女性恐怖症の一夏君   作:のんびり日和

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24話

デュノアが女とバレてから数日が経ったある日。一夏はモッフ(8号と9号)と共に図書室に来ていた。

 

「えっと、料理コーナーは…。あ、あった」

 

そう言いながら一夏は料理コーナーに置かれている本の中から一冊の本を取り出し開く。

 

「えっと、6月の食材を使った料理は…。ほへぇ~、結構あるんだぁ」

 

本に書かれていた料理に一夏は驚きの声を零しながら、他の本数冊をもって机の元に向かう。

無論モッフ達も持つのを手伝い机の上へと置く。

色々な料理本を読みながら一夏はノートに料理のレシピと簡単な絵を描いていく。

 

それから時間は経ち、放課後。

使っていたノートや教科書などをカバンに仕舞う一夏。

 

「ねぇねぇイッチー。今日お部屋に遊びに行ってもいい?」

 

「えっと、ごめんなさい。今日、部活で遅くなってしまうんです」

 

「あ、今日なんだぁ。それじゃあ仕方ないねぇ」

 

「ご、ごめんなさい。その、代わりと言ってはなんですが冷たいお菓子を持ってきますね」

 

「お菓子‼ しかも冷たいの! うん、良いよぉ!」

 

一夏の口から冷たいお菓子と出ると本音は嬉しそうな表情を浮かべ、「冷たいお菓子、どんなお菓子かなぁ?」

と零しながら想像に耽るのであった。

 

そして一夏はモッフ達と共に家庭科室へと向かった。

中に入るとセレスと稲葉、そして神崎が準備をしていた。

 

「こ、こんにちは」

 

「お! 織斑君こんにちは。今日も宜しくね」

 

「よろしくね、織斑君」

 

「宜しくなのじゃ」

 

それぞれ挨拶を受けながら一夏は自分の机に行き拡張領域に仕舞っていた材料を取り出していく。

一夏が取り出したのはカットされたメロン、粉寒天、牛乳、パセリ、マッシュルーム、バター、インスタントご飯であった。

 

「織斑君、今日は何をつくる予定なの?」

 

「えっと、マッシュルームの混ぜご飯とメロンのミルク寒天です」

 

「あら、美味しそうね」

 

「うむ、混ぜご飯に冷たい寒天とはいいのぉ」

 

3人から組み合わせが良い。と褒めてもらい一夏は頬を染めながら、ありがとう、ございます。と小さく零す。

そして残りの部員達も到着し、それぞれ持ってきた食材を出しながら準備を始める。

 

一夏はまずカットされたメロンの水気を切る。次に鍋に粉寒天、水、牛乳を入れよく混ぜながら煮込む。粉寒天が完全に溶けた事を確認後砂糖と牛乳を少しずつ加え沸騰直前まで加熱した。

沸騰直前まで煮立った寒天をボウルに移し、とろみがつくまで冷水で冷やす。とろみがついてきた後、水気を切ったメロンを入れ流し缶の中に移し冷蔵庫の中に入れ冷やした。

 

冷蔵庫の中に入れた寒天が固まるまでの間、一夏はもう一つのマッシュルームの混ぜ込みご飯をつくり始めた。

まず持ってきたインスタントご飯を電子レンジの中に入れ温め始めた。インスタントご飯が出来るまでの間にマッシュルームとパセリを薄切りにしたり、細切れにした。

切ったマッシュルームをあらかじめ熱したフライパンにバターと一緒に入れ良く炒める。暫くしてフライパンを火からおろしパセリと醤油、塩と胡椒を混ぜる。混ぜ終えた後に温めたインスタントご飯を入れまた混ぜ込み器に盛りつけた。

 

マッシュルームの混ぜ込みご飯を作っている間に、冷蔵庫に入れた寒天が固まっており、一夏は流し缶から形が崩れない様慎重に取り出し、食べやすい大きさに切り分けて小皿に盛り付けて行った。

 

 

一夏が料理を完成させて暫くして他の部員達の料理も完成しそれぞれお皿に盛り付け食べ易い様に更に小皿に盛り付けてそれぞれの机に並べる。

机の上にはインゲンの入った牛肉のレンコン巻きフライ、豚と枝豆の梅生姜焼き、大葉と梅の春巻きなど6月や初夏の旬の食材を使った料理が並べられた。

 

「それじゃあ皆、手を合わせて」

 

「「「「「いただきます!」」」」」

 

それぞれ手を合わせて頂きます。と挨拶するとそれぞれ気になっていた料理に手を取り口に運ぶ。

 

「おぉ~、このレンコン巻き美味しいですぅ」

 

「此方の梅入りの生姜焼きも中々の物ですわ」

 

「どれも美味しいわね」

 

「ほんまやねぇ」

 

「織斑君が作ったマッシュルームの混ぜ込みご飯も美味しいわね」

 

「そうね。手軽にできる混ぜ込みご飯だから部屋の簡易キッチンでもすぐ出来そうね」

 

「この寒天のお菓子も中々の美味じゃ」

 

