ハイスクールD×D 護りたいもの   作:くまくま

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ゼロとしての誠とグレモリー卷属の絡みを書いてみました。ではいってみよう!


第二話 修行と願い

 

零崎誠side

翌日、俺は早朝、リアスに呼び出された。

関わる気はないんだが、断るとまた面倒になるからな。

「今日からレーティングゲーム前日まで特訓するわよ!」

はい?アーシアだけならともかくなんで眷属でもない俺が特訓なんぞしなきゃいかんのだ。

「断る。」

まあ当然だわな。これ以上深追いしたらいけない。

「あなたもレーティングゲームに出るのだから当然でしょ?」

「ふざけ....」

ピピピッ

携帯が鳴り、ディスプレイを見るとサーゼクスからだ。

「ちょいまち。」

部室から出て電話に出る。

「もしもし」

「やあ朝からすまないね。依頼をしたいんだが。」

「なんだ?」

「グレモリー眷属の修行の手伝いを依頼したいんだ。」

「わかった。だがレーティングゲームの勝敗に関係なく報酬はもらうぞ。」

「わかっているよ。できるだけ善処して欲しい。場所はこちちらが指定した場所に行ってくれ。」

「了解した。」

電話を切り部室に戻る。

「ゲームには出てやるがお前らに合わせる義理はない。」

といいおれは部室を出て家に帰った。

さて仕事の準備をするか。

リアスside

特訓の件をマコトに話すとあっさり断られ帰ってしまった。

全くあの子は協調性がないというか。

すると魔王であるお兄様から通信が来た。

「やあリアス。今日から特訓だそうだね。」

「はい。はっきり言って今の私達はライザー達より弱いです。

ですから、一日も無駄にできませんので。」

「それはいい心がけだね。ところで君は以前ゼロ君について聞いてきたね。」

「はい。」

「彼が君達の修行の手伝いをしてくれるようにしたから、頑張ってくれたまえ。」

はい?

「なぜそんなことを?」

「君たちだけでは限界があるだろう。だから彼に頼むことにしたんだ。」

でもこれは彼のことを知るのにいい機会かもしれない。

「わかりました。」

こうして彼、ゼロと修行することがきまった。

零崎誠side

俺はサーゼクスからの依頼でグレモリー眷属の修行を手伝うことになった。

まあ、ゼロとしていくから問題ないが面倒くさいな。

本音を言えば勝手に結婚してくれ。

まあ俺の見立てじゃ十日でライザーに勝つなんて絶対無理!

だから俺のすることはあいつらを重傷を負わないレベルまで上げること。

それがいま最大限できることだ。

そんなことを考えいると、指定された場所についた。

ん?別荘があるな。ここで暮らしながら修行するってことか。

じゃああいつらが来る前に着替えるか。

俺はゼロの格好でグレモリー眷属が来るのを待った。

リアスside

私たちは今修行をするためにグレモリー家が所有する別荘に向かっていた。

お兄様が言うにはゼロもこっちにむかっているらしい。

彼がいようがいまいが関係ない。

私たちはこの修行で強くなりライザーを倒す!

山を登りきり別荘に着くと別荘の前にゼロが仁王立ちしていた。

「よう。遅かったな。」

「あなたこそもう居たのね。」

「サーゼクスから聞いてると思うが、この十日間お前らの修行を手伝うことになった。」

「ええ聞いてるわ。よろしくお願いするわ。」

「なら早く着替えてくるといい。時間が惜しいんだろ?」

ゼロに促され別荘に入っていった。

零崎誠side

リアスたちが着替え終わると俺はさっさと修行に入ろうとした。

「さてじゃあ...「待って頂戴。」...なんだよ。」

「お兄様の計らいでこうなってしまったけど、私達はあなたの実力を知らない。

だからあなたの実力を知りたいの。」

なるほど、俺を信頼する要素が足りないってわけね。ま、ここで実力差を分からせておけば要らん口答えもされなくていいか。

「わかった。で、誰が相手をするんだ?」

「あなたは剣を使うようだら、祐斗。」

「はい部長。よろしく頼むよ。君の実力を見せてくれ。」

「ああ。あっ、そうだ駒の特性を使ってこいよ。

 じゃないとと実力を知る前に終わるぞ?」

そう俺が言ううと木場の雰囲気が変わった。本気になったか。

「では、始め!!」

開始の合図と共に木場は騎士の特性を使い高速移動している。

速さはなかなかだが...

