キャンプ3日目の朝。
この日も真司と虚が朝食を準備をしていた。
「今日の朝飯は焼き鳥缶と卵を使った親子丼だ」
「うわぁ、今日の朝食もおいしそぉ!」
「保存食である缶詰を使った料理ですか。これもなかなか面白いですね」
それぞれ真司と虚が作った朝食の丼ものに目を輝かせていた。
そして全員席に着くと頂きます!と挨拶し、レンゲを手に取って口いっぱいに頬張り始めた。
暫くして
『ご馳走様でした!』
「はい、お粗末様でした」
食事後、一夏達はそれぞれ撤収準備を始めテントの片付けから使用していたコンロなどを片付けていく。
それぞれ使用した道具を車両に積み込み終えると、車に乗り込みキャンプ場を後にした。
車を走らせて数時間後、最初の日に集合した場所に到着する。
「それじゃあ私はこの子達をそれぞれ送ってきます」
「わかりました」
「ほら皆、伊田先生の弟さんにお礼」
『3日間ありがとございました!』
「いえいえ、皆さんのいい経験になったなら幸いです」
そうにこやかに話す真司。
そして幸平は料理研究部の子たちをハイエースへと再び乗せ一礼後、車に乗り込み去っていった。
そして次に虚が口を開く。
「それでは私たちも「あ、虚さん待っていただけます?」 な、なんでしょうか真司さん」
本音と共に帰ろうとした虚を真司が声をかけてきたのだ。虚は突然声を掛けられていた事に驚きながらも問う。
「連絡先を交換しませんか?」
「は、はひぃ?」
真司の突然の連絡先交換に虚は素っ頓狂な返事をする。
すると真司が慌てて交換の理由を話す。
「あ、いや、別にやましい理由ではありませんよ。虚さんでもできる簡単な料理のレシピをお送りしようと思っただけですので」
そう説明する真司。
「そ、そうでしたか。あの、そ、それじゃあお願いします!」
どぎまぎしながらも虚はスマホを取り出し勢いよく頭を下げながら差し出す。
「あ、あの虚さん。スマホだけを見せられましても…」
そういわれ虚は
「す、すいませぇん!」
顔を真っ赤にさせながらスマホに登録されている自分の連絡先を表示。そして真司の連絡先も登録し終える。
「そ、それでは失礼させていただきます」
「イッチーばいばぁい!」
「はい、またです本音さん」
いまだに顔を真っ赤な状態にしたまま虚と本音は一夏達にそう言い帰路へと付いていった。
そして一夏達も帰路へと着こうとすると。
「お、そうだそうだいっくん。はいこれ」
そういい変装している束が一夏にあるものを差し出す。
それは一夏が作ったデザート券だった。それも2枚。
「久々にいっくんのデザートが食べたくなってさぁ。もう一枚はクーちゃんの分だよぉ」
「あ、はい。それじゃあお家に帰ってから準備しますね」
「お願いしまぁす!」
「すいません、一夏様。お願いいたします」
そういい一夏にお願いする2人。そして一夏達も家路へと着いた。
~布仏家~
キャンプから戻ってきた虚はカバンの中に仕舞っていた服を洗濯機の中に入れたり道具を片付けていた。
すると
ピロリン♪
とスマホの着信音が鳴り、虚は何だろうと思いスマホの画面の電源を入れる。其処には真司からメッセージが届いていた。
虚は頬が熱くなるのを感じながらもそっとメッセージを開く。
《こんばんは、虚さん。
帰り際にもお話した通り虚さんでもできる簡単な料理のレシピを送らせていただきました。
もし困ったこと、わからないことなどありましたら気軽にメッセージを送ってください。
それでは失礼いたします。
真司より》
と書かれていた。
そしてメッセージにはレシピも添付されており、ところどころには真司のアドバイス的なメモも書かれていた。
「真司さんがせっかくくださったレシピです。頑張ってやってみましょう」
そう零し、やる気を見せる虚。
それから虚はキッチンに積極的に立ち、真司が送ったレシピを見ながら一生懸命練習を重ね続けるのであった。
因みにそんな虚の姿に母親は、
「あらあらキャンプに行ってからあの子、本当に変わったわね。良い出会いでもあったのかしら? (* ̄▽ ̄)フフフッ♪」
と嬉しそうに笑顔を浮かべていた。
次回予告
ある日伊田が家へとやってきて一夏に動物と触れ合うことができる動物園のチケットをあげた。
3人1組のチケットの為一夏は本音とアイリとの3人で行くことに。
次回
わくわく、もふもふ動物園!
「も、モフモフ!」
「目がすごい輝いているわよ」
「だねぇ」
次回投稿してほしい小説(詳細は活動報告の「次回作一覧」を見てください)
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①IS×ウォーシップガンナー2
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②IS×メタルギア
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③IS×オリジナルストーリー①
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④IS×オリジナルストーリー②
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⑤IS×クロスアンジュ
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⑥IS×タイムクライシス
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⑦IS×オリジナルストーリー③
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⑧IS×人狼 JIN-ROH
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⑨IS×東方project
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⑩IS×オリストーリー④
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⑪IS×R-type
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⑫俺ガイル×IS