オーバーエッグ 念願のエッグマンX   作:黒酢ドリンク生卵を添えて

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Ep11「ブラッディ・ダンス(前編)」

 ナザリック、その一室でソファに座ってアインズの戦いを観戦するのは三人。

 第五階層守護者コキュートス、第七階層守護者デミウルゴス、そして守護者統括アルベド。

 彼らは三者三様、怒りに顔を歪める者、僅かに笑みを湛える者、無表情に冷気を吐き出す者。

 それぞれの思惑を胸に、鏡に映し出さるアインズとエッグマンを眺める。

 

「ドクター・エッグマン、マサカコノ世界ニ来テイタトハ…」

「…あれがドクター・エッグマン…」

「なるほど…」

 

 デミウルゴスは隣に座るアルベドに声を掛ける。

 

「…さて、私も姿を見るのは初めてだが……アルベド、君はどう見る?」

「私に下等生物の優劣や差異など興味は無いわ。アインズ様の決意の邪魔をし、あまつさえあの暴言の数々。アインズ様が評価している下等生物でなければ直ぐにでも排除しに行くのに…」

「なるほど、ではコキュートス。ドクター・エッグマンの出現によってアインズ様の勝率はどの様に変化したのか、教えてくれないか?」

「……例エ至高ノ御方ニ匹敵スル強者ト言エド、シャルティアニ対シテ前衛職ヲ立テルノハ愚策。ムシロ勝率ハ下ガル。1割、アインズ様ノ勝利ガ1割ダ」

「なるほどなるほど。ではこの推測を得て、君はどうするのかな? 守護者統括」

「…………」

 

 デミウルゴスの言葉に唇をかみ締め俯くアルベド。

 最初の想定と変わってしまった現実、アインズを助けに行くか、先程同様アインズを信じて帰りを待つか。

 

 しかし、そこで不気味な違和感に襲われる。

 先程までアインズの身を案じて飛び出しかねなかった男、デミウルゴスが、なぜこうも落ち着いているのか。

 さっきまでのこの悪魔であれば、エッグマンと言わず、乱入者を見た瞬間に弾丸の如く飛び出して行っても不思議では無いのだ。

 アルベドは悪魔の真意を伺う為、その顔を見つめる。

 

「守護者統括らしくない顔だなアルベド。それにコキュートス、君は相手を知らな過ぎる」

 

 そう言うとデミウルゴスは立ち上がり、部屋から出て行こうと歩き出した。

 しかし、その足取りは上品かつゆったりとした物だった。

 

「……何処に行くつもりかしら?」

「どこにも? 私はこの後の準備をしなければならないからね。この後の展開は簡単に想像出来る。答え合わせは後ほどで結構」

「ドウイウ事ダ?」

 

 デミウルゴスは肩越しに振り返り。

 

「……エッグマンが参戦した時点で、シャルティアに勝ち目は無いと言うことさ」

 

 微笑と共にそう返した。

 

 

 

※※※※※※

 

 

 

「嘘じゃ無かったみたいね…」

「アインズ様大丈夫かな…」

 

 そう呟くのはダークエルフの双子、アウラとマーレである。

 しかし、本来アインズに周りの索敵と警戒を命令された二人が居る場所は。

 

「だから嘘じゃないって言ったじゃん! メッセンジャーロボのオイラが伝言で嘘つく訳ないじゃんか!」

「にしても勝手にコイツら乗せて大丈夫だがね?」

「別に今は戦っとる訳でもなかね。たぶん、大丈夫ばい」

「なに? 今度はエルフ? どうなってんの?」

 

 移動要塞エッグフォート、その艦橋である。

 

 実はエッグフォートが出現した時、アインズの元に飛び出そうとしたアウラと任務の為に姉を押しとどめようとしたマーレ。

 そんな二人の前に現れたのが、このエッグマンのメッセンジャーロボである。

 