その間木場から放たれる斬撃を俺はすべて刀で受け流した。

「もういい。」

俺は木場の首根っこをつかみ地面に叩きつけ首元に切っ先を向けて

「まだやるか?」

「降参だよ。」

木場に勝った。

「これで文句あるか?」

「十分よ。」

「なら良かった。今の木場を見てわかった。お前らはポテンシャルはあるがそれだけだ。十日間でできるだけものにさせる。」

思ってたよりみどころはあるしな。

木場side

僕、木場祐斗はゼロと言う男の力量を見るため試合をした。結果は僕の惨敗だった。

彼は強い。正直に思った。純粋に一騎士として。

僕は強くなる!部長の騎士として。

零崎誠side

『木場と剣術修行』

俺は今木場と剣術の修行をしている。

「違う。斬撃とお前のスピードを合わせるんじゃない。

スピードを利用して斬撃を鋭くするんだ。

今のお前は脚に目が行っているが、本来速さは一挙手一投足に対してのものだ足だけ速くても意味がない。」

「こうかい?」

すると木場は突然うごきにキレが出てきた。

「そうだ。足だけじゃなく全身に意識を集中させろ。それを維持した動きをするのがお前の修行だ。」

それを続けていると木場は緊張の糸が途切れると、よほど疲れたのだろう。倒れた。

初日だしこんなもんか。

『小猫と組手』

次は小猫と組手だ。「さてやろうか。」

「お願いします。」

互いに準備ができ組手をはじめる。

十分後...

「当たってください。」

「それだと組手にならない。」

なるほどな。大体わかった。

「組手をしながら聞け。おまえは小柄なせいでリーチが足りない。だからそれを補う修行をする。」

「どうするんですか?」

「リーチが関係ない戦法をとればいい。相手の死角で攻撃をするのがいいだろうな。

よし、そうしよう。まずは動きの先読みからだ。それが基本だからな。」

「はい」

こうして小猫との修行メニューが決まった。

『朱乃とアーシアの魔力制御』

「大きな魔力も制御できなきゃ宝の持ち腐れだ。だから二人には魔力の圧縮と拡散をやってもらう。

アルジェントはまず、魔力で球体を出してくれ。本格的な修行はそれからだ。姫島は自分の得意な魔力の形で魔力の圧縮と拡散の練習をしろ。

それから技のバリエーションを増やせ。 」

「はい!」

「分かりましたわ。」

これはもうすぐに大成しそうだな。

『リアスと戦略の勉強』

「お前は、特に力の増強はしなくていい。むしろ経験面で不足している部分が多い。

だから最低限の予測能力と知識がいる。そこを養ってもらう。」

「わかったわ。」

「じゃあまずはライザー眷属がやりうる作戦を一通り列挙しろ。」

そこから俺の物差しでの最低限をリアスに教えた。

初日は全員疲弊しきっていた。全く甘いな。

夜 夕飯の時間グレモリー眷属は夕飯を食べていた。

するとアーシアが「食べないんですか?」

「俺はいい。」

実際ある依頼で一ヶ月絶食してたからな。体が適応している。

その後俺はグレモリー眷属全員の入浴後風呂に入った。

入浴後明かりがついてるのが気になり見てみると、リアスが書物を読んでいた。

明日に支障がきたしても困る。

「おい。」

「きゃっ!ちょっとびっくりするじゃない!」

「知るか。そんなことより早く寝ろ。明日も早い。言いたいことはそれだけだ。」

「....ねぇ。」

「なんだ。」

「あなたはどうして裏の仕事をするの?仮面をかぶってまで...」

「生きるためだ。俺にはそれしか生きる道がなかったからだ。お前ら人外には魔力は普通のものかもしれないが

人間してみたら恐怖の対象だ。だから俺はゴミみたいな人生を送りたくないがためにこの道を選んだ。」

「仮面は?」

「それに関しては言う気はない。」

「そう....」

「俺からも聞いていいか?」

「何?」

「なぜお前はライザーとの結婚を嫌う?貴族同士の政略結婚なんてざらだろ?」

「私は『リアス』なの。ライザーや他の貴族たちは私を『グレモリー』のリアスとしてみるわ。

私は私を『リアス』個人として見てくれる人と一緒になりたいの。」

「そうか。すまんな変なこと聞いて。」

「いえ。私の方こそごめんなさい。...もう寝るわ。おやすみなさい」

「ああ。おやすみ。」

個人として見てもらいたか....。

俺と同じか。一人の人間として見てもらいたい俺と...

この日俺のリアスに対する見方が変わった。

その後の残り九日間グレモリー眷属はそれぞれの修行をこなし、確実に成長した。

さて、どこまでいけるかな。

そしてレーティングゲーム当日を迎えた。




なんとか書けました。次は誠としてのグレモリーとの初の共闘やります!ではまた次回に。
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