…前回3日後…
輸送船でアメリカに移動中の隊長。
隊長「田中…ありがとう。また戦う機会を与えてくれて…すまない!」
田中「(^p^)貴方ホドノ鉄血魂?ヲモッテイル人ガソウ簡単ニ死ナナイデショ」
隊長「ははは!…確かにそうだな!
鉄血魂に不可能はなぁァい!(死にかけたけど)」
その時、無線が鳴いた。
田中「(^p^)ンッ…先遣隊カラ報告ガ…」
隊長「確か先に行った装甲部隊だったな言ってみろ」
田中「(^p^)向コウデ南部連合ナル組織ト友好ヲ築イテイルトノ事、向コウハ我々ト戦ウ意識ハ無イトイッテイマス。ムシロ歓迎ムードダッタラシイデス。」
隊長「南部連合?まぁ、協力者がいるのはいい事だ。これで我々の勝利は約束されたも同然だ。(フラグ製造機)」
そんな話しをしている中、隊長の部下の鉄血兵が船内にアナウンスをしていた。
[まもなくアメリカに上陸する!
総員!準備にかかれぇェ!]
「合点承知の助!!」
「敵に弾丸の雨を降らせてやる…!」
「代理人バァンザァァァァァイ!!(不敬罪)」
「行くぞぉ!」
「ほな、早く準備せんとな!」
「俺は防衛を行う!(ビビり)」
「「「違ぁう!」」」
やる気満々の鉄血兵達だった。
南部連合船着場……
輸送船を船着場に留めて当たりを見るとそこにはあまり見ない型の装甲機械人形が沢山いて手を振って歓迎ムードだった。
南部代表「ようこそアメリカへ、貴方達を歓迎いたします。」
隊長「こちらもこの様に歓迎してくださりありがとうございます。」
にほんへな鉄血兵でも礼儀よくしなきゃいけない時はしっかりしていた。
南部代表「いやぁ、貴方の先遣隊の装甲部隊の人達には助けてられました。サムライはすごいですね。」
隊長「そうか…我々の仲間が世話になったありがとう。」
南部代表「いえいえ、お世話になったのはこっちのほうです。無法者達を追い払ってくれたりその後の復興も積極的に参加してもらって…あのサムライの方々には感謝してるくらいですよ。」
えっ?アイツら(親方)何やってんだ?
と思い居場所を聞くことにした。
隊長「今はどこに?」
南部代表「今は前線の防衛拠点にいると思いますよ。そこに行きたいのであれば一回じゃ送れないですが、お送りしましょうか?」
隊長「アリガトウォ↓」
前線防衛拠点に移動中ゥ!
荒野に大型の廃車になったトラックに装甲をつけ壁にしたものが大量に置かれいてテントが多数あり辺りを警戒を大量の南部連合の装甲兵達と侍装甲機械兵達がいた。
隊長「田中、俺達に前世があるとしたらコイツらと戦っていたかもしれない…」
田中「(^p^)オンナジ事思ッテイマシタネ…ナンカ不思議ト疼クンデスヨネ。」
隊長「不思議だな…もし先に言っていたら敵対していたかもしれん…」
南部代表「着きましたよ、ここです。」
南部連合の防衛拠点のテントに着き車から降りる鉄血兵達。
隊長「確か無法者と言っていたな?そんなにヤバイ奴らなのか?」
南部代表「そうですね。私達はこのアメリカの法と秩序を取り戻そうとしています。しかしあの無法者達は略奪と虐殺を繰り返しています。このままではいけないのですがなかなか…はっきり言って手強い敵です。」
隊長「そうか、分かった。」
田中「(^p^)我々ハアルモノヲ探シ二キタノデスガ地図ナドハアリマスカ?コノ荒野ヲサガストナルト途方モナイノデ…」
南部代表「そうですか。地図なら防衛拠点の資料室にあると思いますよ。ご自由にお使いください。」
隊長「ここまでしてもらいすまない…」
南部代表「いいんですよ。」
その時、警報が鳴り響いた。
ビー!ビー!ビー!
『ギャングの装甲車がこちらに向かっている!
