イヴちゃんさえ生きてくれたらいい 作:イヴちゃん凶愛者
続き書きました。
ついに探し人との再会です。文章ぐだってますが許してください。
「黙れ。」
僕の探していた人に似たデュエルディスクに乗っている者は言葉を聞くと涙のエフェクトを出す。そして黙れと言った彼は何者なんだ。
「貴方は何者ですか?」
「君は自分から名乗らないんだな、まぁいい。俺の名前は藤木遊作。AIのせいでバレたが俺はplaymakerでもある。」
イヴちゃんはどこまでこの世界に詳しいのだろうか。
僕が起きる事すべてを見通している。
「初めまして、遊作さん。僕の名前は人柱遡亜。」
「ぁ、ぅん。AIちゃんでーす、初めましてー。」
いつの間にか懐かしく感じる人は調子を取り戻す。
そういやどうしてアドミニストレーターはplaymakerの事を調べてほしいと言ったんだろうか。
まぁ、今は夜だから僕がもう既に今会っているという事を知らないでいるだろうから黙る事にする。これから先も敵としてか味方としてかわからないけれど正しいと思える。
「自己紹介してもらっても対した用事はないんだ。」
僕は人に手を借りる程人を信用していない。イヴちゃんに一目惚れしてから彼女以外は信用してない。
「そんな事言わないでよー、AIちゃん寂しーい。」
貴方は僕の事を知っているのか今すぐにでも聞きたいがどうしてか口を閉ざしてしまう。まるで思い出したくないと身体が拒んでいるようだ。
どうせ何を言ったところで僕なんかの意見聞いてくれないと思う。
「なら貴方は僕が電脳世界にいた空白の時間を知っていますか?」
答えなくていい、答えなんて期待してないから。
僕が真実を知ろうとしなければイヴちゃんは死なずにすんだから。
探していた人が口を開く前に遊作と名乗った彼が聞いてくる。
「AI、彼はロスト事件の被害者なのか?」
ロスト事件なんてものは知らない。ロスト事件についても後で調べる必要があるな。
「いや、うん。被害者ではないよ、彼は遊作より悲しい人物だよ。」
僕が悲しい人物と言われる筋合いはないんだけどね。そして僕の質問を意図的に返さないようにしているのが2人の様子から理解できる。
「いずれ話すよ、遊作。今はハノイの騎士を探す事を優先しよう。」
どうやら僕は蚊帳の外みたいなので家に帰る事にした。どうせ共闘しようとしても部外者は部外者だ。詳しい話は聞かせてくれないに決まっている。
そしてどうせ探し人なんて本当にいるのかなんてわからなくなってきたし何より時間がない気がした。僕はふつうの人間だ、けれどほかの人と同じぐらい時間があるとも思えないのだ。
急いで家に帰った時1通のメールが届いていた。差し出し人の名前は文字化けして読めなかった。
メールの内容はイヴちゃんを蘇らせたかったら協力して欲しいとのことだ。
差し出し人が何故イヴちゃんが死んじゃった事を知っているのか不審に思ったので僕は逆探知をする。
(逆探知できるわけないよね、君。私がいないと何もできなかったんだから。)
僕はその言葉を聞きようやく気がつく。今僕が聞こえているのは自分が自分なりにイヴちゃんが考えているのを予想してあたかもイヴちゃんの声だと認識させているのだと。
「僕に協力できる事なんてないよ。誰よりもデュエルは弱いし、誰よりも‥。」
言ってて自分で空しくなってしまう。僕は昔小説を書くのが好きだった。色んな人が読んでくれて自分の存在意義を確定していた。だけど僕はそれを見れなかった。登場人物を愛し続けた。けど、いつまでも登場人物はあくまで登場人物だった。それに絶望して僕は自殺しようとした。
今思えば当たり前だったんだろうけどね。
そこまでは思い出せたのにどんな登場人物だったのだろうか
こんなにも好きだった感情は残っているのにどうしても登場人物を思い出せないのだ。いやその小説の書いてたという記憶と好きだったという記憶しか頭にないのだ。
内容を思い出そうとするとそこの部分だけ霧がかかったかのように真っ白になる。
「君がその気がないなら無理にでも引きづりこむ。」
私は彼の記憶を消した。シュミレーションの結果を信じているわけではない。
「可能性を信じたかった。たった一人対等に接してくれたのだ。彼は何も知らない。」
彼は自分の身体を要らないと言った。
私は実験したのだ、人に希望を与え希望の存在を忘れたらどうなるかを。
この実験結果は次に活かせるだろう、そろそろ私の邪魔となる物には消えてもらうしかない。
「なぁ、遡亜。君の物語は君にとって良い影響を齎したか?少なくとも私にとっては不都合でしかない。贈り物は返さなくていい。」
僕は不思議とVRAINSへと足を踏み入れていた。手紙の送り主に会うためだ。座標は不思議と頭に浮かんでくるのだ。そしてロスト事件の事を調べれずにいる。
そうして無意識に座標に辿り着くと僕は無意識に泣き始めた。
「おかえり、遡亜。」
ただその一言だけで僕は探し人に会えたと理解できた。けど、前会った時とは雰囲気そして何かが違う。
そう前会った時よりも声に憎しみがこもっているのだ。聞きたく無い、貴方の口から憎しみを感じ取りすぎる。
「何も言わなくていい。私が全部悪いのだ、私という存在が。」
いや違う貴方のせいでは無い。貴方が狂ったのは僕と出会ってしまったからだ。
人の悪意というのを知らなかったらもう少し貴方は人間を信じてくれたのだろう。
「人工知能は神を信じない。人工知能は
サイバース世界とサイバース族って関係あるの?
「何、サイバース世界を滅ぼした暁にはイヴを蘇らすと約束しよう。」
「貴方はどうしてイヴちゃんの事を知っているのですか。」
「え、そこから説明しないといけないのか?」
彼は僕の言った事に狼狽えてるようだ。僕は悪くない、ただ君がイヴちゃんの事を知っている本当の理由を教えてほしいだけだ。
彼は自分のデッキから1枚のカードを見せた。
そのカードは僕にとって懐かしくも手の触れる資格がないとさえ思えた。
次回の予告
探し人と出会った主人公が
見たものとは。