何故か壁に貼り付けにされていた。
「貴様の罪状を言い渡す!貴様は我々を汚物で汚した!
よって!
我々への侮辱により銃殺刑を言い渡す!」
周りには鉄血兵達が敵意丸出しで馬事罵倒をあびせていた。
「そうだ!殺せ!」
「我々を穢した事を後悔させてやる!」
「すいませんでした!許して下さい何でもしますから!」
「この手には乗らんぞ!構わん!
…撃てぇぇ!」
この日から作者を見た者はいない…
牢屋…
「さて…ゴミ処理は終わった…」
「何の話じゃ」
「気にするな…平行世界の話だ」
「平行世界?気になるがこの事はもういいのじゃ」
「クソ…奴らめ(作者の含め)俺の胃を虐めやがって…」
エクスキューショナーはM1895の方に倒れ込み座っていたM1895の太ももに頭を乗せた。
「ちょ!やめるのじゃ…怖いのじゃ…」
「しばらく寝させてくれ…癒される…」
「……………分かったのじゃ…」
エクスキューショナーはこのまま寝はじめた。
かなり疲れていたのか深い眠りについていた。
「確かにの…こんなキチガイの巣窟のリーダーになったらそうなるのも当然じゃな…辛かっただろうの…」
M1895も起きたばかりだったため二度寝をはじめた。
一時間後…
「あぁ…よく寝た…」
エクスキューショナーはM1895の方を見ているとM1895は寝ていた。
「なんだお前も寝ているのか…」
起きてM1895を起こそうとする
「おい、起きろ……てっ…可愛いな…寝顔…」
「ん………?何でワシの顔を見てるじゃ?」
「いや…可愛いなって思ってな」
「可愛い?恥ずかしいのじゃ」
モジモジしながら恥ずかしがるM1895…可愛い
可愛いM1895を見て癒されているエクスキューショナーはある事をきいた。
「すまないな…おばあちゃんは料理出来るか?」
「料理?出来るけど…そんなうまくないのはじゃ」
「分かった料理出来るんだな…よし!料理長やれ!」
あまりの急展開に驚くM1895
「え?いきなり?いやいや…料理長?!
毒入れるかもしれんのかもしれないのじゃよ!」
「しないだろ?そう言うふうに言ってる時点で」
「確かにそうじゃけど…何でいきなり料理長に?他の鉄血兵に任せればいいじゃろ」
「任せたら毒草サラダ出された、それと私が料理したら物体Xかダークマターになる。だからまともに料理出来る奴がこの基地にいない」
「そんなに…」
「そうなんだよ、奴らの料理はカレーだけはうまい…がそれ以外は素材を生ゴミにする才能がある…俺は論外なんだ…」
「そうなのじゃな…でもいいのか?敵に料理を作らせて…」
「いいぞ、お前なら…でも本当に毒は入れないでくれ
もしそうすればおばあちゃんを切らなといけなくなる…
だからそれだけはやめてくれ」
真っ直ぐなM1895を見ていた。真剣そのものだった。
「分かったのじゃ…やってやるのじゃ!でも味は期待するじゃないぞ!」
「ありがとな!でもな…その前に…
…明日の昼に呼ぶからな!
「?分かったのじゃ」
エクスキューショナーは牢屋を出て行った。
ドアを閉める瞬間とてつもない殺気を放っていた。
死にたいようだな…お前ら…
なんだ?敵か?突撃!
上司の顔も分からなくなったのか?
きついお仕置きが必要らしいな…
ギャャャャャャ!
やめてくれぇぇぇぇ!
俺を切るなぁぁぁァァ!(命乞い)
いたぁぁい!
死にたくない!死にたくない!死にたくなぁぁぁァァい!
この日の夜一晩中断末魔が響きわたった。
「なんじゃ…!恐ろしいのじゃ」
昼…
「すまないな!さっさそくだがお願いするな!
おばあちゃん!」
「分かったのじゃ、……昨日の断末魔はなんなんだったかの」
「気にするな…気にしたら負けだ…」
その先はどんなに聞いても行ってくれなかった。
3時間後
鉄血兵達とエクスキューショナーの席にはご飯とコンソメスープ、エクスキューショナーの席にリゾットとコンソメスープがおかれていた。
「エクスキューショナー様!何故ですか!
何故敵に料理を作らせているですか!」
「廃棄を要請する!」
「そうだ!さては敵の密偵だな貴様!」
エクスキューショナーとM1895は何故かボロボロの鉄血兵達に反対された。
「お前な!毒草サラダ食わされたんだぞ!俺は料理はできないからな!もう料理出来る奴は戦術人形しかいないんだよ!」
「しかし…」
「うるさい!俺が先に食ってやる…」
エクスキューショナーはリゾットを食べ始めた。
「うっ!」
「エクスキューショナー様?!貴様さては!」
「ひぃ!」
毒なんて入れてないのに…何故じゃ!
そう思っていた。その時
「うまい!もっとくれ!」
エクスキューショナーはリゾットをガツガツ食べていた。
鉄血兵達に衝撃が走る。
「うまいのか…そうなのか…(食べみる)
うまい!なんだこれは!フワフワしてるぞ!」
「敵は毎日こんな物を食べているのか…犯罪的だ…」
「我は決して敵の食い物などに屈しないぞ!決して!
………
うますぎる!(即堕ち)」
「おかわりを要求する!」
「増援(おかわり)を要請する!」
「すまん!おばあちゃん!俺もリゾットおかわりお願いな!」
「分かったのじゃ!」
こうしておばあちゃんは鉄血の料理長になった。