『なによアンタ!』

『なんだよ! モモンガさんからの伝言だじょ! 手出し無用! ちゃんと伝えたからな!』

『そんなの信じると思ってんの!?』

『なにぃ!? だったら良く見えるとこに来りゃいいじゃん!』

『なによ!』

『なんだぁ!』

『ちょ、ちょっと二人共ー』

 

 というやり取りを経てエッグフォートに搭乗している。

 

 そんなエッグフォートの目の前には一時シャルティアから距離を取ったエッグマンとアインズが飛んでいる。

 

〈エッグフォート聞こえるか?〉

「感度良好だがね、エッグマン様ー」

〈よぉーし、まずは挨拶替わりじゃ! エッグフォート全砲門開けぇ!〉

「エッグフォート、全砲門開きますたい! ミサイル発射管ハッチ解放!」

〈大奮発じゃ、試製エッグビーム砲、発射準備! 目標、シャルティア・ブラッドフォールン!!〉

「了解、艦内電源を非常用に切り替えだがや」

「安全装置解除、メインエンジン出力上昇120パーセントたい! 攻撃目標シャルティアを目標固定!」

〈発動はモモンガの【失墜する天空(フォールンダウン)】に合わせるんじゃ! 攻撃後は速やかに離脱、周辺警戒にあたれ!〉

「攻撃準備完了、いつでもどーぞー、だがね」

 

 エッグフォートの艦首にはエネルギーが集まり、アインズの周りには何重もの魔法陣が展開する。

 

〈行くぞぉ! 撃てぇぇぇっ!!!〉

〈超位魔法発動! 【失墜する天空(フォールンダウン)】!!!〉

 

 瞬間、点が堕ちるなどと言う表現すら生ぬるい、世界が光に支配される程の閃光。

 シャルティアを中心とした半径2キロメートルの地面が消滅し、叩きつける衝撃波は周囲の木を放射状になぎ倒す、その効果範囲は半径5キロメートル。立ち上る爆煙はその高さは約6キロメートル、幅約3キロメートルに及んだ。この時、リ・エスティーゼ王国沖のエッグタワーが空震を観測しており、一説には衝撃波は世界を1周したとも言われている。

 

〈ホーッホッホッホ! 見たかこの大迫力! これぞエッグビーム砲の力!〉

「ちょーっとやり過ぎとちゃうー?」

「これじゃあ、カオスエメラルドどころか、世界諸共消えてなくなるばい?」

〈カオスエメラルドがこれくらいで壊れるわけ無かろう! それに、心配せんでも世界が壊れたらワシがまた作り直してやるわい、ホーッホッホッホ!〉

「「さーすがエッグマン様!」」

「シャルティア……」「…………」

 

 狼狽えるエッグマンのロボ達、爆心地を複雑な表情で見据えるダークエルフ二人、立ったまま気を失った英雄クラス(笑)一人。

 

 やがて爆心地を隠していた煙が風に流され、地上が確認出来るようになると、そこには変わらずに佇むシャルティアの姿があった。

 

〈…………〉

「シャルティア!」

〈コレだからさ、漫画はヤだよな? 普通生きてないよな?〉

「アニメは良かとねー」

〈だから、そこんとこ良く考えないとダメなんだよ。これ見て良い子が真似したらどうすんのよ?〉

「だからってー、ミサイルにビームは真似できにゃーでしょーう?」

〈わっかんないぞー? 今どきの子は〉

〈エッグマン! お喋りはそこ迄だ。どうやら眠り姫がお目覚めのようだぞ?〉

 

 地上の爆心地、そこには笑い声をあげるシャルティアの姿があった。

 

 

 

※※※※※※

 

 

 

「……今のは痛かった。……痛かったですよォーっ! アインズ様あああぁぁぁっ!! あと、絶対楽には殺さねぇからなぁ!? エッグヘッドぉぉっ!!」

「誰がエッグヘッドじゃ! ワシゃエッグマンじゃわい!!」

「フッ、つまらないプレゼントだが、気に入ってくれたか? シャルティア」

「素晴らしい! そちらのひげタマゴは当然として、これ程までの力を持つアインズ様を殺さねばならないなんて!」

「なぜ私を『様』と呼ぶ?」

「これは意な事を。至高の存在である貴方様を『アインズ様』と呼ぶのは当然ではないですか?」

「……お前の今の主人は誰だ?」

「私の主人は……」

 