ただちに迎撃準備をしてください!』
南部代表「皆さんは避難所に避難してください。危険なので。」
隊長「いや!行くぞぉ!」
南部代表「いや、危ないですから。」
隊長「我々は
「そうだ!敵を殺せぇ!」
「久しぶりの獲物だぁ…!撃ち殺してやる!」
「大鉄血帝国に喧嘩を売った事後悔させてやる!」
(そうでわないが)
「敵に弾丸の雨を降らせてやりましょうぞ!」
「奴らの血の雨を降らせてやる!」
隊長「行くぞぉ!おい!場所はどこだぁ!言えぇ!」
南部代表「アッハイ、ココから北の方です。」
そして隊長達は前線に向かった。
田中「(^p^)スイマセン…」
南部代表「いつもあんな感じなんですか?」
田中「(^p^)イツモコンナ感ジデス。」
南部代表「いつか死なないといいんですが…」
田中「(^p^)コノ前死ニカケタバッカデスガマッタクコリテマセン。」
南部代表「大変ですね。」
田中「(^p^)大変デス。
デハ私ハ戦闘能ガ低イノデ資料室デ地図ヲ探シマス。」
田中は資料室に向かった。
南部代表「あの…避難所に…
あっ…行ってしまった…。」
隊長移動中ゥ!
前線防衛拠点…
鉄板を貼り付けたバリケードのゲートに装甲車(大型車に鉄板をつけた車)が突っ込んでゲートを破壊していた。そして車に乗っていたと思われるギャング達が次々と防衛拠点に入り込んでいた。
ギャング1「ヒャッハー!コイツら全員ぶっ壊してやるゼェ!」
ギャング2「汚物は消毒だぁぁ!」
ギャング3「俺達の仲間を沢山殺しやがって!」
そんなギャング達を南部連合の装甲兵達は戦っていた。
南部兵「抑えろ!敵は大勢だが指揮が全く無い!いつもの様に落ち着いて対処しろ!」
南部兵「そうだな!やるぞ!」
だがその時、奴らが現れる。
ギャング1「臆病なディキシー供だなぁ?んっ?
ギァャ!」
隊長「近距離戦だ!皆の衆!着剣せよ!」
「「「着剣!!」」」
ギャング2「なんだあのアバズレ供!」
ギャング3「よくも仲間を!」
隊長「この下衆め!いざ!掛かれぇェ!」
「「「バァンザァァァァァイ!」」」
ギャング2「グフッ…」
「突撃ぃ!」
「我は東軍なり!」
「敵を殺せぇェ!」
「血の雨を降らせてやりましょうぞ!」
「海軍の支援を要請する!」
「「「違ぁう!」」」
ギャング3「クソ!なんだアイツら!」
隊長「貰ったぁぁ!」
ギャング3「ギャャ!」
続々と突撃(奇襲)しギャングを銃剣で倒していくがギャングはすぐに対応してきた。
ズドォン!
「クソ!ロケット弾だ!衛生兵!衛生兵!」
「かまわん!突撃だぁ!」
ダダダダ!
「クソ!撃たれた!衛生兵!衛生兵!」
「銃撃戦を仕掛けてきている!直ちに対応せよ!」
ギャングは銃撃戦に仕掛け殲滅しようとしていた。
バリケード外…
ギャング「俺達に楯突いたのがいけないだ。全員ぶっ壊してやるぜ!」
ギャング「これでこの拠点も俺達の物だぁ、グハハハハ!」
流石に砲撃や銃撃をしていれば数の暴力でどうにかなると思っていたギャングだがその思惑は奴らによって覆される。
ブォォォオォォォォ!
ギャング「なんだ?!」
突然の法螺貝の音に動揺するギャング。
親方「いざ!掛かれぇぇぇ!」
「ヒテンミツルギスタァイル!」
「牙突!」
「さぁ!首を置いていけぇぇ!」
「死こそ誉れなりぃぃ!」
世紀末な奴らよりヤバイ奴らの登場により一気にギャングはさらに状況が悪くなった。
ギャング「クソ!なんなんだ!あの奴ら!」
ギャングの幹部は逃げようと車をバックさせようとした。
ガァン!
がボンネットに強い衝撃がきてエンジンが停止した。
「なぁ?お前が大将だろ?なら大将首を置いてけぇェ!!」
ボンネットの上には装甲兵が刀を振りかざそうとしていた。
「御覚悟を!」
ギャング「ヒャャャァァぁぁ!」
この日、荒野に一人の悲鳴が響き渡りこの防衛戦は終わった。