皆気になった料理を手に取り口に運びながら料理を堪能し、一夏も

 

「モヒ( ´ω`c)モヒ」

 

と美味しそうに料理を食べていた。

暫くしてそれぞれの机の上に置かれていた料理は無くなり、部員達は使った食器を洗いまた次のお題を考えるべく用紙にお題を書いていく。

 

「―――それじゃあお題が集まったからどれにするか決めるけど、毎回皆で話し合いをして決めるよりもくじ引きみたいにした方が早いと思うからそっちの方にするわね」

 

「「「「「は~い」」」」

 

セレスは皆の返事を聞いた後、お題の書かれた紙を箱の中に入れ見えない様明後日の方向に顔を向けながら箱に手を突っ込みガサゴソと動かす。

そして腕を引っ張り出し一枚の紙を取り出した。

其処に書いてあったお題は

 

【真夏に嬉しいお菓子】

 

「それじゃあ次のお題はこの“真夏に嬉しいお菓子”です。次の部活動は来週だから皆準備をしっかりとして来てね」

 

「「「「はぁ~い!」」」」

 

こうして今日の部活動は無事に終わった。

 

 

因みに、一夏は部活終了後にメロンのミルク寒天を持って約束通り本音に手渡していた。

ミルク寒天を食べた本音の感想は

 

「冷たくて、美味しいぃ~~」

 

と物凄く幸せそうな表情を浮かべる本音であった。




次回予告
部活動の次の日、何故かデュノアが教室に居る事に生徒達が困惑する事態に。千冬はその訳を説明して生徒達を落ち着かせる。
そして放課後、一夏は本音達と共に外のベンチでお菓子を食べていると、アリーナから大きな衝撃音を聞くのであった。

次回
千冬、ストレス値上昇~……貴様ら、覚悟はできてるんだろうなぁ?~







どうも、のんのんびよりです。最近投稿ペースが遅延して本当に申し訳ないです。
さて、普段なら次回予告を書いて終わっている後書きなんですが、今回ちょっと理由がありまして、出てきました。
その理由というのは

一夏「う、うぷ主さん。何か用ですか?」

本音「なんで私達を呼んだのぉ?」

メサ【何か御用ですか?(*´д`)??】

千冬「いきなり何だ、主」

束「お裁縫の途中だったのに、何の用?」

おぉ、来たね5人共。ちょっと確認だけど束さんと千冬さん以外の3人は以前憲彦先生の所の一夏君達とコラボトークしたの憶えてる?

一夏「う、うん。楽しかったです」

本音「うんうん。それがどうかしたの?」

実は憲彦先生から今度は此方に来られませんかって、お誘いを受けてね。それで集まって貰った訳。

一夏「む、向こうに行けるんですか? それは嬉しいですヽ(*´∀`)ノ」

本音「そうだねぇ。また向こうの私とお話ししたいし」

メサ【またバジン殿と料理の事でお話ししたかったので、楽しみですv( ̄∇ ̄)】

千冬「ほぉ、向こうの一夏達と会えるのか。それは楽しみだな」

束「確かに‼ 別の世界のいっくん達がどんなものか気になるね!」

そりゃあ良かった。それじゃあちょっと待っててね。向こうの状況とか見てくるから

一夏「楽しみだね、本音さん」

本音「うん!」

束「そう言えばちーちゃん。前にお気に入りの湯呑を思いっきり壁に投げつけてたけど、あれ何したの?」

千冬「気にするな。少し制裁を加えただけだ」

お待たせ。憲彦先生から向こうに行く為のスイッチを貰って来たよ。それじゃあ皆集まって!

~ゾロゾロ5人集合中~

皆、集まった? それじゃあ押しまぁす!

“ピンポ~~ン”

千冬「…何も起きんぞ、主」

あれ? 可笑しいな。もう一回押してみるか

“ピンポ~~ン”

一夏「や、やっぱり何も起きませんよ?」

おっかしぃな? 押したらチャイムが鳴って向こうに行けるって言ってたんだけどなぁ? 仕方ない、強めに押すか

“ピンポ~~~~~ン”

ゴゴゴゴゴゴ←黒い穴が生成中

お! 上手く行ったみたいだな

一夏「こ、これ上手く行ったのでしょうか?」

本音「なんか違うようなぁ?」

気にしない、気にしない。ほら、5人共早くいくよぉ!

5人「お、おぉ~」

と言う訳で憲彦先生とコラボトークをする為、ちょっと出かけてきます! 
では、また次回!

次回投稿してほしい小説(詳細は活動報告の「次回作一覧」を見てください)

  • ①IS×ウォーシップガンナー2
  • ②IS×メタルギア
  • ③IS×オリジナルストーリー①
  • ④IS×オリジナルストーリー②
  • ⑤IS×クロスアンジュ
  • ⑥IS×タイムクライシス
  • ⑦IS×オリジナルストーリー③
  • ⑧IS×人狼 JIN-ROH
  • ⑨IS×東方project
  • ⑩IS×オリストーリー④
  • ⑪IS×R-type
  • ⑫俺ガイル×IS
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