 そこでシャルティアは急に戸惑い出す。

 

「……私はなぜアインズ様と戦うんですか? いや、違う。攻撃されたから? 攻撃されたから全力で滅ぼす必要がある? どうして?」

 

 シャルティアは疑問を自己解決したのだろう。武器を構え、戦闘態勢に入った。

 

「よく分かりませんが、攻撃されたからにはアインズ様を滅ぼす必要がありますね!!」

 

 自己解決したと言うよりは疑問をそのままあさっての方向にぶん投げただけである。

 

「……もしかしてお前んとこのアレ。ナックルズより残念なんじゃないか?」

「そう言ってやらないでくれ、エッグマン。ともすれシャルティアの事についてはよく分かった。そっちはどうだ?」

「無論じゃ」

 

 シャルティアはそんなアインズとエッグマンの様子に、嘲笑すら含んだ声をかける。

 

「おやおや? どうしたんですかアインズ様? そんな調子で私に勝てるのですか? それも下等種族の前衛など連れて」

「アインズ・ウール・ゴウンに敗北などありえない。お前は私の「おい!」あ、いや、私たちの前にひれ伏すのだ!」

「遊んでいるならこちらからいきます……よっ!!」

 

 その言葉と共にシャルティアは弾丸の如く飛び出した。その速度は正に神速、目にも留まらぬとはこの事。

 しかし、アインズに突撃するシャルティアの周辺にエネルギー弾が着弾する。

 

「っ!!」

「ホーッホッホッホ! 遅いわ小娘!」

「すまないなシャルティア。こちらは二人なんだ。【魔法最強化(マキシマイズマジック)】【重力渦(グラビティメイルシュトローム)】!!」

 

 エッグマンからの攻撃を飛び退いて回避したシャルティアにアインズの放った魔法による超重力の塊が飛来する。

 

「【石壁(フォール・オブ・ストーン)!!】

 

 シャルティアもすぐさま魔法によって石壁を生成し防御、これを相殺する。

 

「【助骨の束縛(フォールド・オブ・リブ)】!」

「くっ!」

 

 シャルティアの周囲の地面から突き出す巨大な骨。それはシャルティアを捕らえようと覆い尽くす様に伸びる。しかし、シャルティアはその力を持ってこれを破壊。包囲の外に逃れた。

 包囲を逃れ、飛行能力によって滞空するシャルティア。

 

「ふむ、想定より強いな」

「おそらく、小娘が持っとるカオスエメラルドが原因じゃろうな」

「カオスエメラルド、か。……どうしたシャルティア、せっかく空中に居るのだからそのままパタパタと飛んで来たらどうだ?」

「おっと、そうはいきませんよ? アインズ様の事、どうせ罠を仕掛けられているのでしょう?」

「バレてしまったか…」

「ええ、バレバレです」

 

 空中で得意気に話すシャルティアにこちらもドヤ顔で返すアインズ、その心は。

 

(んな訳ねーじゃん!)

 

 である。

 簡単な会話による誘導にすら引っ掛かるシャルティア。しかもそれをエッグマンにすぐ近くで見られているのだ。恥ずかしい、穴があったら入りたいくらい恥ずかしい。

 エッグマンの方から『ナックルズ以下』の視線がヒシヒシと伝わってくる。

 

(とにかく、最初の攻撃で相当数のダメージを叩き込んだ筈だ。あとはMPが切れるまで確実にダメージを与えていく!)

