いちゃいちゃ大好き提督日常   作:ぶちぶち

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それでもこんなやつでした

 響のぱんつをもう一度見たい。むしろかぶりたい。ぜったい臭いけど。いやどうだろう。

 臭くても――興奮はする! おっと。落ち着け。落ち着くんだ。ふう。

 響つながりで言うなら、暁のレディ加減を見たい。電のなのですを耳元で聞きたい。雷の膝枕は欠かせない。

 

 第六駆とのやり取り。響がとても怖いので、無理にするつもりもないのだけど。

 どうかな。割と彼女は姉妹が大好きだ。逆に紹介したかったり。分からない。

 天龍型姉妹と触れ合う事もあろう。

 あえて、今ここで妄想はしない。でもめっちゃ楽しみだ。わくわくしている。

 

 川内の髪にまたふれたい。今度は、すんごい勢いでくんかくんかしたい。

 すっごい良い匂いがするだろう。照れた彼女を見てみたい。良い。良いぞ。

 川内つながりで語るなら、神通のうなじをかぎたい、ぺろぺろしたい。那珂ちゃんのコンサートでオタ芸を披露したい。はいはいっ! と踊るんだ。

 

 川内型3姉妹。神通はこう。冷たい眼で見られたいような、凜々しく責める彼女が良いような。でも逆に、そう。甘えてくる神通が見たい気も。

 ここにいる神通の個性を知りたい。うん。愛でたい。

 

 那珂ちゃんはうんうん。話してみたい。アイドルだからなあ。おさわりは駄目だと思います。えっ!? おさわりが駄目……。

 失望しました。那珂ちゃんのファン辞めます。

 みたいにふざけられる位、あの愛らしい子も知りたい。

 

 もう熱量がすんごいんだ。これまでず~っと頑張ってきて、ようやく平穏を得られたんだ。俺がどれだけ萌え萌えしたいと思っていやがる。

 分かるか。分からないだろう。

 俺はな、萌えたいんだよ! 美少女共め!! マジ最高!!

 

 などと本音だけをぶちまけたら、色々と終わる。

 ここで得られる二人の侮蔑の視線は、堪らなく甘美な経験になるのは認めよう。いやしかし。それでも俺が綺麗に取り繕うなら。

 

「――皆のらしい所を見たいんだ」

 響の透明さが好きだ。暁の頑張りが好きだ。電の優しさが好きだ。雷の抱擁力が堪らない。第六駆の話が好きだ。取り残された彼女に祝福を、今度こそ穏やかな終わりを。

 

 川内の楽しげな心が好きだ。神通の佇まいが好きだ。那珂ちゃんの明るさに救われている。川内型3姉妹の話が好きだ。夜を愛する彼女に祝福を、平穏な海を愛してくれ。

 他の艦娘だってそうだ。好きだから、ここまで来たわけで。

 

 何より俺自身が楽しみきりたくて、ようやく得た世界なのだ!!

 わっはっは! 童貞の熱量を舐めるなよ。萌えには全身全霊であ~る。

 言っておくが、俺ほど好き勝手にやっている奴もそうはいないぞ。


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