その後にも礼装で来たし……
オバマス……うーん、な出来映え アニメ絵の使い回しとかガチャまでの一部が途中スキップ出来ないとかガチャ渋くて高いとか
ニグンとリザードマンばっかり来るのでソリュシャンで妥協しましたよ。やっぱりリセマラ続けようか…… ログボは買わないと皆無って……おい
速攻でGoogleでの評価の点数が……
「マッシュ、マッシュ、マッシュマシュー。潰せば何でも食べられマッシュー」
私には母が二人いる。生みの母と育ての母。その育ての母である湖の乙女の元に顔を出すのは少し気まずかった。だが、顔を見せに行っても叱責の言葉はなく、私が知っている美しく暖かい笑顔で出迎えてくれた。ご飯でも食べていけと何処かで誰かが歌っていたけど記憶から消した気がする歌を口ずさみ、一心不乱に芋を潰している。
……あの時代にマッシュポテトは無いはずだし、たぶん気のせいでしょう。
「はーい、完成! お母さん特製マッシュポテトー!」
「……美味しそうですね」
まったく味付けをせず、横にワインビネガーの瓶を置いただけのマッシュポテトは山のような量でした。母よ、誰か憑依していませんか? 具体的には年下巨乳好きですが年上と結婚させられた太陽ゴリラとか……はて、太陽ゴリラとは一体?
「それにしても良い顔に戻ったわね、ランスロット。お母さん安心しちゃったわ」
「……そうでしょうか」
自分では分かりませんが、王の死を知り、王妃に拒絶されて死を選んだ時の私は酷い顔をしていたのでしょう。それこそ数百年単位で封印される程。それを考えると私は更に罪を重ねていたのですね……。
いえ、それは兎も角、今は用事を切り出さなくては。罪を償うため、新たな主に忠義を尽くすためにも必要なアレを……。
「アロンダイト? 悪いけど今は返さないわよ? だってお母さんは怒っているもの。死を選ぶなんてプンプンよ。中級悪魔に昇進したら返してあげる。でも、その代わりに……」
母はそう言って私を抱きしめる。良い香りが鼻を擽った……。
「……育ての母も守備範囲とか最低ですね、サー・ランスロット」
この時、まだ出会っていなかった少女の声が聞こえた気がしたけど絶対に気のせいです。ええ、じゃないと今度こそ死にたくなる。
「はあっ!!」
羽を広げての空中戦、私が振り下ろした剣がコカビエルの槍を両断し、振り上げた刃で腕を切り裂くが……浅い。この感触では骨にすら達していないだろう。事実、コカビエルは怯むことなく寧ろ戦意をたぎらせる。戦闘に悦楽を感じる輩という訳ですか。
「くくく、はーっはっはっはっはっ! 貴様は俺より強いと、このコカビエルが認めてやる! ……地上でなら、だがな」
「……」
無言で返すも否定は出来ない。本来、剣技とは地面に足を着けてこそ力を発揮する。無論、身軽さを活かして跳び回りながら剣を振るう者も居ますが、私の修めた剣術はそういった物。今のように宙に浮いていては腕の力だけで振るうしがない。下半身の力を伝えてこそ万全の力を発揮するのだ。
「あと十年……いや、半年もあれば飛び回りながらでも戦えただろうが、実に押しいな」
飛ぶことをここ数年で会得した私と違い、コカビエルは飛べる存在として生を受け、飛びながら戦い続けた奴と私では経験が違いすぎる。そして今、コカビエルは慢心を捨てて私を敵として認めた。騎士としては嬉しい所だが、今の私は……。
「おい、貴様。俺に着かないか? 金でも女でも好きなだけ与えてやるぞ」
「……そうですか」
コカビエルからの突然の提案に私は剣を鞘に納める。それを了承と思ったのかコカビエルは笑みを浮かべ……私は屈辱で身を震わせた。
確かに私は一度王を裏切り、仲間を手に掛けた。それは否定しません。私に怒る権利など無いのだから。故にこれは私ではなく、ルーク様がその程度の甘言で部下に裏切られる程度の器だと判断された事への怒り。迷いが生まれると思われた事さえ腹立たしい。
「今の私は誇り高き騎士ではありません。なので……」
「ああ、そうだ。誇り高い騎士でないのなら悪魔らしく欲望のままに生きればいい! この俺と共に戦場で暴れるんだ!」
「ええ、なので騎士にあるまじき戦い方だってします。……こんな風に」
空中に出現する波紋。手を伸ばせば目当ての物が出現する。私の両手にはサブマシンガンが装備され、コカビエルは一瞬目を丸くして鼻で笑う。
「おいおい、本気か? 雑魚なら兎も角、最上級悪魔の俺に人間の兵器程度が通じると思っているのか?」
ええ、そうでしょうね。普通の武器なら通じないでしょう。普通の武器……ならですが。私の手が触れた場所を中心に黒く染まり赤い血管の様な模様が現れるサブマシンガン。それと同時に神器や魔剣に似た力が放たれた。
『剣の代わりに湖の乙女の加護をあげちゃうわ。貴方が武器と判断した物なら何だって強化しちゃうの。そうね……『|騎士は徒手にて死せず《ナイト・オブ・オーナー』って名前はどうかしら?』
銃口を向けられた時、コカビエルも異常に気付き察する。これは自分に通用するのだと。引き金に指を掛ければ咄嗟に腕と翼で防御の姿勢を取り、吐き出された銃弾が翼を貫き腕を弾けさせ脳漿を周囲にぶち撒いた。
「……ぐっ!」
最後の瞬間、コカビエルが投擲した光の槍が羽を掠ったらしく血が噴き出し光力が全身に回って激痛が走る。まったく、私もまだまだ修行が足りない。……仕方ない。ここは彼に任せるとしましょう。
とても不安ですけど!