 

 対したシャルティアは真面目に分析はしつつ、どこか余裕の表情であった。

 

(さすがはアインズ様、下等生物を連れているとはいえ強力な攻撃の数々。容易には近づけもしない。しかし、魔法詠唱者(マジック・キャスター)であるアインズ様の強さはMPに依存する。MPさえ削り切ってしまえばHPで戦える私とは勝負にならないハズ)

 

 そこでシャルティアは右手に持つ武器を握り締め、感触を再確認する。

 

(このスポイトランスは相手にダメージを与えるとその量に応じてこちらの傷を回復させる事が出来る。なのになぜアインズ様はエッグマン等という前衛を連れて私の前へ? 私にとってはただの回復アイテムに過ぎないと言うのに。【魔力の精髄(マナ・エッセンス)】)

 

 情報系魔法を使ったシャルティアの視界にはアインズの莫大なMPが映し出される。

 

(なんと言う量のMP。一体どうやってあれ程の境地に? しかし、最初の攻撃で半分ほどHPが削られた今、まずは回復をすべきね)

 

「【上位転移(グレーター・テレポーテーション)】!」

 

 すぐさまシャルティアはエッグマンの後方に転移、突撃を開始する。

 

「うぉっ!? くっ! これでも喰らえぃ!」

 

 エッグマンも直ぐにエッグウォーカーに搭載されたエネルギー砲と機関銃で応戦するも、シャルティアに対しては焼け石に水。その突進は止まらない。

 

「まずは回復させていただきますよ!」

「ぐおぉっ!!」

 

 エッグウォーカーにスポットランスを突き立てるシャルティア。

 しかし、そこで違和感に気が付いた、なぜアインズは全く迎撃する気配もなく次の攻撃魔法発動の準備を開始しているのか。

 そして、もう一つは()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「ホーッホッホッホ! 浅はかァ、普通のプレイヤーと一緒にするんじゃないよ! 自分だけ回復出来るなぞ都合が良すぎじゃわい!」

「なにっ!?」

 

 エッグマンに肉薄したものの、すぐにエッグウォーカーの蹴りによって弾き飛ばされてしまうシャルティア。

 

「シャルティアよ。まずはそのスポイトランスの能力だが。正確には『相手に与えたH()P()()()()()()()だけ回復する』という能力だ。対してはエッグマンの固有スキルは『H()P()()()()()()()()()()()()()()()()()()()』。つまり、エッグウォーカーの耐久値を削り切り、破壊するまではエッグマンにダメージは一切入らないし、お前も回復できない!」

「相性が最悪という訳じゃな。まぁ、スキルのおかげで大抵の装備はすぐにダメになるんじゃがの。このエッグウォーカーはワシの特製じゃ。耐久値の高さは期待していいぞ? ホーッホッホッホ!」

「そんな出鱈目なスキル、あるわけが……」

「シャルティア。お前は以前、エッグマンとたっち・みーさんの戦いを見ていたはずだ、よく思い出してみるがいい。今まで、ナザリックでエッグマンを撃退し(逃げられ)た事はあっても、撃破し(リスポーンさせ)た事は無い!」

「っ!!」

 

 事実、アインズ・ウール・ゴウンのメンバーでエッグマンを撃破したのはただ一度。それもナザリック以外での遭遇戦であり、たっち・みーとエッグマンの天敵であるヘロヘロを主体とした数人がかりでという有様であった。

 そして、ユグドラシル最終日、モモンガが押し負けていたのも、ヘロヘロに泣き付いたのも、エッグマンのスキルが原因である。

 装備の耐久値を削れるヘロヘロ。そして、エッグマンに確実かつ強力な攻撃を入れる事の出来るたっち・みー。さらに武装を破壊された時点で逃走を図るエッグマンを包囲できるギルメン達のコンビネーションがあったからこその偉業でだった。

 実際、エッグマンは装備を全て破壊された時点で逃走するし、そのエッグマン自体が異常な程の防御値と逃げ足の速さを誇る。ユグドラシルでは異例の『エッグマンは逃げ出したら勝ち』『武装破壊してからが本番』『逃げ出す前はデスピサロ、逃げ出しらメタルスライム』などの評価をされたプレイヤーなのだ。しかもユグドラシル時代には常に7種類程度の武装をストックしていた為、ボスラッシュ状態だった事をここに記載しておく。

