魔法少女の幼馴染 R   作:竜智

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はじめての魔法 そのに

 八神家に通い、魔法に耐えられる体を作るのに半年が経った。トレーニングは、ダッシュとジョギングの距離は10キロで留まり重り負荷が加わった。筋トレは腕立てや腹筋など、よくあるような内容で、残った時間は、魔法についての座学とザフィーとシグナムとの組手になった。

 

「ふぅ~」

 

「お疲れみたいだな」

 

「まぁな・・・。なぁクロノ、魔法ってなんなんだ?」

 

「詳しい説明はそういった本を読んだほうが良い。ぼくの考えだと、大切な人を守るための力かな」

 

 クロノお母さん。リンディさんのご厚意で、今はハラウオン家に来ている。何故かは、八神家の先生方はどうも感覚で教える人たちなので、魔法を使うための基礎というものを習いにためだ。

 

「・・・君も同じようなタイプだろうに」

 

「何か言ったか?」

 

「何も言ってない。それより集中しろ。日常的に魔法を使ってないといざって時に使えない」

 

「でもな・・・」

 

 高町、フェイト、八神の三人は、魔法についてなかなかのセンスがあるらしく。参考に聞いたがまったくわからなかった。そこで気の利くフェイトさんが、クロノに相談したところ教えてくれると言ってくれた。

 

「・・・終わりだ。今日はここまでにしよう」

 

「ふぅ、ずっと座りっきりてのも辛いもんだな」

 

「だけど、魔法を使うための素。魔力については感じられやすくなったろ」

 

「まぁな」

 

『まったく。なのはよりはセンスは無いけど、魔法の習得の速さが尋常じゃないな』

 

『そうなの?』

 

『あぁ、知識については隙間だらけだけど。ちゃんと教えれば理解して1日でほぼ使えるようになる』

 

『・・・・』

 

『息が聞こえるぞ。ひかる、それに盗み聞きはやめろ』

 

「ばれたか」

 

『え・・・。念話の割り込みまで教えたの?』

 

『教えるわけないだろ。どういうわけかそう言ったことは得意みたいなんだ』

 

『・・・C、いやDか?』

 

 念話は八神家で魔法の初歩らしく何度もやっていた。確かに便利で、その日に何時に集合とか、八神さんの買い物に付き合うときに多々使っている。

 

「・・・フェイトさんが帰ってきたな」

 

「そうなのか?」

 

「なんとなくだけどな」

 

「・・・そういえば、今日って平日だけど学校は行ってないのか?」

 

「行ってるけど?」

 

「だって今、フェイトが帰ってきたんだろ?」

 

「いま夏休み中だから時間があるんだよ」

 

「じゃあ、なんでフェイトは学校に・・・」

 

「本人に聞け本人に、じゃあ、今日もありがとなクロノ先生」

 

「やめろ。君にそう言われると鳥肌が立つ」

 

「ひどっ」

 

 とっとと帰ろう。雷が落ちる前に・・・・。と、思ったが、近くで聞いていたアルフを伝いフェイトさんにバレて電撃を喰らわせられた。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「・・・今日は此処まで」

 

「二人ともタオルや」

 

「ありがとうございます。主はやて」

 

「あんがと」

 

 魔法を習い始めて、ちょうど1年が経った。トレーニングの内容は変わらず。魔法を使った身体強化を覚え、ザフィー相手に組手で五回中一回は勝てるようになってきた。シグナムさん相手だと、ふるぼっこけど・・・・・・・

 

「・・・・」

 

「空なんか見て、どうしたん?」

 

「なんでもない・・・」

 

「・・・打ちどころが悪かったんやろうか・・・」

 

「・・・体調や身体には異常はないみたいですよ」

 

 1年間。身体には異常はないらしく。リンカーコアと言うとほぼ治ったと言われた。ただ、なんだか胸騒ぎがした。

 今日は確かフェイトさんが試験を受けるだとか何だとか言っていたはず。気になり、クロノに連絡を取るが忙しいと言われ無視された。

 結果は、1週間後に八神家の先生方の説明でわからないので、クロノを尋ねると幽鬼と化したフェイトが居たため察した。

 

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