「小猫! 大変よ、今すぐ戻って来て!」
今日は仙術を習う日なので師匠の照星さんの所に来たのですが、突然部長から緊急の用事、堕天使が校庭を占拠してエクスカリバーを結合、その場で戦いを始めると言ってきたそうです。急いで立ち上がろうとすると照星さんが育てている訳ありの子供達の一人で私の同族のクロエ君が袖を掴んだまま眠っていました。
西洋の方が父親らしく日本妖怪らしく東洋人らしい見た目と西洋人の見た目が混ざったこの子は雌が多い私達の種族では珍しい雄、男の子で、私によく懐いています。私も弟が出来たみたいで悪い気はしませんが、困りましたね……。
「ああ、彼は私が布団に運びましょう。お気をつけて」
このままでは起こしてしまい愚図るかと心配しましたが、照星さんが慣れた手つきで袖から手を外して起こさないで布団に運んでいく。あの人、見た目は若いですが幾つなのでしょう?
兄弟子で火車の方がロートルって呼んだら笑いながら鉄拳制裁していましたけど……。
「くっ! 流石に多いわね」
私が合流したのは結界が張られた校庭に入るというタイミング。会長達が逃がさないための結界をいじしていますが、部下の上級堕天使やフリード達は居てもコカビエルは姿を見せていません。何時現れるのか、一抹の不安を残した私達は戦場に足を踏み入れました。
上級堕天使達が空から光の槍を放ち、コカビエルが連れてきたケルベロスが地上を暴れ回る。流石に苦戦していた私達ですが、宙に浮かんだエクスカリバーの下に展開された魔法陣が光を放ち、何故かバルパー達が慌て出す。どうも予想外の出来事になった様ですね……。
「バカなっ!? まだ発動する時間では……」
魔法陣が放つ光は煌めきを増し、目も眩む強い光の柱となって天まで伸びる。光が晴れた時、エクスカリバーは力を失ったかのように弱々しい状態で校庭に散らばり、巨大なパンダの石像が魔法陣の中央に出現しています。……なんで?
「バルパー!」
あっ、祐斗先輩も駆け付け、当然困惑しています。いや、一体どういう事って目で見ないでください。私にも分かりません。この場の誰もが困惑して石像に視線を注ぐ中、突如石像が震え出します。それと同時に声が響きました。
「ふっふっふっふっ! 魔法陣の力は全部僕が貰ったよ! さあ! ここから先はずっと僕のターン! パンダならではの戦い方を見せてあげるからね!」
「……終わりましたね」
どうやらコカビエルの目論見とシリアスは完全に潰えたみたいで、アレを知る人達はこの時点でドッと疲れました。そして石像が威嚇のポーズを取れば堕天使もフリードも武器を構えて臨戦態勢になり……。
「マンマミーア!」
世界一有名な配管工のコスプレをしたパンダが地面から飛び出して、ハテナブロックの代わりにバルパーの萎びたスーパーじゃないキノコを殴り飛ばしたのです……。
「あの、部長。あのパンダは一体……」
「パンダみたいな姿をした精霊っぽい何かよ、イッセー」
……つまり正体は一切不明という事ですね。
「バルパー!? 貴様、一体何なんだ!」
「パンダ」
「がぁあああああああああああっ!?」
……あっ、あの上級堕天使完全に怒ってますね。アレとマトモに向き合うと疲れるのに……。
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