 

「まだまだ行くぞ! 【千本骨槍(サウザンドボーンランス)】!」

 

 掲げたアインズの腕から高速で放たれる骨の槍。

 

「【不浄衝撃盾】」

 

 しかし、シャルティアの周囲に出現した赤黒い衝撃波によってその攻撃は消滅してしまう。

 

「なにっ!?」

「それではこちらの番ですね? 【清浄投擲槍】!」

 

 シャルティアの掲げた腕に巨大な光の槍が現れる。

 その槍はアインズ目掛けて襲い掛かるものの。

 

「あいたぁっ!! なーんでワシがこんな目に…」

「チッ!」

 

 射線上に割り込んだエッグマンに当たって消滅する。

 

「……見た事の無い防御と攻撃だな」

「あははははっ!  これも私のスキルなんですよ!?」

「フンっ、【現断(リアリティ・スラッシュ)】!」

 

 アインズの放った魔法により、空間ごとシャルティアの上半身と下半身が切断される。

 切り裂かれたシャルティアからは大量の血液が噴出されるが…。

 

「【時間逆行】」

 

 世界が巻き戻る様にシャルティアの身体も状態に復元された。

 

「ただの回復魔法ではないな!?」

「これも私のスキル、卑怯なんて思わないでくださいよ? ペロロンチーノ様の与えてくださった力。あの御方の方がアインズ様より優れていたという証明では?」

「それは本音の部分っぽいな…」

「え?」

「まぁ、いい。私の魔法の前にひれ伏すが良い!」

「いつまでそんな強がりを? 確かにこちらの攻撃は届いていませんが。そのように魔法を放っていては、MPも直ぐに無くなってしまいますよ?」

 

 シャルティアの発言のとおり。

 アインズのMPさえ尽きてしまえば、有効打を持たないアインズとヒゲ茹でタマゴ(エッグマン)、あとはなぶり殺しにするだけだ。

 すると、突然エッグマンが笑い声を上げる。

 

「ホーッホッホッホ! 随分と余裕そうじゃの。なら次聞いて驚け。MP回復アイテムなぞワシが腐る程持っとるんじゃな、コレが」

「「なにぃっ!?」」

 

 これにはシャルティアだけでなくアインズすらも仰天である。

 もともとユグドラシルにそんな都合のいいアイテムがあったか。そして、なんでそれを魔法が一切使えない『このヒゲ』が持っているのか。

 

「なんでお前まで驚いとるんじゃ!」

「い、いや、エッグマン! そんなアイテムが実装されたなんて…」

「なんじゃ? 忘れたのか? あったじゃろうが、ユグドラシルが本稼働して3ヶ月目ぐらいにTES(エルダースクロール)シリーズとのコラボが」

「あっ、マジカ(MP)回復ポーション!!」

「ホーッホッホッホ! 期間限定、課金限定だったんでの。大人買いしておいて良かったわい」

「使わないのに買ったんですか!? ど、どれだけ?」

「10スタック」

「俺の給料何年分だと思ってるんだァァァっ!!」

 

 汚い大人を見せ付けられたアインズは錯乱しかかるがアンデッドの特性により精神が安定し、なんとか落ち着きを取り戻す。

 

「…まともにやっていてはダメな様ですね」

「なに?」

 

 すると、シャルティアの体からもう一体のシャルティアが姿を現す。

 

「来たか【死せる勇者の魂(エインヘリヤル)】!」

 

 そこに現れた二人のシャルティア。

 戦いは後半戦へともつれ込む。 




 今回、もんの凄い難産でした。まだ後半戦があるけど。

 最初はエッグビーム砲と失墜する天空の威力はツァーリ・ボンバ相当にしようと思ってたんですが。
 私のガバガバ計算でもカルネ村からエ・ランテルまでが致死圏内に入っちゃうので、威力をかなり落としました。
 アニメでの威力より上ぐらいに思っていただければと。
 なお、エッグビーム砲は本来エッグフォート2の武装の為、あえて試作品としております。
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