦兎は満面の笑みで頷いた
『分かったよ!仕方ねぇな!お前らに協力してやるよ!』
とクリスは少し何処嬉しそうに言った
その時、ノイズ警報が鳴った
4人は頷き現場に向かった
現場に着くと陸にもノイズ、空にもノイズとあたり一面がノイズだらけだった
『これはやばいな』
と呟く戦兎に響が
『大丈夫ですよ!今はクリスちゃんもいるし負ける気がしません!』
と響は言った
『負ける気がしないか…だな!あいつも助けなきゃ行けないしここで負けるわけにはいかないな!』
と言い戦兎はビルドドライバーを出して変身し他の3人も変身した。
『さて、どうする?俺は陸、空どちらでもいけるぞ』
というビルド
『なら、私と立花で陸を雪音と戦兎先生で空をお願いします』
と翼が言ったが
『んなじれったい事するより一掃する方法ならあるぞ』
というクリス
『まさか、絶唱?!』
と翼が言ったが
『ちげーよ、そんな事にあたしの命を削るかよ』
と言うクリスに響は
『え、どんな方法?』
と聞いた
『あたしのギアの出力を全開にしてそれを解き放ち一斉に討ち払う!』
と言い翼が
『それでは雪音は無防備じゃないか』
と言うに対して響が
『それなら私たちでクリスちゃんを守れば良いだけの事!』
と言いクリスは驚いた
『私を…守る?』
とクリスは言い響は頷きつつクリスの手を取り翼の手を取り結ばされた
クリスは顔を真っ赤にしていた
『みんなで手を繋げばきっと大丈夫!』と言いビルドの手を響が繋いだ
『そうだな!みんなでクリスを守ろう!』
とビルドは言い翼も頷き3人はノイズに立ち向かった
(なんだよ急に強引すぎるだろ。けど、私も引くわけにいかねぇな!』
とクリスは少し微笑み歌った
ノイズを蹴り飛ばしたりアームドギアを使い一掃する響
(誰かと手を繋ぐ為に戦うこれが私の戦う意味)
という響の心の声
(誰かと手を繋ぐ為に戦いアームドギアを使うこれが立花の戦う意味か)
と微笑みノイズを切り裂く翼
(響、やっと戦う意味を見出したみたいだな、俺も嬉しいし負けられないな)
とノイズをベストマッチフォームやトライアルフォームを使い分けて陸、空のノイズを倒すビルド
『チャージは完了した!後はあたし様に任せな!』
と叫ぶクリスに3人は
『託した!』
と返答した
クリスがチャージをして放ったミサイルやマシンガンは陸、空のノイズを、一掃し全滅させた
『やった!!』
と言いクリスに抱きつく響
『おま、抱きつくな!暑苦しいんだよ!』
と言うクリスの顔には笑顔があった
『雪音、これからも共に戦おう』
と翼が歩み寄りクリスに言った
クリスは若干顔を真っ赤にし
『しょ、しょうがねーな』
と照れて言った
『あれれ、クリスちゃん照れてるの?』
と意地悪に言う響にクリスは
『う、うるせぇ!』
と響の頭を叩いた
『い、いたーいよ!クリスちゃん!』
と言う響たちを見て翼とビルドは微笑んだ
その時、響の携帯が未来からの電話で鳴った。電話に響が出ると
『助けて!響!学園にノイズと…万丈さんが!』
と未来は言い電話が切れた
『未来!未来!!』
と響は叫んだ
『何があった!』
と3人は響に言うと
『学園にノイズと…万丈さんが』
と言い戦兎は
『万丈がどうしたんだ!』
と言うと響は
『学園をノイズとともに襲っているみたいです…』
と言う響に対して戦兎は驚きを隠せずにいた
『とにかく現場に向かいましょう』
と翼が言い4人は学園に向かうのだった。
第6話完結