いちゃいちゃ大好き提督日常   作:ぶちぶち

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五月雨さんからは、艦娘視点を挟まず提督視点で物語を進ませ切ってしまいます。
自分が納得いく終点まで到達したら、その時の私のモチベーションやらで艦娘視点を考えます。
お付き合いいただけると嬉しいです。


五月雨さんとの
爽やかな出会いです


 夕立との楽しい一日を終えて、戦闘指揮の負担もすっかりと抜けた翌日。俺は執務室に一人で、ぼけ~っと次の展開を考えていた。

 ふはっははっはっは!! やばい、やばいぜえ。これはやばいぜえ!!

 

 改白露型とも、こう、なんか上手いこと話したかったのだが。もう本当魅力の限りを教えてほしかったのだが。

「そんな場合じゃねえな」

 

 下手をすれば、深海棲艦の巣が出来ている。斥候は既に響へ頼んである。彼女なら間違いない。

 確実に情報を仕入れて、絶対に無事な姿で帰ってきてくれるだろう。信じている。…そんな重たい思考が出る状況なのだ。

「ふむ」

 

 言葉を出した。手を何度か握って拳を形作る。夕立との戦闘で要領は思い出せた。俺が仲間達と育んだ技術は錆びず。魂に刻み込んだ直感も衰えていない。

 長期戦に不安は残るが、いける。

 

「いける? …笑わせる」

 出来るか出来ないかじゃねえ。やるかやらないかだろう。

「ここまでの甘い日常で浮かれたか? 酔ってんのか馬鹿野郎が」

 

 意識的に獣みてえな笑顔を形作る。奥底に残っている、戦場が与えた魂の淀みを奮い起こした。そうだ。それで良い。

 弱気なんざ欠片も必要ない。出来て当たり前だろう。

「不可能なんかねえと言って魅せろよ愚か者」

 

 作者を楽しませる道化だろう。なあんて、厳しく顔を歪める俺は好きじゃない。こんな俺を慕い命を預けてくれた仲間達がいた。

 響は側にいてくれる。愛らしい艦娘達がいる鎮守府なのだ。

 

「萌え燃えってなもんで」

 うん。俺に出来ないことはない。それで良い。それが良い。

 さて。今日は白露型が秘書艦をしてくれる最期の…最後の日だ。

 

 落ち着け。今日の俺は戦争のテンションが残ってる。落ち着けよ。

 ふう。それはさておき。今日来てくれる子は――ドジっ子五月雨である!! 

 掌握領域!! 超能力でスカートめくり!!

 

 おっと、こっちは惑星の方だった。艦娘の方の五月雨が来てくれるのだ。

「提督、お邪魔します!」

 透き通る程に鮮やかな蒼色の髪。腰まで伸ばした美しい長髪は、五月雨の清楚な雰囲気を引き立てている。同色の瞳は水面みたいだ。見ているだけで浄化される。

 

 すらりとした美しい脇が露出するタイプの、可愛らしいデザインのセーラー服。良い。堪らん。ぺろぺろしたい!

「本日、よろしくお願いいたします」

 澄み渡る青空に浮かぶ太陽みたいな明るさで、五月雨が入室してくれた。

 

 

 お互いの出会いに恐怖はない。俺が随分と変わったおかげもあるのだろうけど、彼女はとても明るく笑ってくれている。

 うん。これで重苦しい顔をしないでいられる。

 

 狙ったわけではないけど、今日を共に過ごすならば最も適した相手かもしれない。

 ドジっ子などと言う運命に負けず。いつだって前向きに明るく生きる五月雨が、今の俺にはありがたかった。

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