鋼鉄のブルーウォーリアー   作:加賀翔太

5 / 7
えっと、山風だよ?最近出番ないから少しやさぐれてるよ・・・

こうなったらまたお酒を飲むしかないのかな?

二次創作だと私がパパって言う作品が多いのに、そこ被ってたら食われて出番も減るよ・・・

・・・でもこれからはパパって呼んでみようかな・・・



Who are you?

昼食を終えて、執務室に戻る提督一行。

 

恐ろしいことに、加賀はあの量を一時間もせずに平らげた。

 

「お前の胃袋内には何が住んでるんだ・・・?」

 

「案外掃除機とかだったりして」

 

「・・・ダ〇ソンです」

 

成程、通りで・・・ってんなわけあるかい。

 

でも、まさかこういう会話に加賀が乗っかってくるとはな。

 

着任時のツンツンしてた姿からは想像すらつかなかった。

 

成長したな・・・加賀。

 

「加賀ちゃんはシャンプー何使ってるの?」

 

「適当に目についたものを」

 

「こだわらないタイプなんだ」

 

「その分食費にしたいタイプです」

 

「なるほどねー」

 

隣ではもっぱら女子トークが展開されている。

 

そうこうしているうちに執務室へと到着した。

 

「じゃあ、俺はここで」

 

「うん、また夜にね」

 

「私はデザートタイムにします」

 

「「まだ食べるの!?」

 

「嘘です。行きましょう優花さん」

 

「加賀ちゃんの場合、嘘に聞こえないんだよなぁ・・・」

 

そう言いながら、2人は遠ざかって行った。

 

「・・・桜もそろそろ離れない?」

 

「お仕事手伝うよ?」

 

「腕に抱きつかれてたら手伝うも何もないでしょ・・・」

 

少し頬を膨らませて、桜は離れた。

 

「・・・お茶入れてくる」

 

「あぁ、頼むよ」

 

パタパタとスリッパを鳴らしながら、食器棚へと向かう。

 

その間に、俺は書類の山を大雑把に仕分けする。

 

「お待たせ、アイスティーしかなかったけどいいかな?」

 

「その手は食わんぞ」

 

「何のことかなぁ?」

 

軽くあしらい本格的な作業に取り掛かる。

 

といっても、中身を確認して判子を押したり署名するものがほとんどなのだが。

 

「ふう・・・んだこれ!クソまずい!」

 

一息つこうとお茶を飲むが、あまりの苦さに吹き出してしまう。

 

「パパ大丈夫?」

 

「いや・・・お前なんかしただろ?」

 

「してないけど・・・あっ」

 

「あっ、てなんだ。なんかした時のリアクションだぞお前」

 

「私じゃないからね」

 

桜はちょっとニヤニヤしながら給湯室に戻っていった。

 

何なんだ一体・・・

 

気を取り直して作業に戻る。

 

さて、この書類は・・・何かおかしいな。まあいい、とりあえず・・・

 

「イタァイ!」

 

ノックをすると電気が走るペンにすり替えられていた。

 

しかし誰が?桜には不可能だし・・・

 

 

「くくく・・・」

 

「机の下!?誰だお前!」

 

「あーあ、見つかっちゃった」

 

そう言いながら、机の下から謎の生物が現れた。

 

「お前は・・・リ級か」

 

「そう!リ級のりっちゃんって覚えてね!」

 

「で、このいたずらは君がやったんだな?」

 

「そうそう!楽しかったでしょって・・・何する気?」

 

「拳骨だ」

 

ゴツン、と一発お見舞いする。涙目になってしゃがみ込むリ級。

 

もしこんなところを誰かに見られでもしたら・・・

 

 

―ガシャーン―

 

 

という音とが響き、音がしたもとに視線を向けると桜がいた。

 

「パパ・・・女の子泣かせたんだ?悪いことは言わないから自首したら?」

 

その目はまるで、思春期の娘が父親に向けるもののようだった。

 

「怖かったよぅ・・・」とウソ泣きをするリ級。

 

もう一発くらいかましたほうがいいのでは?

