子供の仕置きをするような体勢で、俺は龍田の腹を太ももに乗せている。
太ももに龍田の重さを感じる。腹筋のしなやかな感触を、脚で感じていた。暖かい。目線を下にずらせば、鍛えられた背筋の美しいラインが見える様だ。
更に眼を右にずらしていくと……形良く大きな尻がある。
スカート越しの尻肉。蠱惑的で、酷く性的な盛り上がり。不思議と興奮してこないのは、待ち受ける行為がとても歪だからか?
まさしく、仕置きの体勢。彼女の表情は見えない。俯いているのもあるが、姿勢のせいで普通に見えない。本当になんともアレな状況だ。
「龍田」
「…はい」
声が震えていた。心の奥底の嗜虐心は疼かない。どうも心苦しいけれども。まよいなく。
「叩くぞ」
声をかけて――尻を叩いた。
「ひゃん!?」
肉と肉がぶつかり合う音。布越しとは言え、尻の感触がしっかりと掌に伝わる。
胸とは違う。筋肉の柔らかさだ。叩いた掌も痛んだ。おそらく、それ以上に龍田の尻は痛みを覚えているのだろう。
思っていたより楽しくない。というか、普通に心苦しいぞ。どうしよう。
「提督…?」――促す声。良いだろう。
叩いた。迷いなく布越しの尻を叩き続けた。
「っ! あっ、ひぃ、ぅ、痛い!」漏れ出る声が痛みを訴えているけど。
続ける。何度も続ける。スパンキングの音が空間に響いている。
顔が見えないのに、耳まで真っ赤だから表情が分かってしまう。
「ごめん、なさい! ごめんなさい…!」
啜り泣く声。罪悪感を絞り出すような声だった。魂の奥底に溜った淀みが流れ出ていく。我慢していたのだろう。
抑圧された感情が、異常な状況で吐き出されていた。
成程。いやそうなのだろうけど。これは特殊なプレイとかじゃなさそうだ。思っていたより、尻って柔らかくないんだよね。って、そういう話でもなく。
罰だ。龍田は罰を求めている。――ならば。
「龍田。めくるぞ」
「提督!?」
スカートをめくった。紫の下着が艶めかしいが、興奮しない。今はそういう感じじゃない。下着もずらし、赤くなり始めた尻を晒した。
全部は出さず。さすがにそれは出来ないので、尻肉だけを出している。
そうして、加減は気をつけながらも叩いた。
「あうっ!?」
「どうした? 罰を求めたのだろう」
いじめるように言葉を紡いで、彼女の心を剥いでいく。
「全て晒して、奥底に溜った膿を出したいのだろう」
指揮と変わらない。魂を合わせる様に責めていく。
「ごめん、なさい…! ごめんなさい!!」
最早謝罪の言葉は叫びと変わらず。彼女は大粒の涙と鼻水すら流して、涎も垂れ流していた。
尿を漏らしていないのが不思議な位だ。龍田の心を晒していく。
叩く。尻叩きの音が空間へ響いている。もう彼女の尻は真っ赤だ。俺の掌も熱い。叩き続け泣きわめく彼女。やがて。
「――あっ」かすれる声で気絶した。全て出し切っていた。
「…ふう」
気絶した龍田の下着を戻し、スカートも戻した。
そのまま彼女を動かして、膝枕の体勢にしてみる。こうして寝顔を見ていると、無邪気な少女にも思えた。