地味で最弱なパーティは最強の勇者パーティを超える 作:スーパーかみ
それでは!
最新話をどうぞ!
勇綺達が机の上に並べられていた八枚の硬貨を見据えていると、坊主頭の男性は、その中から二枚の硬貨を手に取る。坊主頭の男性が手に取った二枚の硬貨は、百円硬貨と同じサイズの鉛色の硬貨と五百円硬貨と同じサイズの鉛色の硬貨だった。
「先ずは、この二枚の【鉛貨(えんか)】について説明をする。小さい陶貨は【小鉛貨】で、この大きい鉛貨が【大鉛貨】だ。小鉛貨一枚の価値は一ゴルドで、大鉛貨一枚の価値は五ゴルドになる」
坊主頭の男性は、手に取った二枚の鉛貨について説明して行く。百円硬貨と同じサイズの鉛貨は、小鉛貨と呼ばれていて、この硬貨一枚の価値は日本の一円硬貨と同じ価値のようである。次に、五百円硬貨と同じサイズの鉛貨は、大鉛貨と呼ばれていて、小鉛貨の五倍の価値があるようだ。
「次は、【鉄貨(てっか)】と【錫貨(すずか)】についての説明だ。サイズが小さい鉄貨は【小鉄貨】。小鉄貨よりも大きい鉄貨は、【大鉄貨】と呼ばれている。小鉄貨一枚の価値は十ゴルド。大鉄貨一枚の価値は、小鉄貨の五倍の五十ゴルドだ。この大鉄貨よりも価値がある、小さな錫貨は【小錫貨】と呼ばれていて、一枚の価値は百ゴルドになる。更に、この小錫貨よりも価値がある、大きな錫貨は【大錫貨】と言って、価値は小錫貨の五倍の五百ゴルドだ」
坊主頭の男性は次に、黒色の硬貨二枚と灰色の硬貨二枚を手に取る。坊主頭の男性の説明によると、手に取った二枚の黒い硬貨は、小鉄貨と大鉄貨と呼ばれているようだ。
小鉄貨のサイズは、先程説明した小陶貨と同じ、日本の百円硬貨と同等のサイズであった。次に大鉄貨も先程説明した大陶貨と同じ、日本の五百円硬貨と同じ大きさのようである。
小鉄貨の一枚の価値は、日本の十円硬貨と同じ価値であり、大鉄貨は一枚の価値が、小鉄貨の五倍の価値を持っていた。
鉄貨の説明を終えた坊主頭の男性は、続いて二枚の灰色の硬貨についての説明を始める。二枚の灰色の硬貨は、それぞれ小錫貨と大錫貨と呼ばれているようだ。
二枚の錫貨の大きさはそれぞれ、小錫貨が小鉄貨と同等のサイズで、大錫貨は大鉄貨と同じサイズのようである。
そして二枚の錫貨の価値は、日本の硬貨に当てはめると、小錫貨一枚の価値が日本の百円硬貨と同じ価値で、大錫貨一枚の価値は日本の五百円硬貨と同等の価値を持っていた。
「続いて、【銅貨】についての説明だ。小さい銅貨は【小銅貨】で、この大きい銅貨は【大銅貨】と呼ばれている。この二枚の銅貨の価値は、小銅貨が一枚千ゴルド。そして、大銅貨が一枚五千ゴルドの価値を持っている」
鉄貨と錫貨の説明を終えた坊主頭の男性は、二枚の銅色の硬貨についての説明をしていく。二枚の銅色の硬貨はそれぞれ、小銅貨と大銅貨と呼ばれていた。
小銅貨の大きさは他の小さい硬貨と同じく、日本の百円硬貨と同等のサイズであり、大銅貨も他の大きい硬貨と同じで、日本の五百円硬貨と同じ大きさだ。
この二枚の銅貨の価値は、先程説明した錫貨の十倍の価値を持っているようで、小銅貨が日本の千円紙幣と同等の価値があり、大銅貨は日本の五千円紙幣と同じ価値を持っていた。
「最後は、この銅貨よりも価値がある【銀貨】と【金貨】についての説明をしたいのだが……、生憎、今の俺の手持ちには銀貨と金貨は持っていない。だから、お前らに実物を見せずに説明をさせてもらうが……、良いよな?」
「ああ、別に構わねぇ」
「私も、問題ないです」
「僕も、説明だけでも構いません」
坊主頭の男性は銀貨と金貨の実物を、手持ちに持っていないらしく、それらを見せずに硬貨の説明を龍哉達にするようである。
龍哉、秋、そして勇綺の三人は、坊主頭の男性が銀貨と金貨の実物を見せずに説明をする事に、特に不満もなく承諾をするのであった。
「良し! じゃあ、【銀貨】の説明からしようか。銀貨は、俺達みたいな庶民には手に入りにくい硬貨でな、主に貴族等が持っている事が多い。それで、銀貨の価値についてだが……。【小銀貨】一枚の価値は一万ゴルドで、【大銀貨】一枚の価値は五万ゴルドだ」
坊主頭の男性の話によると、銀貨は庶民には手に入りにくい硬貨で、主に貴族等が持っている事が多いようである。
この銀貨の価値については、坊主頭の男性の説明によると、小銀貨一枚の価値は、日本紙幣の一万円紙幣と同等の価値を持っていた。次に、大銀貨一枚の価値は、小銀貨の五倍の価値を持っているようである。
「最後は、【金貨】についての説明だ。金貨は、硬貨の中でも一番価値がある硬貨で、主に王族等が持っている事が多いんだ。それで金貨の価値だが……。【小金貨】一枚の価値が十万ゴルド。そして、【大金貨】一枚の価値が五十万ゴルドって所だな。……どうだ? 分かったか?」
「おう! 分かった! 分かった!」
「はい!」
「大丈夫です! 全部覚えました!」
銀貨の説明を終えた坊主頭の男性は、次に金貨の説明を始める。金貨と呼ばれる硬貨は、硬貨の中でも一番の価値を持っており、主に王族等が所持している事が多いようだ。この金貨の価値は、小金貨一枚で十万ゴルド。そして、大金貨一枚が小金貨の五倍の、五十万ゴルドの価値があるようだ。
一通り硬貨の説明を終えた坊主頭の男性は、自分の説明を理解しているかを確認する為、龍哉達に質問をする。
坊主頭の男性からの問い掛けに、龍哉、秋、勇綺の三人は、元気よく返事をした。どうやら坊主頭の男性の説明を、しっかりと理解できていたようである。
「そうか……、俺の説明が理解できたのならば、もうここに用は無いな。さぁ、店から早く出ていってくれ! この無能な救世主共が!!」
確認を終えた坊主頭の男性は悪態をつきながら、龍哉達を店から追い出そうとする。
「はいはい、分かってますよ! この糞ハゲ!! 武器を買ったらこんな店、すぐに出ていってやるよ!! 勇綺! 秋! さっさと武器を買うぞ!!!」
「う、うん!」
「硬貨の説明ありがとうございます! あっ! 二人とも待ちなさい!」
龍哉は、こちらに悪態をつく坊主頭の男性を罵倒した後、買いたい武器を探すために、店の中を歩き出した。
勇綺は、歩き出した龍哉の後を、戸惑いながらもついて行く。
そして秋は、坊主頭の男性に感謝の言葉を伝えると、龍哉と勇綺の後をついて行くのであった。
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