 

「りっちゃん・・・」とリ級を抱きしめる桜。

 

一体俺は何を見せられているのだろうか。

 

「い、イタイイタイ!」

 

「またいたずらして・・・ほんとにもう・・・」

 

ため息をつきながら、抱きしめる力を強くする。

 

「ごめんなさい!もうしません!」

 

どうやらいつもこんな感じでいたずらをしているようだ。

 

「で、りっちゃんは何をしに来たの?」

 

「名前つけてほしい!から!来ました!」

 

「そうか!じゃあポチでいいか?」

 

「ダメです!」

 

「冗談だよ。お前はアヤメだ」

 

アヤメという花には活発なイメージがある。そのためそう命名した。

 

「今日からりっちゃん改めアヤメです!ありがとうございました!」

 

そういうと勢いよく扉を開けて出て行った。

 

「なんていうか、パワフルだな」

 

「末っ子ポジションで育ったせいだと・・・思う」

 

ふーむ、深海にもあるんだなぁ。そういうの。

 

さて、仕事に戻ろうか。びりびりしないペンを持った刹那、再び勢いよく扉が開いた。

 

「「提督!ちょっといい!?」」

 

「今度は何なんだ一体!」

 

そこには駆逐艦の敷波と、同じく駆逐艦の岸波がいた。

 

名前が似ているという理由で仲良くなった2人だが、一体どうしたのだろうか。

 

「提督、オーズの最終フォームはプトティラだよね!?」

 

「いいえ、タジャドルですよね!?」

 

 

 

「お前ら・・・それは宗教戦争になるから辞めろって言っただろ?」

 

「いーや、ここだけは譲れない!プトティラ!」

 

「違いますー!タジャドルですー!」

 

「「ぐぬぬ・・・」」

 

「ぷとてぃ・・・?たじゃ?」

 

桜が頭にはてなマークを浮かべ、混乱している。

 

「ライドウォッチはプトティラだったじゃん!」

 

プトティラ派のジョーカーともいえるカードを切った敷波。

 

それに対し、岸波は悔しそうな顔で反論を考えていた。

 

「まあまあ、落ち着け。こういうのはきのこたけのこと一緒で終わりはないんだ」

 

よし、何とか場を収めたぞ。

 

少しどや顔で2人を見ると、きょとんとした顔をしていた。

 

あれ、何か間違えたこと言ったかな?

 

「きのことかありえない・・・」

 

「普通たけのこよね?」

 

「なんだァ・・・?テメェら・・・」

 

「提督、顔がやばいですよ」

 

「まさかきのこ派だったとは・・・」

 

「ここは逃げたほうがよさそうね」

 

「じゃ、じゃあ提督、さよなら~」

 

逃げるように去っていく2人を見送って、時計を見るともう17:45だった。

 

「やばい、全然終わらない」

 

また睡眠時間を削らないと・・・

 

でももう少ししたら慰安旅行あるし頑張れ俺!

 

「パパ~ごはんいこ~」

 

「はいはい、分かりましたよ」

 

俺のやる気はウルトラマンもびっくりの2分で打ち砕かれた。

 

「ふあ~あ」欠伸をし、伸びをする。首に手を当てて、左右に振ってみる。

 

「きゃっ」

 

前を見てなかった影響から、誰かにぶつかった。この声は羽黒か。

 

「すまない、ちょっと寝不足でな」

 

「い、いえ大丈夫です。実は私も寝不足で・・・」

 

「珍しいな、どうかしたのか?」

 

「ドライブ見てたら辞め時がわかんなくなっちゃって・・・」

 

彼女は俳優目当てで見ていたが、いつの間にかとりこになっていた~というタイプだ。

 

「そうか、あまり無理はするなよ?」

 

「は、はい・・・」

 

そうこうしているうちに食堂に到着した。

 

当たり前のように横に座り、べっとりくっついている桜のことはもう気にしないことにした。

 

 

「提督さん!これどうぞ!」

 

「お、卵焼きか。ありがとう瑞鳳」

 

「これ・・・おいしい」

 

「2人ともありがとう!」

 

「私も少し手伝ったよ」

 

と瑞鳳の後ろからひょっこり顔を出すヲ級。桜じゃないほうのヲ級だ。

 

「だから名前ちょうだい?」ともじもじしながら伝えてくる。

 

「そうだなぁ、どうしよう。・・・凜とかは嫌?」

 

「嫌じゃない・・・です。これからよろしくお願いします」

 

とても謙虚な子だ。桜とは真逆だ。

 

「パパ、凜と桜って安直すぎない?」

 

「た、たまたまだよ。たまたま」

 

何で知ってるんだろう。こっちのカルチャー文化にも精通しているのだろうか。

 

「・・・まあいいや。私カレー」

 

「俺もそうしようかな」

 

「を30皿」

 

「・・・そういえば、空母の胃の中には掃除機があるんだったっけ」

 

隣に視線をやると、ゆうに100を超える皿を積み上げた加賀がいた。

 

 

 

 

「深海の方から装備を借りれました!」

 

「よかったわね、どうするの?」

 

「かいたいするよ!」

 

「・・・えっ大丈夫なの?」




やっと全員出せました。ここからはスローペースで増員していこうと思います。

というかここの鎮守府戦艦いませんね。空母と駆逐がおおいです。

ということで、今回はここまでです。最後に出てきた、謎の二人組の正体は・・・

ん?こんな時間に誰だろう。ちょっといってきますね。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。