こうなったらまたお酒を飲むしかないのかな?
二次創作だと私がパパって言う作品が多いのに、そこ被ってたら食われて出番も減るよ・・・
・・・でもこれからはパパって呼んでみようかな・・・
昼食を終えて、執務室に戻る提督一行。
恐ろしいことに、加賀はあの量を一時間もせずに平らげた。
「お前の胃袋内には何が住んでるんだ・・・?」
「案外掃除機とかだったりして」
「・・・ダ〇ソンです」
成程、通りで・・・ってんなわけあるかい。
でも、まさかこういう会話に加賀が乗っかってくるとはな。
着任時のツンツンしてた姿からは想像すらつかなかった。
成長したな・・・加賀。
「加賀ちゃんはシャンプー何使ってるの?」
「適当に目についたものを」
「こだわらないタイプなんだ」
「その分食費にしたいタイプです」
「なるほどねー」
隣ではもっぱら女子トークが展開されている。
そうこうしているうちに執務室へと到着した。
「じゃあ、俺はここで」
「うん、また夜にね」
「私はデザートタイムにします」
「「まだ食べるの!?」
「嘘です。行きましょう優花さん」
「加賀ちゃんの場合、嘘に聞こえないんだよなぁ・・・」
そう言いながら、2人は遠ざかって行った。
「・・・桜もそろそろ離れない?」
「お仕事手伝うよ?」
「腕に抱きつかれてたら手伝うも何もないでしょ・・・」
少し頬を膨らませて、桜は離れた。
「・・・お茶入れてくる」
「あぁ、頼むよ」
パタパタとスリッパを鳴らしながら、食器棚へと向かう。
その間に、俺は書類の山を大雑把に仕分けする。
「お待たせ、アイスティーしかなかったけどいいかな?」
「その手は食わんぞ」
「何のことかなぁ?」
軽くあしらい本格的な作業に取り掛かる。
といっても、中身を確認して判子を押したり署名するものがほとんどなのだが。
「ふう・・・んだこれ!クソまずい!」
一息つこうとお茶を飲むが、あまりの苦さに吹き出してしまう。
「パパ大丈夫?」
「いや・・・お前なんかしただろ?」
「してないけど・・・あっ」
「あっ、てなんだ。なんかした時のリアクションだぞお前」
「私じゃないからね」
桜はちょっとニヤニヤしながら給湯室に戻っていった。
何なんだ一体・・・
気を取り直して作業に戻る。
さて、この書類は・・・何かおかしいな。まあいい、とりあえず・・・
「イタァイ!」
ノックをすると電気が走るペンにすり替えられていた。
しかし誰が?桜には不可能だし・・・
「くくく・・・」
「机の下!?誰だお前!」
「あーあ、見つかっちゃった」
そう言いながら、机の下から謎の生物が現れた。
「お前は・・・リ級か」
「そう!リ級のりっちゃんって覚えてね!」
「で、このいたずらは君がやったんだな?」
「そうそう!楽しかったでしょって・・・何する気?」
「拳骨だ」
ゴツン、と一発お見舞いする。涙目になってしゃがみ込むリ級。
もしこんなところを誰かに見られでもしたら・・・
―ガシャーン―
という音とが響き、音がしたもとに視線を向けると桜がいた。
「パパ・・・女の子泣かせたんだ?悪いことは言わないから自首したら?」
その目はまるで、思春期の娘が父親に向けるもののようだった。
「怖かったよぅ・・・」とウソ泣きをするリ級。
もう一発くらいかましたほうがいいのでは?
