わちゃわちゃと献身的な二人と時間を過ごしていく。朝、出会いを終えて仕事が進んでいく。
意外にも、と言うと失礼だがね。二人ともかなり力になってくれた。
雷は積極的に手伝ってくれて、電はそっと支えてくれる。
喉が渇けば茶を淹れて、少し疲れたと思えば休憩を提案してくれる。そうした小休憩の時間で、彼女達は自分達の話をしてくれた。
雷の元気なエピソード。電の優しさを感じる思い出。他の姉妹艦との仲よさそうな話。
それでも、やはり雷電姉妹は特別な仲らしい。いつも一緒に過ごしている。仲良く助け合っているんだ。
「二人は仲良し姉妹なんだな」
微笑ましい気持ちになれた。どちらもママみの深い艦娘だが、こうして話を聞いていると幼子に見えた。
ふふふ。ほっこりしているぜ。父性が目覚めてしまうぜ。
「電には良く助けられているわ!」
ふふんと小さな胸を元気よく張っている。雷らしい元気な仕草だ。
「雷のおかげで、いっぱい楽しい時間をもらっています」
慎ましい胸を張らずに、静かな声で言っていた。電らしい愛らしい反応だ。
「私がやりすぎちゃった時も止めてくれるのよ」
雷の暴走を止めたり。
「戦いが怖い電を庇ってくれるのです」
電の優しさを認めている。
そんな互いの優しさを、お互いが真摯に俺へ伝えてくれている。
「ふふ」
二人とも本当に仲が良いなあ。可愛い。頭を撫でても良いだろうか。だめか。あまりにも突然すぎる。川内への様な運命力も感じない。
…あの時の俺は変態だったなあ。過去形で言っているけど今もか。しょうがないね。川内美人だし、そりゃあムラムラくる。
今の関係性だとエロスもあれだけども。ふふふ。本当に仲良くなったな。
『提督~おやつちょうだい!』なんて。かなり彼女とも仲良くなっている。
そうして! 今日の俺は雷電姉妹にもエロスを感じない。やはり俺はロリコンじゃなかったのだ。響だけなのだ。
『私だけなんだ? 私の、こんな幼い体に興奮するんだ?』
ふひひ! そう。そうだとも。あの細くしなやかな肢体。小さな手。
俺は響の全てが好きだ。もしかしたら毛深いかもしれない。色とか! 色々とアレかもしれない!!
だが俺を舐めるなよ。あれだけ深く関係性を築いた彼女が、そんな感じとか! 普通に興奮するだろうが!!
……ふう。落ち着け。落ち着こう。雷電姉妹が俺の父性を引き出したから、内に眠る変態性が呼び起こされている。駄目だ。落ち着こう。
「二人が深い絆で結ばれているのは分かった」
俺と響の仲にも決して劣らない。強く深い絆を感じられた。
「だからこそ、いきなりつくそうとしてくれたのが解せない」
やる気に満ち溢れていた。響や暁。後は天龍や龍田かな。皆から話を聞いていたとしても、かなり気合いが入っていた。
「何かあったのかね?」