零崎誠side
憂鬱だ。俺の監視がより一層強くなった。もうそろそろ対処方法を考えないとヤバイな。
家に着くと、いきなり後ろから誰かに抱きつかれた。そして耳元で
「お帰りにゃん。誠」
「何でここにいんだよ。黒歌」
「だって会いたかったんだもん♪」
「監視されてるから当分、本邸に帰れないって連絡したろ。」
こいつは黒歌。はぐれ悪魔だが、事情がややこしいから俺が引き取った。まあ魔王に打診した上だからなんとかなった。だから監視されているなか黒歌と一緒にいるのはな。
「で、みんなはお前がここにいるの知ってるのか?」
「うん。置き手紙書いてきたから大丈夫だよ。」
「わかった。なら買い物してくるわ。食材足りないし。」
「いってらっしゃい。早く帰ってきてにゃん♪」
買い物の帰り、俺は異変に気付いた。それはある一軒家の前で気付いた。というより臭いだな。血の臭い。裏の仕事何かやってると血の臭いには敏感になってくる。
中に入るとそこには家主らしき人の死体があった。しかし死体の状態が酷かった。そこに何か文字も書いてあった。
「いかれてんな。」
俺は気配のある方に話しかける。
「あーらら。その人間はくそ悪魔にとりつかれてるような感じだったんでお仕置きしてやったんだよ~ん。ところで君は何?ま、殺すからいいけど。」
全く、めんどくさい。と思っていたらいきなり悲鳴が聞こえた。「いやああああああ!フ、フリード神父これはいったい.......」
そこには死体に驚愕しているアーシアがいた。
何でここにいんだよ!くそったれ!
ふいに彼女と目が合う。
彼女は驚き「マコトさん?なんでマコトさんがいるんですか?」
と言う。
するとフリードは笑いながら
「理由なんてどうでもいいじゃん。見られたら殺すからじゃだめ?」
こいつの発言はいちいち堪にさわる。命をなんだと思ってやがる。
するとアーシアがいきなり俺を庇うように前にたつ。
「マコトさんは関係ありません!かれを傷つけるのは止めてください!!」
「そんなもんどうでもいいんだよ!バァァァァカ!!」
そう言いフリードはアーシアを殴った。
「アーシア!」
俺が彼女に駆け寄ると彼女の顔に痣が出来ていた。
そろそろ限界だぞおいこら。
次のフリードの発言で俺はキレた。
「あんたは生きていりゃいいんだから体を痛め付けてやってもいいんだよ?」
ブチッ
「おい」
「!?」
「調子こいてんじゃねぇよ。くず野郎。」
こいつは絶対に叩き潰す。
「あーもううぜぇっす!だから死んでちょ!」
フリードは光の刀で俺に斬りかかる。だが俺は瞬歩で間合いを一瞬でつめる。
「早.....」
お前がおせぇんだよ!こののろまが!
「火竜の鉄拳!」
俺は拳に魔力でできた炎を纏わせフリードの顔面にクリーンヒットさせた。
「げばらぁ!」
ふん!弱すぎる!
やっぱり古代魔法は加減が難しいな。最低出力で一軒家が半壊してるからな。
さて、アーシアに事情を聞きたいところだがそろそろリアス先輩たちが来そうだからうまく立ち回るにはっと
「アーシア」
「は、はい!」
「今見たことは他言無用でいいか?」
「わかりました。」
と話していると、魔方陣が出現した。
さてどう乗りきるかな。