「りっちゃん・・・」とリ級を抱きしめる桜。
一体俺は何を見せられているのだろうか。
「い、イタイイタイ!」
「またいたずらして・・・ほんとにもう・・・」
ため息をつきながら、抱きしめる力を強くする。
「ごめんなさい!もうしません!」
どうやらいつもこんな感じでいたずらをしているようだ。
「で、りっちゃんは何をしに来たの?」
「名前つけてほしい!から!来ました!」
「そうか!じゃあポチでいいか?」
「ダメです!」
「冗談だよ。お前はアヤメだ」
アヤメという花には活発なイメージがある。そのためそう命名した。
「今日からりっちゃん改めアヤメです!ありがとうございました!」
そういうと勢いよく扉を開けて出て行った。
「なんていうか、パワフルだな」
「末っ子ポジションで育ったせいだと・・・思う」
ふーむ、深海にもあるんだなぁ。そういうの。
さて、仕事に戻ろうか。びりびりしないペンを持った刹那、再び勢いよく扉が開いた。
「「提督!ちょっといい!?」」
「今度は何なんだ一体!」
そこには駆逐艦の敷波と、同じく駆逐艦の岸波がいた。
名前が似ているという理由で仲良くなった2人だが、一体どうしたのだろうか。
「提督、オーズの最終フォームはプトティラだよね!?」
「いいえ、タジャドルですよね!?」
「お前ら・・・それは宗教戦争になるから辞めろって言っただろ?」
「いーや、ここだけは譲れない!プトティラ!」
「違いますー!タジャドルですー!」
「「ぐぬぬ・・・」」
「ぷとてぃ・・・?たじゃ?」
桜が頭にはてなマークを浮かべ、混乱している。
「ライドウォッチはプトティラだったじゃん!」
プトティラ派のジョーカーともいえるカードを切った敷波。
それに対し、岸波は悔しそうな顔で反論を考えていた。
「まあまあ、落ち着け。こういうのはきのこたけのこと一緒で終わりはないんだ」
よし、何とか場を収めたぞ。
少しどや顔で2人を見ると、きょとんとした顔をしていた。
あれ、何か間違えたこと言ったかな?
「きのことかありえない・・・」
「普通たけのこよね?」
「なんだァ・・・?テメェら・・・」
「提督、顔がやばいですよ」
「まさかきのこ派だったとは・・・」
「ここは逃げたほうがよさそうね」
「じゃ、じゃあ提督、さよなら~」
逃げるように去っていく2人を見送って、時計を見るともう17:45だった。
「やばい、全然終わらない」
また睡眠時間を削らないと・・・
でももう少ししたら慰安旅行あるし頑張れ俺!
「パパ~ごはんいこ~」
「はいはい、分かりましたよ」
俺のやる気はウルトラマンもびっくりの2分で打ち砕かれた。
「ふあ~あ」欠伸をし、伸びをする。首に手を当てて、左右に振ってみる。
「きゃっ」
前を見てなかった影響から、誰かにぶつかった。この声は羽黒か。
「すまない、ちょっと寝不足でな」
「い、いえ大丈夫です。実は私も寝不足で・・・」
「珍しいな、どうかしたのか?」
「ドライブ見てたら辞め時がわかんなくなっちゃって・・・」
彼女は俳優目当てで見ていたが、いつの間にかとりこになっていた~というタイプだ。
「そうか、あまり無理はするなよ?」
「は、はい・・・」
そうこうしているうちに食堂に到着した。
当たり前のように横に座り、べっとりくっついている桜のことはもう気にしないことにした。
「提督さん!これどうぞ!」
「お、卵焼きか。ありがとう瑞鳳」
「これ・・・おいしい」
「2人ともありがとう!」
「私も少し手伝ったよ」
と瑞鳳の後ろからひょっこり顔を出すヲ級。桜じゃないほうのヲ級だ。
「だから名前ちょうだい?」ともじもじしながら伝えてくる。
「そうだなぁ、どうしよう。・・・凜とかは嫌?」
「嫌じゃない・・・です。これからよろしくお願いします」
とても謙虚な子だ。桜とは真逆だ。
「パパ、凜と桜って安直すぎない?」
「た、たまたまだよ。たまたま」
何で知ってるんだろう。こっちのカルチャー文化にも精通しているのだろうか。
「・・・まあいいや。私カレー」
「俺もそうしようかな」
「を30皿」
「・・・そういえば、空母の胃の中には掃除機があるんだったっけ」
隣に視線をやると、ゆうに100を超える皿を積み上げた加賀がいた。
「深海の方から装備を借りれました!」
「よかったわね、どうするの?」
「かいたいするよ!」
「・・・えっ大丈夫なの?」
やっと全員出せました。ここからはスローペースで増員していこうと思います。
というかここの鎮守府戦艦いませんね。空母と駆逐がおおいです。
ということで、今回はここまでです。最後に出てきた、謎の二人組の正体は・・・
ん?こんな時間に誰だろう。ちょっといってきますね。